セミナー・イベント

スポーツを活用して、私を、組織を、地域を元気に!
第1回「ウェアラブルで測れるモノ・コト」
〜ウェルビーイングを支えるスマートデバイスの実力〜

ライブラリーメンバー一般

日時

2023年09月19日 (火)  19:00~21:00

リアル開催

終了しています

内容

健康維持のために運動が重要だということは認識されていますが、忙しい現代人が定期的にスポーツを継続して行うのは容易なことではありません。

しかし、スポーツを広く「身体活動」として捉え、日常生活の中で行う動作やレクリエーション活動と結び付けるとどうでしょうか?もっと気軽に、生活に運動を取り入れることができるのではないでしょうか?

慶應義塾の横断プロジェクトであるKEIO SPORTS SDGs(慶應スポーツSDGs)は、生活活動、スポーツ活動、レクリエーション活動を含む様々な活動を広義の“スポーツ”と捉えて促進する活動を行い、スポーツの力を活用してSDGsの達成に貢献することを目指しています。

今回 KEIO SPORTS SDGs の協力で、スポーツを活用して「個人(第1回)」「組織(第2回)」「地域(第3回)」を元気にすることが SDGsに貢献することを理解し、実践していくことを目標に、3回に渡ってイベントを開催いたします。

第1回は、スポーツ工学・スポーツバイオメカニクスが専門の仰木裕嗣教授をお迎えし、「個人の身体活動」の視点から、テクノロジーの進展によって可能になったウェアラブルデバイスの活用法について考えます。

KEIO SPORTS SDGsのメンバーで、身体活動と健康を中心テーマに地域介入研究や、運動施設と医療機関との連携等に尽力されている小熊祐子先生が進行を務めます。

私たちが肌身離さず持ち歩くスマートフォンをはじめとしてスマートウォッチなど、ウェアラブルデバイスの進化は今世紀に入って目覚ましいものがあります。本人が気付かないことを教えてくれるウェアラブルデバイスは、今や健康であり続けることを支えるだけでなく、事故や事件を検知することも可能となり、現代人にとっての生活基盤を支えるツールとなりつつあります。

ヒトは自分自身を知りたいという純粋な欲求がある一方、知りたくないという本音も見え隠れします。ウェアラブルデバイスで測れるモノ・コトと、測れないモノ・コトをきちんと知っておくことは、自分自身のウェルビーイングに貢献する可能性をもちます。

特許庁が令和元年度に行った特許出願動向調査「スポーツ関連技術」では、調査委員会の委員長を務めた仰木教授から、広くウェアラブルをはじめとする世界動向を調査した結果もご紹介いたします。

当日は、参加者が実際に測定を体験するミニワークなども交えて理解を深めます。
KEIO SPORTS SDGs(慶應スポーツSDGs)について
KEIO SPORTS SDGs(慶應スポーツSDGs)は慶應義塾のスポーツ・運動・身体活動を担う専門部門と関連部門の、横断型連携プロジェクト。スポーツ医学研究センター、大学院健康マネジメント研究科、体育研究所、医学部スポーツ医学総合センター、大学院システムデザイン・マネジメント研究科、大学院政策・メディア研究科が中心となり、スポーツ・運動・身体活動の促進と、SDGs達成に向けた活動を行っている。

▶KEIO SPORTS SDGs(慶應スポーツSDGs)

講師紹介

スピーカー
仰木裕嗣 (おおぎ・ゆうじ)
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科兼環境情報学部教授

【略歴】
博士(政策・メディア)
1968年福岡県生まれ
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科兼環境情報学部教授
慶應義塾大学SFC研究所副所長
慶應義塾大学SFC研究所スポーツ・アンド・ヘルスイノベーションコンソーシアム代表

【専門分野】
スポーツ工学、スポーツバイオメカニクス、センサ計測、無線計測、水泳・水中運動

【著書】
「ワイヤレスセンサシステム」(共著,東京電機大学出版局,2012)
Digital Sport for Performance Enhancement and Competitive Evolution(共著、Information Science Publishing、2009)
「スポーツデータ」(共著、共立出版、2005)ほか

【学歴】
1986年 福岡県立東筑高等学校卒
1990年 筑波大学体育専門学群卒
1992年 筑波大学大学院修士課程コーチ学専攻修了(修士 コーチ学)
1997年 筑波大学大学院博士課程体育科学研究科単位取得退学

【学術団体】
International Sports Engineering Association
日本機械学会フェロー、電子情報通信学会,日本バイオメカニクス学会、
日本義肢装具学会、日本体育・スポーツ・健康学会、日本水泳水中運動学会

【社会的活動】
NPO法人「リンパ管腫とともに歩む会」理事
一般社団法人 サーキュラーエコノミー推進機構アドバイザリーボードメンバー


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スピーカー
小熊祐子 (おぐま・ゆうこ)
慶應義塾大学スポーツ医学研究センター・大学院健康マネジメント研究科准教授

【略歴】
- 1991年3月慶應義塾大学医学部卒業
- 1999年5月学位取得 博士(医学)
- 同年6月慶應義塾大学スポーツ医学研究センター助手
- 2000年~2003年 ハーバード大学公衆衛生大学院疫学科 I-Min Lee先生のもとに留学
- 留学中にハーバード大学公衆衛生大学院修了(Master of Public Health、2002年6月)
- 2005年4月、慶應義塾大学スポーツ医学研究センター・大学院健康マネジメント研究科助教授
- 2007年より准教授、現在に至る

 4年の内科研修の後、内分泌内科研究室に入局。その頃より、予防医学に焦点をあて、糖尿病を中心に生活習慣病の、運動・食事といった生活習慣改善による介入研究を実施。
 2000年から2003年までハーバード大学公衆衛生大学院疫学科 I-Min Lee先生のもとに留学し、physical activity epidemiology(運動疫学)を中心に研究。現在は、研究面では、藤沢市と協働で行う身体活動促進地域介入研究(ふじさわプラス・テンプロジェクト)、学際的な超高齢者コホート研究(Kawasaki Aging Wellbeing Project)に運動疫学の専門家として携わり、身体活動と健康上のアウトカムとの関連を中心に検討している。これらの成果を活かした多分野との協働による身体活動促進の実装にも力を入れている(KEIO SPORTS SDGs https://sportssdgs.keio.ac.jp/)。今回のテーマである疾患のある方の身体活動促進や、健康増進施設研究、スポーツ運動関連資源マップ作成は、実践面で重要であり注力している。

代表著書『サクセスフル・エイジング: 予防医学・健康科学・コミュニティから考えるQOLの向上』慶應義塾大学出版会(2014年)。分担執筆『健康スポーツ医学実践ガイド』日本医師会編、文光堂(2022年)。『百寿時代の運動・スポーツのトリセツ-日本臨床スポーツ医学会からの提案』日本臨床スポーツ医学会学術委員会編、NAP社(2022年)

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募集要項

日時 2023年09月19日 (火)  19:00~21:00

リアル開催

受講料 一般 3,300円(税込)

※アカデミーヒルズライブラリーメンバー:無料
プロモーションコードを入れてお申込ください。

◆プロモーションコード確認方法
【アカデミーヒルズ ライブラリーメンバー】
「プロモーションコード」を、以下①または②の方法にてご確認いただき、お申込ください。
※セミナー開催時にライブラリーメンバーの方が対象です。
「マイページ」➾「セミナー・イベント」
②「ヒルズアプリ」➾「ahマーク」➾メンバーズ・スクエアの「セミナー・イベント」


受講対象者 一般、ライブラリーメンバー

定員 50名

注意事項

・円滑な進行のためにいただいた情報を講師の方々に提供させていただきます
・お申込のキャンセルは、9月13日(水)18時までに、library@academyhills.com へご連絡ください。
キャンセル手続き完了時に、「【イベント名】重要: チケットキャンセルメール」という件名のメールを送信いたします。イベントレジストのマイチケット画面でもキャンセル状況をご確認いただけます。
※上記期限以降の返金は承っておりません。
※キャンセル手続き完了まで、2営業日程度お時間を頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。

協力
会場 アカデミーヒルズ(六本木ヒルズ森タワー49階)

※お申込期日:9月19日(火)正午まで