六本木アートカレッジ
六本木アートカレッジ
AIT Presents
ART FOR PEOPLE ー アートが癒すココロとカラダ
日時
2014年11月24日
(月)
13:30~14:30 (開場 13:00)
内容
近年の国際的なアートシーンでは、キュレーターや批評家などの専門家がアート界の潮流を生み出す時代は終わり、膨大な資本の投入が著しいマーケットの影響がアート界を支配しているという見方が主流となっています。しかし、そのような時代だからこそ、アートの経済的な側面だけではなく、福祉や医療におけるアートの可能性に着目すると、何がみえてくるでしょうか?
古代から、アートは再生やヒーリング(癒し)といった分野と深い関わりがありました。
ブラジル出身のリジア・クラークや、スイス出身のエマ・クンツといったアーティストも、鑑賞者が身にまとうことでリラックスできるソフト・スカルプチャーやカウンセリングといった行為を作品とし、人々を救うための強力なツールとしてアートを活用しました。
近年では、患者とその周りのコミュニティを元気づけるためのプロジェクトを行う、ロンドンの"Vital Arts"や、アルツハイマー患者とそのケア・パートナーが、健常者と同じように美術館に集い作品について語り合う、ニューヨーク近代美術館(MoMA)主催の"Meet Me Alzheimer's Project"などの事例があげられます。
このように、アートはあらゆる疾患を抱えた患者やその関係者の精神的苦痛を和らげるために、あるいは、人生の質の向上のために役立てられています。
本セミナーでは、アートとヒーリングの関係を、美術史にみられる歴史的経緯を踏まえ、いくつかの事例を取り上げながら、アートが果たしうる役割について考えるための、多様な枠組みを提案します。
古代から、アートは再生やヒーリング(癒し)といった分野と深い関わりがありました。
ブラジル出身のリジア・クラークや、スイス出身のエマ・クンツといったアーティストも、鑑賞者が身にまとうことでリラックスできるソフト・スカルプチャーやカウンセリングといった行為を作品とし、人々を救うための強力なツールとしてアートを活用しました。
近年では、患者とその周りのコミュニティを元気づけるためのプロジェクトを行う、ロンドンの"Vital Arts"や、アルツハイマー患者とそのケア・パートナーが、健常者と同じように美術館に集い作品について語り合う、ニューヨーク近代美術館(MoMA)主催の"Meet Me Alzheimer's Project"などの事例があげられます。
このように、アートはあらゆる疾患を抱えた患者やその関係者の精神的苦痛を和らげるために、あるいは、人生の質の向上のために役立てられています。
本セミナーでは、アートとヒーリングの関係を、美術史にみられる歴史的経緯を踏まえ、いくつかの事例を取り上げながら、アートが果たしうる役割について考えるための、多様な枠組みを提案します。
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