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CATALYST & THEME

「人はなぜ都市をつくるのか?」
~進化の過程を通じて都市の未来を考える~

更新日 : 2021年05月17日 (月)

藤沢久美(シンクタンク・ソフィアバンク 代表)



7人のカタリストがそれぞれテーマを持ち寄り、ゲストや参加者とともに社会における様々な「つながり」を見直し、「常識を再構築する」カタリスト・トーク。藤沢久美さんのテーマは「人はなぜ都市をつくるのか?」。大きな変革期にある今、既存の価値観の枠組みから離れて、ゲストを迎えてフラットに考える場をつくります。


人類は遠い昔、近親者を中心とした相互扶助コミュニティである村を作り、仲間と協力して食料を確保してきました。村はその後、次第に都市へと変貌を遂げ、現代にいたるまで都市は進化をしてきました。いまでは、世界の人口の3分の2が都市に住むと言われています。

世界各地に存在する都市は、これまでどのような機能を果たしてきたのでしょうか。過去の都市に存在しながらも、現在にいたるまでに失われてしまったものとは?逆に過去だけでなく、現在にいたるまで都市を形作る重要な役割を果たしているものとは?

本企画では、「そもそも都市とは何か?」という問いを思想哲学的な観点から考えることで、普遍的に求められる都市の機能を整理し、未来の都市に求められる機能、都市を魅力的にするものとは何かを考えます。

イベント

CATALYST BOOKS

各カタリスト・トークで、「テーマの理解促進につながる1冊」を
ゲストにご紹介いただいています。

PROFILE

藤沢久美(シンクタンク・ソフィアバンク 代表)
藤沢久美(シンクタンク・ソフィアバンク 代表)

国内外の投資運用会社勤務を経て、1995年に日本初の投資信託評価会社を起業。1999年、同社を世界的格付け会社スタンダード&プアーズに売却後、2000年にシンクタンク・ソフィアバンクの設立に参画。現在、代表。
2007年には、ダボス会議を主宰する世界経済フォーラムより「ヤング・グローバル・リーダー」に選出され、2008年には、世界の課題を議論する「グローバル・アジェンダ・カウンシル」のメンバーにも選出される。2016年には、文部科学省を中心とした政府主催の官民プロジェクトの国際会議「スポーツ・文化・ワールド・フォーラム」の準備室リーダーとして、のべ7500人が集う会議を成功に導いた。

また、政府各省の審議委員、日本証券業協会やJリーグ等の公益理事といった公職に加え、静岡銀行や豊田通商など上場企業の社外取締役なども兼務。国内外の多くのリーダーとの交流や対談の機会が多く、取材した企業だけでも、1,000社を超え、ネットラジオ「藤沢久美の社長Talk」のほか、書籍、雑誌、テレビ、各地での講演を通して、リーダーのあり方や社会の課題を考えるヒントも発信している。
近著は、『最高のリーダーは何もしない』(2016年2月)。など著書多数。2020年3月早稲田大学大学院スポーツ科学研究科を首席で修了。