日時
内容
「イ・ブル展:私からあなたへ、私たちだけに」を開催します。
イ・ブル(1964年生まれ)は、1990年代、ニューヨーク近代美術館やリヨン・ビエンナーレ、ヴェネチア・ビエンナーレなど数々の国際的な美術館での展覧会や国際展に参加し、以降、現代アジアを代表する韓国人アーティストとして国際的な評価を確実なものにしてきました。1980年代末以降、韓国が国家として民主化、近代化、経済発展を遂げていく過程でアーティストとしてのキャリアを築いたイ・ブルは、20世紀のさまざまなユートピア理論や文学、社会政治学に言及し、同時に韓国の近代史や自身の個人史を編み込みながら、理想の社会の在り方や人間像を問い続け、その普遍的な価値を模索してきました。
本展では、自身の身体を使った初期のパフォーマンスから、人間を超越した存在としての彫刻シリーズ、建築や都市模型をイメージさせる近年の作品まで、究極の身体、理想の社会を追い求めてきたイ・ブルの思考プロセスを、新作を含む代表作約45点を通して一望する世界初の大規模個展です。
本シンポジウムでは、展覧会のために来日したイ・ブル本人と、欧米を中心としたユートピア論の研究で知られているリチャード・ノーブル、究極の身体とも言うべきサイボーグ技術をとおして未来社会を見据えるサイボーグ論研究者の高橋透を招き、ユートピア論が生まれた20世紀末の時代背景に言及しつつ、イ・ブルの作品の魅力を浮き彫りにします。混迷するこの時代にそれぞれが思い描く理想の社会について、一緒に考えてみませんか。
※日英同時通訳付
※手話同時通訳をご希望の方は1月30日(月)までにppevent-mam@mori.co.jpへご連絡ください。
講師紹介
講座趣旨
※森美術館とは
森美術館とは文化都心 六本木ヒルズのシンボルとして、森タワーの最上階に位置する美術館。 「現代性」と「国際性」をテーマに、現代アート、ファッション、建築、デザイン、写真、映像など様々なジャンルの斬新な展覧会を開催しています。
展覧会会期中は休館日がなく、また22時まで開館(火曜日を除く)している他、同じチケットで展望台 東京シティビューにも入館できます。
※MAMCメンバーとは
MAMC(マムシー)メンバーとは、森美術館(Mori Art Museum)と、現代(Contemporary)美術を、よりお楽しみいただくためのメンバーシップ。展覧会の無料入館や、メンバーイベントへのご案内など、特典を多数ご用意しています。
MAMCメンバーの詳細は、森美術館ウェブサイトをご覧ください。
募集要項
日時 |
2012年02月05日
(日)
14:00~16:00 |
---|---|
受講料 |
料金(税込):一般1,000円 ※一般の方のみ受付します。 |
定員 | 150名(要予約) |
注意事項 |
複数名で一緒にご参加いただく場合にも、一括でお申込を頂くことはできません。お一人様ずつWEB上のお申込みフォームよりご登録いただくことにより、お席を確保させて頂いております。 |
主催 |
|
会場 | アカデミーヒルズ49(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階) |
※申し込み締切:2012年2月3日(金)15:00
※当日の受付は13:30より開始します。
お支払い方法
クレジットカードによるお支払いのみです。
※いかなる理由においても、お申し込み後のキャンセル及び返金は承っておりません。
※森美術館のセミナーは1回ごとに異なるセミナーになりますので、日程の振り替え、変更は承ることはできかねます。お申し込みの際にはご注意ください。
※クレジットカードはVISA、MASTER、JCB、AMERICAN EXPRESSのみのお取扱となります。
※お支払方法は「一回払い」のみとなります。(「リボルビング払い」「分割払い」等はご利用いただけません)
【その他】
※領収証をご希望の方は、「申込画面」内の<請求書・領収証発行>欄でラジオボタンの「WEB上で発行する」をお選び下さい。
「WEB上で発行する」をお選びいただきますと申込完了後に、領収証のダウンロード画面が表示されます。ダウンロード画面を一旦閉じると再度ダウンロード画面に戻ることが出来ませんのでご注意ください。
森美術館展覧会情報
自身の身体を使った初期のパフォーマンスから、人間を超越した存在としての彫刻シリーズ、建築や都市模型をイメージさせる近年の作品まで、究極の身体、理想の社会を追い求めてきたイ・ブルの思考プロセスを、新作を含む代表作約45点を通して一望する世界初の大規模個展です。
シンガポール在住のホー・ツーニェンは、歴史や物語にもとづく作品を通して、共有された記憶としての史実や現実にひそむ虚構性を明らかにします。詩的かつ演劇的な映像世界は、歴史や物語に含まれる教訓や哲学を提示しつつ、現実とは何かを考える機会を与えてくれるでしょう。
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