ダニエル&フローランス・ゲラン(Daniel & Florence Guerlain)
フローランス・ゲラン/ADIAF副代表/ダニエル・ゲラン/ADIAF財務担当官
プロフィール
ダニエルはゲランの創業者ピエール・フランソワ・パスカル・ゲランの5代目の後継者の一人。ゲラン家では常にアートが生活の中に重要な位置を占めており、調香師であった彼らは、美術コレクションだけではなく、食やガーデニングについても造詣が深かった。 ランドスケープ・アーキテクトをしていたダニエルは、コミュニケーション担当であった妻のフローランスと共に、パリ近郊にあるレ・メヌル村に現代美術財団を設立。ここはゲラン家が一世紀にわたり居住していたゆかり深い場所であった。1996年に財団が公共事業として認められ、以来8年間多くの展覧会を企画し、2007年にはその事業をドローイング・プライズの賞設立に集約させる。 財団での活動のほかに、彼らは絵画や彫刻、1000を越すドローイングを中心としたコレクションを管理しており、フランス国内外の美術館で展示されている。また国内外のコレクター協会向けに開放されている彫刻公園は、彼らのコレクションを完全なものとしている。 1998年よりADIAF会員。フローランスは2002年より、ダニエルは2007年より現職。 ©Marie Clérin
関連講座
2011年03月
講座開催日:2011年03月18日 (金)
※森美術館「フレンチ・ウィンドウ展」の開幕延期に伴い、本トークセッションは中止とさせていただきます。
「コレクターの時代」、「共存の時代」といわれる現在、コレクターや美術館等は何を考え、これからの展望をどのように捉えているのでしょうか。本セッションでは、コレクター団体ADIAFが美術館と協働して開催している「マルセル・デュシャン賞」を通して、フランスのアートシーンの現状や、コレクションをすることの意義、また、アートと社会の関わりなどについて語ります。
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