六本木アートカレッジ

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「ニキ・ド・サンファル展」ができるまで

【アートトーク】国立新美術館 Presents

日時

2015年11月23日 (月)  11:50~12:50 (開場 11:30)
終了しています

内容

《泉のナナ》1971/1992年
Yoko増田静江コレクション蔵 撮影:林雅之
© 2015 NCAF, All rights reserved

 9月18日から国立新美術館で開催されている「ニキ・ド・サンファル展」は、ニキ・ド・サンファルの国内史上最大規模の回顧展として企画されました。
 その内容は、2014年にパリのグラン・パレで開催されたニキの回顧展(その後、スペインのビルバオ・グッゲンハイムに巡回)の要素を取り入れつつ、グラン・パレ展の監修を務めたカミーユ・モリノー氏と国立新美術館の山田由佳子の共同監修によって、日本展のために新たに作り上げられたものです。

 本講座では、「ニキ・ド・サンファル展」ができるまで、どのような歩みをたどったのかを展覧会の内容を紹介しながらお話ししたいと思います。



講師紹介

スピーカー
山田由佳子 (やまだ・ゆかこ)
国立新美術館研究員

1980年生まれ。一橋大学大学院言語社会研究科博士課程単位取得退学。専門は、
近現代美術。論文に、「フェルナン・レジェ作《トランプ遊び》—負傷兵の表象をめぐって」(『美術史』、美術史学会、2007年)、「ジャン・フォートリエの『人質』の連作再考—顔のイメージとヴェロニカの聖顔布」(『美学』、美学会、2014年)など。担当展覧会に、「『具体』—ニッポンの前衛18年の軌跡」(国立新美術館、2012年)、「チューリヒ美術館展—印象派からシュルレアリスムまで」(国立新美術館、2014年)など。

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