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本田直之&四角大輔が語る、人生とビジネスを好転させる方法

ノマドライフスタイルの実践で発想が変わる、ビジネスが変わる

アカデミーヒルズセミナーキャリア・人教養
更新日 : 2012年06月29日 (金)

第8章 ノマドライフに必要なスキルとは?

本田直之(レバレッジコンサルティング株式会社 代表取締役社長兼CEO)

本田直之: ノマドライフには、いくつか必要なスキルがあります。1つは「ビジネスをつくる力」です。昔はゼロからビジネスをつくる能力が必要でしたが、今はインターネットのおかげで、チャンスがゴロゴロ転がっています。例えば、自分が撮った写真を売れるサイトがあります。自分が持っているものを世界中に売れる、そういうプラットフォームがあるんです。今はこういうものを知っているかどうかの差になっていると思います。

「タイムマネジメント力」も必要です。時間の使い方が下手な人は、ノマドには向いていません。「セルフマネジメント力」も大切です。誰にも管理されないのがノマドのいいところですが、自己管理できないとノマドは無理です。苦手でも構わないのですが、自分でわかっていることが重要です。僕は自己管理が苦手なので、苦手でもできるような仕組みをつくっています。

「お金のマネジメント力」も要ります。みなさんよく間違えるのですが、最初に覚えなければいけないのは、お金の稼ぎ方ではなく、使い方です。使い方が下手な人は、いくら稼いでも貯まりません。家計簿は絶対につけたほうがいいですよ。会社を経営したとき、お金の管理ができなければどうにもなりませんから。

「ノマドリテラシー」というのは僕の造語ですが、スマートフォンやノートブック、ネットワークを使って、どこでも仕事ができる能力も大切です。それから「個人のブランド」は絶対必要です。どんな能力があっても、知られていなかったらどうにもなりません。

「複数の収入フロー」も大切です。会社員は収入のフローは1つですよね。でも今は、会社だっていつなくなるかわからない時代です。小さくてもいいから、入ってくるフローをたくさん持つことです。僕はアメリカに留学していたとき、月2、3万円の収入源が4、5個ありました。今、あらためて、そういうことをやっておいてよかったと思います。「そんなに少ないお金なら、やってもしょうがいないじゃん」と思うかもしれませんが、そういうものの中から、何かが育ったりするんです。種を植えなければ、芽は出ません。

それから「考え方のクセ」も大事です。何かうまくいかなかったとき「景気が悪い」「上司が悪い」「会社が悪い」など、外部要因思考で考えると成長しません。内部要因思考で、自分がどう改善できるかを考えて、自分をアップデイトすることです。

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関連書籍

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本田直之 (レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役社長兼CEO)
四角大輔 (Lake Edge Nomad Inc.代表取締役/ブランディング・アドバイザー)

本田 直之(レバレッジコンサルティング代表取締役社長兼CEO)
四角 大輔(Lake Edge Nomad Inc.代表取締役兼CEO)
本セミナーでは「ノマドライフスタイル」を実践することでビジネスパーソンが得られることを本田氏が解説。またスペシャルゲストとして、本田氏と同様にノマドライフスタイルを追求する四角大輔氏にお越しいただき、会社員が「ノマド的発想」を身につける方法、そこからどのように自分のビジネスや人生を好転させていくかをお話します。


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