六本木アートカレッジ
六本木アートカレッジ
伝統が開く日本の未来
日時
2011年11月23日
(水)
17:30~18:30 (開場 17:00)
【サテライト会場あり】
内容
「なにかできること、ひとつ。」をテーマに様々な活動を続ける「TAKE ACTION」を通して、積極的に新しい価値発信を続ける中田氏。そのプロジェクトのひとつとして始まった「REVALUE NIPPON PROJECT」は日本の伝統・文化をより多くの人に知ってもらうきっかけをつくり、新たな価値を見出すことにより、伝統文化の継承・発展を促すことを目的として、気鋭の工芸作家とアーティストやクリエイターのコラボレーションで作品を作っています。今回、「REVALUE NIPPON PROJECT」2011年メンバーとして参加しているアーティスト栗林隆氏、森美術館館長南條史生氏、そして中田氏が、現在進行形のプロジェクトについて、さらに世界を知る三人から、これからの日本がつないでいくべき伝統・文化、そして新しい価値創造について語ります。
【講師紹介】
中田英寿(一般財団法人 TAKE ACTION FOUNDATION代表理事)
1977年生まれ。元プロサッカー選手。各世代の日本代表に選ばれ、イタリアやイギリスのクラブチームでも活躍。'06年にドイツW杯で現役を引退すると、世界90カ国以上・150を超える都市を旅した経験から「なにかできること、ひとつ。」をテーマに、多くの人が自分自身ができることを考え行動を起こす“キッカケ”を創出することを目的とした一般財団法人TAKE ACTION FOUNDATIONを設立。継続的な社会貢献を実現するための活動を積極的に広げている。
栗林隆(アーティスト)
1993 年武蔵野美術大学日本画科卒業後、2002 年にクンストアカデミーデュッセルドルフ(ドイツ)でマイスターシューラー取得。日本画の二次元空間で、境界線によって二分される領域やレイヤーの多義性に向けられた関心を、渡欧以降は三次元へと発展させている。ケルン市立美術館(2003)やシンガポール国立博物館 (2007)での個展のほか、国際展への参加多数。十和田市現代美術館に収蔵展示(2009)。
南條史生(森美術館館長)
1949年東京生まれ。慶應義塾大学経済学部、文学部哲学科美学美術史学専攻卒業。国際交流基金芸術交流部職員等を経て、2002年より森美術館副館長、 2006年11月より現職。過去にヴェネツィア・ビエンナーレ日本館(1997年)及び台北ビエンナーレ(1998年)コミッショナー、ターナープライズ審査委員(ロンドン・1998年)、アジアーパシフィック・トリエンナーレ コ・キュレーター(ブリスベン・1999年)、シドニー・ビエンナーレ国際選考委員(2000年)、ハノーバー国際博覧会日本館展示専門家(2000 年)、横浜トリエンナーレ(2001年)、2002年サンパウロ・ビエンナーレ東京部門キュレーター、2005年ヴェニス・ビエンナーレ金獅子賞国別展示審査員、シンガポール・ビエンナーレ(2006年及び2008年)のアートディレクター等を歴任。パブリックアート、コーポレートアートの企画も行う。 CIMAM(国際美術館会議)理事、AICA(国際美術評論家連盟)会員。慶應義塾大学非常勤講師。近著に、『疾走するアジア- 現代アートの今をみる』(美術年鑑社 2010年)がある。
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