ジル・フックス(Gilles Fuchs)
ADIAF代表
プロフィール
1931年パリ生まれ。法学博士。パリ大学、オックスフォード大学卒業。 フランスにおいて文化芸術支援を30年以上行っており、屈指の現代美術コレクターとして知られる。主にフランス現代美術を中心としたアーティスト支援を行い、今日における現代美術の普及に貢献している。ニナ・リッチ会長兼CEO(1998年まで)在任時には、ダニエル・ビュランやソル・ルウィットなどの作家と共にプロジェクトを行った。 1994年、フランス現代美術の国際的普及のため、友人と共にコレクター団体ADIAFを設立。1998年以降はその代表を務めている。ADIAFは現在300名のメンバーが所属、フランスの現代美術のコレクター団体としては今日において最も重要なグループとなり、2000年にはマルセル・デュシャン賞を設立した。コレクターによって設立されたこの賞は、ポンピドゥー・センターの協力を得たことにより国際的にも影響力のある賞のひとつとなった。 2003年文化的支援活動が認められ、モンブラン国際文化賞を受賞。コレクターの精神を育む新たな芸術支援の枠組みを推進すると共に、フランス現代美術発展のためのスポークスマン的役割を担っている。 Photo: Jennifer Westjohn
関連講座
2011年03月
講座開催日:2011年03月18日 (金)
※森美術館「フレンチ・ウィンドウ展」の開幕延期に伴い、本トークセッションは中止とさせていただきます。
「コレクターの時代」、「共存の時代」といわれる現在、コレクターや美術館等は何を考え、これからの展望をどのように捉えているのでしょうか。本セッションでは、コレクター団体ADIAFが美術館と協働して開催している「マルセル・デュシャン賞」を通して、フランスのアートシーンの現状や、コレクションをすることの意義、また、アートと社会の関わりなどについて語ります。
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