セミナー・イベント

IESEビジネススクールセッション
AI時代における企業経営者の意思決定とは

グローバル 経営戦略

日時

2019年05月17日 (金)  19:00~21:00

※受付開始は18:30頃を予定しております。
※本講座は英語で行います。通訳は入りませんので、ご注意ください。

終了しています

内容

世界トップクラスのビジネススクールでスペイン、バルセロナに本拠を置くIESEビジネススクールとのコラボレーションで実施しているセミナーシリーズ。

今回は「AI時代における企業経営者の意思決定」をテーマに、AIによって変わる組織の在り方と経営者の意思決定を考えます。

人間には過去の経験や環境によって作られたバイアスが存在しますが、ビッグデータによって裏打ちされたアルゴリズムであるAIは、そうしたバイアスなく物事を分析、予測することが出来ると言われています。

企業経営者の役割の一つが不確実な世界における意思決定であるとすれば、AIは経営者の意思決定にどのようなインパクトを与えるのでしょうか?また、そのときに経営者にはどのような知識、スキル、マインドセットが求められるのでしょうか?

本セミナーでは、ハーバード・ビジネス・スクールのケースにもなったAIを活用した人材採用ツール「GROW]を開発したInstitution for a Global Society(IGS)株式会社代表取締役の福原正大氏と、IESEの学長で意思決定論の専門家でもあるフランツ・ホイカンプ教授をスピーカーにお迎えします。

福原氏は資産運用会社バークレイズ・グローバル・インベスターズで最年少のマネージングダイレクターになり、その後2010年にIGSを設立した起業家です。AIの専門家としてAIを活用した人事の採用・評価ツールGROWを開発しサービスを広める傍ら、特任教授として大学院大学至善館で教鞭を執ってもいます。本セミナーではAIがどのように組織の在り方を変えていくのかについてお話しいただきます。

ホイカンプ教授はMITの工学博士で、IESEでは不確実性のもとでの意思決定を研究しています。2016年にIESEの学長に就任後、多くの経営者との対話を通じて得たインサイトと、自身の研究である脳科学と意思決定の関係をもとに、AIが企業のマネジメントとリーダーシップに与えるインパクトについて語っていただきます。

IESEと2018年からパートナーシップを締結している大学院大学至善館の理事長である野田智義氏の進行の下、AIが組織の在り方と経営者の意思決定に与えるインパクトについて、またそのときに経営リーダーに求められる知識やスキル、マインドセットについて議論します。



講師紹介

スピーカー
福原正大 (ふくはら・まさひろ)
Institution for a Global Society株式会社 代表取締役社長

慶應義塾大学卒業後、東京銀行(現:三菱UFJ銀行)に入行。
フランスのビジネススクールINSEAD(欧州経営大学院)でMBA、グランゼコールHEC(パリ)で国際金融の修士号を最優秀賞で取得。筑波大学で博士号取得。
2000年世界最大の資産運用会社バークレイズ・グローバル・インベスターズ入社。35歳にして最年少マネージングダイレクター、日本法人取締役に就任。
2010年に、「人を幸せにする評価で、幸せをつくる人を、つくる」ことをヴィジョンにIGSを設立。主な著書に『ハーバード、オックスフォード…世界のトップスクールが実践する考える力の磨き方』(大和書房)、『AI×ビッグデータが「人事」を変える』(朝日新聞出版社)、『日本企業のポテンシャルを解き放つ——DX×3P経営』(英治出版、2022年1月11日刊行)など著書多数。慶應義塾大学経済学部特任教授を兼任。米日財団 Scott M. Johnson Fellow。
  Institution for a Global Society

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スピーカー
Franz Heukamp (フランツ・ホイカンプ)
IESE学長

Biography in English
ドイツ出身。マサチューセッツ工科大学工学博士。
IESEで意思決定論を教える傍ら、事務局長やMBAプログラム担当副学長を務めるなどして、2016年より現職。
企業経営者にとって最適な意思決定とは何か、不確実性の下での意思決定について行動経済学と脳科学の分野から探求するのが専門。また、国別の幸福度についても研究している。IESEの学長としては以下の4つの柱を自らの任務として掲げている。

・IESEの活動範囲の一層の国際化
・高齢化社会における生涯教育の提供
・マネジメント教育、リーダーシップ研修のデジタル化
・社会へのインパクト

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モデレーター
野田智義 (のだ・ともよし)
大学院大学至善館 創設者・理事長
全人格リーダーシップ教育機関アイ・エス・エル(ISL) 創設者

東京大学法学部卒業後、日本興業銀行入行。マサチューセッツ工科大学(MIT)スローンスクールより経営学修士号(MBA)、ハーバード大学より経営学博士号(DBA)取得。ハーバード大学ジョン・F・ケネディ行政大学院特別生、ロンドン大学ビジネススクール助教授、インシアード経営大学院(フランス、シンガポール)助教授を経て帰国。

財界トップ有志の支援を得て、2001年7月NPO法人アイ・エス・エル(ISL、Institute for Strategic Leadership)を創設。MBAを超えた独自の全人格経営リーダーシップ教育を実践し、これまでに上場企業の経営トップ、地方企業の経営者、 社会起業家など1,600人を超える卒業生を輩出してきた。

2018年8月には、ISLでの18年間の実績を基礎に、新たにスペイン,インド、ブラジル、イスラエル等の教育機関をパートナーに迎え、グローバルビジネススクール至善館を東京・日本橋に開学。米国型MBA教育のあり方を、ここ日本とアジアから再構築し、ヒューマニティに基軸を置く未来型の経営リーダーシップ教育の確立に挑戦している。

その他、2012年4月~2017年3月の5年間、公益社団法人経済同友会 東北未来創造イニシアティブ協働プロジェクトチーム委員長を務める。稲盛財団イナモリ・フェロー(第二期)。社会イノベーター公志園統括運営責任者。

経営学者時代は組織戦略論が専攻で、既存企業における戦略策定・資源配分・事業創造・戦略統合プロセスについての研究成果を、Academy of Management Journal, Strategic Management Journal, Harvard Business Reviewなどに発表。インシアード経営大学院においては、最優秀教授賞を3年連続で受賞した経歴を持つ。
著書に「リーダーシップの旅」(金井壽宏共著 光文社新書)がある。

京都市出身、1959年生まれ。

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開催実績

中竹竜二 (株式会社チームボックス 代表取締役
日本ラグビーフットボール協会 コーチングディレクター

)
Marc Sosna(マーク・ソスナ) (IESEビジネススクール ラーニングイノベーションユニット ディレクター)
加賀谷順一 (IESEビジネススクール エグゼクティブ教育部門アジア統括)
開催日 :  2019/09/02 (月)

Yih-teen Lee (IESEビジネススクール組織経営学准教授/Associate Professor of Managing People in Organizations at IESE Business School)
筒井岳彦 (日本たばこ産業株式会社(JT) 執行役員)
開催日 :  2017/01/17 (火)

Yih-teen Lee (IESEビジネススクール組織経営学准教授/Associate Professor of Managing People in Organizations at IESE Business School)
開催日 :  2014/01/24 (金)

募集要項

日時 2019年05月17日 (金)  19:00~21:00

※受付開始は18:30頃を予定しております。
※本講座は英語で行います。通訳は入りませんので、ご注意ください。

受講料 4,000円
定員 110名

※定員になり次第締切らせていただきます。

主催
  • アカデミーヒルズ
協力
  • IESEビジネススクール
  • 大学院大学至善館
会場 アカデミーヒルズ(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階)

※お申込期限:2019年5月17日(金)15:00まで
※定員になり次第締切り

お支払い方法

お申込・お支払い方法
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(※コンビニ・ATM払いは、開催日の5日前までご利用いただけます。)
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【その他】
・円滑な進行のためにいただいた情報を講師の方々に提供させていただきます。