グローバル・アジェンダ・シリーズ2018
ソーシャル・メディアは今後どうなるのか?
~ The Role of Social Media in the Use of Personal Information for Advertising and Promotion ~
日時
※受付開始は18:30頃を予定しております。
※本講座は英語で行います。通訳は入りませんので、ご注意ください。
※The session will be conducted in English ONLY. Please make sure to secure your seat in advance from the online registration form at the bottom of this page.
内容
フェイスブックやツイッターなどのソーシャル・メディア(SNS)などに代表されるデジタル・コミュニケーション・メディアは、今や私たちの生活に計り知れない影響を及ぼしつつあります。
企業が急増するデジタル・コミュニケーション・メディアをどうビジネスに活用するかは、従来の広告やPRの領域を超えて、企業の競争力を大きく左右しています。そして、膨大なデータを持つ民間企業が個人情報の分析を通して、消費者の利便を図るのか、それともそれを使って消費者の行動をコントロールする方向にいくのかは、今盛んに議論されているテーマでもあります。こうした背景の下、個人情報の保護に関する規制も各国で優先課題となっており、欧州は、日本や米国よりもプライバシー保護を厳しく規制する方針を採っています。
デジタル・コミュニケーション・メディアはビジネスだけでなく、従来のメディアを介さず、世界を相手に直接メッセージを発信できることから、政治家による利用も活発です。また、一般市民が国境を超えるこのメディアを用いることによって、新しい形の国家間の関係を形成する可能性、いわばこれまでとは少し違った形でのソフトパワーの台頭も期待されています。同時に、フェイスブックの個人情報の不正流用や偽ニュースの選挙への影響が露呈するなど、このメディアが悪用される可能性も否定できません。ユーザーが気づかないうちに自分の情報が第三者に提供され、政治的に利用されることもありうる、という現実を見過ごすわけにはいきません。
本セミナーでは、企業による個人情報の活用はどうあるべきか、デジタルメディアを駆使する新しいソフトパワーをどのように世界レベルでの安全保障、成長や繁栄に結びつけられるか、またデータが不正流出した場合の影響、誰が個人情報をモニターするべきか、等についてこの分野に詳しい専門家と考察します。
ゲストのお1人目は、マーケティングおよびコミュニケーションサービスを提供するウィリアムズ・リー・ジャパン代表取締役社長の久保明彦氏。
そしてお2人目は、ブリティッシュ・カウンシルの駐日代表で、市民外交、ソフトパワーの専門家であるマット・バーニー氏です。
投稿や購買など、個人がネット上で行動する中で吸い上げられるデータ。SNSをビジネスで使う企業も、SNSを個人で利用する人も、誰にでも関わる重要な問題について、政治・経済・外交、そして世界という広い視点から考えます。
Digital communication media and social media platforms such as Twitter and Facebook have made unprecedented impact on our life.
The way companies make use of ever expanding digital communication media for business purposes gone beyond traditional advertising and public relations and their success can make or break the company. Would private sector use their abundant data to enhance consumers’ benefit by analytics or would they try to manipulate the behavior of consumers? That is the question now debated. In fact, how to regulate the data flow has attracted much attention throughout the world. Countries differ in their approach to privacy protection. For example, the EU is stricter than the US and Japan regarding privacy issues, perhaps due to language barriers.
Digital communication media has also increasingly used by politicians, as they realize its value of communicating directly to the public throughout the world, without interference or interpretation by the traditional mass media; newspapers and TV.
Citizens can design the new form of international relationships and diplomacy, by using digital communication media beyond boundaries. In other words, a relatively new form of “soft power” using digital media is emerging which is shaping perceptions and, in turn, the attractiveness of nations and what they stand for.
Recently, the role of social media companies has expanded and these companies have made their customers’/consumers’ information accessible to a much broader audience-- connecting people with similar interests. On the other hand, many recognize the possibility of high tech social media companies like Facebook and Twitter using (or misusing?) their customers’ information for their advertising and/or promotional purposes. People are possibly unknowingly or unwillingly being used by social media companies and sometimes by political consultancies to influence the election.
Now, the question has been raised as to how aware the public is about personal information distribution and usage and about users’ right to privacy. Who “owns” the data we provide to these social media companies has become the critical issue.
During this seminar, a panel of experts will discuss the current use and misuse of an individual’s information, who “owns” the data, how we can ensure that “new soft power” using digital communication media leads to international security, prosperity and growth, who should monitor and safeguard the privacy of the individual, and what is the role of the company/the individual/the government/public diplomacy agencies as it relates to these issues.
The panel will consist of Mr. Aki Kubo, Representative Director of the Williams Lea Tag in Japan who has multiple clients for their communication services in North Asia and Mr. Matt Burney, Director of British Council of Japan and expert on the role of citizen-to-citizen diplomacy and soft power.
講師紹介
講座趣旨
グローバル・アジェンダ・シリーズとは
いま、世界規模で活躍できる人材の育成が日本企業にとって課題となっています。 そのような時代の要請を受けて、アカデミーヒルズが開講しているグローバル人材育成プログラム「石倉洋子のグローバル・ゼミ(Global Agenda Seminar / GAS)」。 本シリーズはGASの特別セミナーとして、世界を舞台に活躍するゲストの経験・キャリアや原動力に直接触れ、参加者に世界的視野を持っていただくために広く一般のビジネスパーソン向けに開催しているセミナーシリーズです。募集要項
日時 |
2018年06月22日
(金)
19:00~20:30 ※受付開始は18:30頃を予定しております。 |
---|---|
受講料 |
4,000円 |
定員 | 80名
※定員になり次第締切らせていただきます |
主催 |
|
会場 | アカデミーヒルズ(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階) |
※お申込期限:2018年6月22日(金)15:00まで
お支払い方法
お申込・お支払い方法
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・お支払方法は、クレジットカード、PayPal、コンビニ・ATM払いがあります。
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お問い合わせ先
アカデミーヒルズ スクール事務局
受付時間:10:00-18:30 (土・日・祝・年末年始を除く)
※お電話及びメールでの講座お申込は受け付けておりませんのでご了承ください。
- 電話番号 :
- 03-6406-6200
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