Jan Oosterveld(ヤン・ウースターフェルト)
IESE Business School教授 国際経営研究学会 学長 / 元Philips Asia Pacific 最高経営責任者(CEO) / 三菱ケミカルホールディングスグループ 地球快適化インスティテュート アドバイザー
プロフィール
1969年アイントホーフェン工科大学にて機械工学修士号を取得。1972年IESE Business Schoolにて経営学修士号を取得。2007年モスクワ国立経営大学より名誉博士号を取得。
1972年ロイヤル・フィリップス・エレクトロニクス入社。スペイン、オーストリア、オランダでの管理職を務め、1980年代に常務取締役となり、ビデオレコーダー事業グループとR&Dを担当。1989年フィリップスのキーモジュール事業グループを設立し、7年間で売上高10億ドルまで成長させる。このグループにてCDROM、CDR/RW及びDVDを開発。尚、DVDと命名したのはウースターフェルトである。
1997年フィリップス・グループ管理委員会に入る。企業戦略、アライアンス、ベンチャー、リストラ、及びLGエレクトロニクスとの2つの合弁事業を担当。フィリップスLCD(現在の韓国LGディスプレイ)では取締役会会長として2004年に実施したIPOがその年アジア最大のIPOとなる。香港拠点のLGフィリップス・ディスプレイでは監査役会副会長を務め、同じく香港拠点のロイヤル・フィリップス・アジア太平洋にて最高経営責任者(CEO)を務める。
現在は、IESE Business Schoolで教鞭を執る。専門は国際戦略、組織変革、アントレプレナーシップ。英国、ベルギー、オランダの上場企業の取締役としても活動。国際経営研究学会の学長、オランダのグローニンゲン大学の理事を務める。自身のコンサルティング会社も経営する。
関連講座
2015年11月
多様化する世界 -協働するためのマネジメント-
IESE Business School ヤン・ウースターフェルト教授 来日対談
講座開催日:2015年11月26日 (木)
企業間コラボレーションの必要性が高まる現代。異なる企業文化や国籍をもつ企業が協働して成果をあげるにはどのようなアクションが必要なのでしょうか。Philips等の多国籍企業において、組織の変革・成長を長年牽引してきた傍ら、学術的な観点から企業の国際化やマネジメントを俯瞰するIESEウースターフェルト教授と石倉教授が対談します。
バルセロナにある世界トップクラスのビジネススクールIESEの講義さながらのディスカッションを体験していただきます。
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