2015年02月18日 (水)  8：00～9：30

※受付は7：45～開始します。
※本講座は通常よりお申込み期日が早めに設定されています。ご注意ください。

コラボレーション型リーダーシップを旗印とする世界最高峰のビジネススクール、ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院日本同窓会とアカデミーヒルズが送る知の交流。

同校教授を始め、日本や世界を変えて行こうと果敢、かつ情熱的に活躍する卒業生や関係者を招き、ケロッグならではのカジュアルな雰囲気のなかで講演やディスカッションを通じて、チャレンジ精神溢れるマネジメントの最先端や大胆なリーダーシップの真髄に触れる朝食会のシリーズです。

25回目を数える本セッション、2015年の第一弾となる今回は、日産自動車株式会社の専務執行役員である秦 孝之氏をお迎えして開催いたします。

秦氏は、日商岩井（現・双日）から米ゼネラル・エレクトリック（GE）、SABIC（サウジアラビア基礎産業公社）日本法人社長を経て、2011年、日産自動車のカルロス・ゴーン社長自らのスカウトにより、変速機子会社のジヤトコ社長に就任。ジヤトコでは、海外生産拠点を強化し、同社を自動車の基幹部品である無段変速機の最大手へと育てあげました。そして、再びゴーン社長のオファーを受け、市場の成長が著しいアフリカ、中東、インド地域を統括する責任者として、2014年2月1日付で日産自動車に抜擢されました。

輝かしいご経歴を持つ秦氏ですが、過去には挫折のご経験もあり、以前は、「リーダーは、生まれつきすごい人がなるものであり、普通の人間である自分とは縁遠いもの」とお考えだったそうです。しかし、41歳で移った米GEで成長し、訓練を受けてリーダーになれたという体験から、今では、「人間は誰でも訓練すればリーダーになれる」という信念を持ち、絶え間なく次のリーダーを輩出していく組織作りを目指してご尽力なさっています。

現在のリーダーとしての在り方を形作ってきた秦氏のご経験を振り返りつつ、経営のプロの目線から、リーダーシップの真髄、自ら率先して進めるリーダー育成の取組み等について詳しく語っていただきます。