セミナー・イベント

M&A・不動産取引・証券化における環境リスク対応
環境デューディリジェンスと契約の実務

ベーシック講座 法務・知財

日時

2008年09月02日 (火)  19:00~21:30
終了しています

内容

M&Aや不動産売買、証券化等の取引に際し、対象となる会社、不動産等の環境問題の実態と影響を調査し環境リスクを評価するためのプロセスを「環境デューディリジェンス」といいます。
近年環境問題への関心が高まるにつれ、環境リスクの調査と契約上の手当ての方法は益々注目されており、環境リスクへの対応策を検討するにあたっては、その特殊性から、契約上のリスク回避措置のみならず、専門家によるアセスメントなどの各種環境デューディリジェンスを多面的に検討することが必要になります。

本セミナーでは、環境デューディリジェンスの実際と法的注意事項、特に土壌汚染を中心に環境リスクへの対応策、契約作成上の留意点、環境問題に関する紛争事例とその予防について解説します。加えて、環境デューディリジェンスのプロセスと問題点、環境調査の実際とリスクを把握するための調査方法についても解説します。

 1. 環境デューデリジェンスにおける法的問題および契約内容について
  講師:淵邉善彦(TMI総合法律事務所 弁護士)
 2. 環境デューディリジェンスのプロセスと問題点~環境調査の実務と国際的動向~
  講師:野間達哉(イー・アール・エム日本株式会社 パートナー)

講師紹介

講師
淵邊善彦 (ふちべ・よしひこ)
TMI総合法律事務所パートナー弁護士 / 東京大学大学院法学政治学研究科教授

1987年東京大学法学部卒業。1989年弁護士登録、西村眞田法律事務所(現西村あさひ法律事務所)勤務。1995年ロンドン大学(UCL)LL.M..卒業。ロンドン及びシンガポールのノートン・ローズ法律事務所勤務。2000年TMI総合法律事務所参画。東京大学大学院法学政治学研究科教授。中央大学ビジネススクール客員教授。主な取扱分野は、M&A、国際取引、企業法務全般。主な著書に『起業ナビゲーター』(共著、東洋経済新報社)、『ネットワークアライアンス戦略』(共著、日経BP社)、『シチュエーション別提携契約の実務(第2版)』(共著、商事法務)、『契約書の見方・つくり方』(日本経済新聞出版社)、『クロスボーダー M&Aの実際と対処法』(ダイヤモンド社)、『企業買収の裏側—M&A入門』 (新潮社)など。

すべて読む 閉じる

講師
野間達哉 (のま・たつや)
イー・アール・エム日本株式会社 パートナー

米国大学院環境科学修士課程修了後、外資系検査機関にて環境監査・コンサルティングに従事。1999年にERMに入社。ERMにおいて日系企業を含む多国籍企業に対して多くの環境リスク評価及びコンサルティング業務に携わる。主に環境デューデリジェンス、環境遵法監査、環境マネジメントシステムの構築を専門とする。また、これまでに東南アジア、中南米などでのプロジェクトファイナンス案件で環境社会影響評価や配などの第三者確認業務に関わる。
著書に『M&Aにおける環境リスク対応』(中央経済社、2008年)

すべて読む 閉じる

募集要項

日時 2008年09月02日 (火)  19:00~21:30
受講料 10,000円
定員 60名

※定員になり次第締め切らせていただきます

主催
  • アカデミーヒルズ
会場 アカデミーヒルズ49(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階)

※都合により40階に変更する場合、受講生には直接ご案内いたします。