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本田直之&四角大輔が語る、人生とビジネスを好転させる方法

ノマドライフスタイルの実践で発想が変わる、ビジネスが変わる

アカデミーヒルズセミナーキャリア・人教養
更新日 : 2012年06月19日 (火)

第2章 ノマドライフは誰でもできる

本田直之(レバレッジコンサルティング株式会社 代表取締役社長兼CEO)

本田直之: ここからは少しさかのぼって、ハワイに行こうと決めた頃のお話をします。10歳ぐらいのとき、沖縄に単身赴任していた父のところに初めて行って、子ども心に「島っていいな」と感じたようで、大学3年のときに思い立って、フィジーに1カ月間行きました。そのとき「島に住みたい」と思ったんですけれど、フィジーは何十年もいたら飽きると思って、次の年にハワイに1カ月間行きました。このとき「ハワイに住みたい」と思い、それからいろいろ考えて動くようになったんです。

とは言うものの、当時はパソコンは触れないし、英語は全くしゃべれませんでした。大学卒業後に就職した外資系企業では、英語で電話がかかってきたらガチャンと切っていました(笑)。それぐらいできなかったんです。

その後アメリカのビジネススクールに留学しましたが、1日3ドルぐらいの極貧生活で、マクドナルドにも行けない生活でした。ビジネススクールを卒業後、結婚しましたが、やっぱりお金がないんです。しかも卒業したばかりだから家を借りられない。それでかみさんが世帯主になって家を借りました。家具も電化製品も全部買いそろえてもらうという、ヒモみたいな生活でした。

今、33冊の著書の累計は190万部を超えていますが、初めて本を出したのはたった6年前、2006年のことです。1冊目を出す前、あるカリスマ編集者に「本を出したい」と話したときは門前払い。ちょっと前までは、こんな状況だったんです。

なぜこんな話をするかというと、「あいつにできるんだったら、俺も、私もできるじゃん!」と思ってもらいたいからです。「もともとすごくできた人だから、ノマドライフもできるんでしょう」と思われがちなんですけれど、そんなことは全くありません。はっきり言って、ノマドライフは誰でもできます。ただし、後から詳しく説明しますが、準備やトレーニングなど、事前にやらなければいけないことがいろいろあります。でも、それさえやれば誰でもできます。

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関連書籍

『やらなくてもいい、できなくてもいい。』

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『自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと』

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サンクチュアリ・パブリッシング



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本田直之 (レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役社長兼CEO)
四角大輔 (Lake Edge Nomad Inc.代表取締役/ブランディング・アドバイザー)

本田 直之(レバレッジコンサルティング代表取締役社長兼CEO)
四角 大輔(Lake Edge Nomad Inc.代表取締役兼CEO)
本セミナーでは「ノマドライフスタイル」を実践することでビジネスパーソンが得られることを本田氏が解説。またスペシャルゲストとして、本田氏と同様にノマドライフスタイルを追求する四角大輔氏にお越しいただき、会社員が「ノマド的発想」を身につける方法、そこからどのように自分のビジネスや人生を好転させていくかをお話します。


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