2007年03月13日 (火)  15:00～17:00

業界に新風を巻き込む“イノベーター（起業家）”を多く輩出するリクルートには、何でもやらせてみる、年齢や性別に関係なく能力で仕事を評価する、営業主体の企業であるにも関わらず常に新たなチャレンジをもって挑む企業文化があります。
本講座では、リクルートの人事に長く携わリ、現在「Works」の編集長として人・組織・キャリアの新たな動きを追う工代氏をお迎えします。
なぜ、様々なタイプのイノベーターが生まれるのか。こうした企業文化が、創業時からどのように作られ、守られているのか。リクルートならではのユニークなマネジメントスタイルや「組織と人」の関係、仕組みは制度などについて、他の企業や昨今の最新事例を交えて具体的に伺います。

いま社会は急速にグローバル化しつつあります。しかし、デファクトスタンダード競争や規模の経済だけが競争戦略ではありません。日本の得意としてきた「モノづくり」「コトづくり」からのイノベーションこそが求められているのではないでしょうか。リクルートにもその血脈があります。一見異端にみえる同社ですが、日本企業の、人を活かす経営、イノベーションを生む人事のヒントになるのではないでしょうか。会場の皆さんと意見を交わし、一緒に考えていきたいと思います。

主な内容

・リクルートの企業風土－「自ら機会を作り出し、機会によって自らを変えよ」
・従業員の成長を会社のミッションとする－「人材マネジメントポリシー」
・社員の自律性と、マネジメントのレベル向上を同時に求める－「キャリアweb」
・ミドルマネジャーに求めるイノベーション－「ぐるぐる図」

※ゲストスピーカーによる一方通行のセミナーではなく、少人数制、質疑の時間も設けたインタラクティブなスタイルの講座です。受講者は、講義における不明な点やご自身が抱えている課題などをゲストにお問合せいただき積極的にご発言ください。