2007年02月27日 (火)  15:00～17:00

日本を代表するグローバル企業キヤノンで会長御手洗冨士夫氏の下、人財マネジメントに取り組む藤井康弘氏をゲストにお迎えします。
1995年、御手洗氏が社長就任と同時に取り組んだ経営改革から今日の人事改革、人事戦略が生み出されており、経営のポリシーと一貫性をもった施策を継続的に実施していくことが、人財マネジメントの一番のポイントと藤井氏は語ります。

「会社を利益体質に変えるには何が必要か」という御手洗氏の号令のもと、「終身雇用」「実力主義」を達成するための様々な人事制度や意識改革に取り組まれてきた藤井氏に、経営者のポリシーをどう具現化したのか、キヤノンの人事戦略と制度や仕組みの運用の実態について伺います。
単に制度や仕組みを整備するのみならずどのようにして社員の意識を変えていったのか、トップと従業員の間で導き出したソリューション（解決策）や具体的な活動などについてお聞きします。

また、目下の課題である次世代リーダー教育について、現在の取り組みと今後の方針についてお聞きするとともに、企業の人財マネジメント機関が担う役割、そしてグローバル企業における人財マネジメントの本質とはなど幅広くお話いただきます。

※ゲストスピーカーによる一方通行のセミナーではなく、少人数制、質疑の時間も設けたインタラクティブなスタイルの講座です。受講者は、講義における不明な点やご自身が抱えている課題などをゲストにお問合せいただき積極的にご発言ください。

主な内容

・キヤノン流、人財マネジメント
・「終身雇用」と「実力主義」の並存～キヤノンの「実力終身雇用」とは
・「成果主義」と「実力主義」の違い
・社員の意識を変える取り組み、制度、仕組み
・自立した個人とは
・次世代リーダー教育の取り組み
・リーダーの条件
・これからの組織人財マネジメント