六本木アートカレッジ

六本木アートカレッジ
境界を越えた表現者たち
~表現者はアーティストだ!~

日時

2011年11月23日 (水)  12:30~13:30 (開場 12:00)

【サテライト会場あり】

終了しています

内容

ソーシャルメディア時代の今、一人ひとりが社会に向けて情報発信が可能になり、東日本大震災ではソーシャルメディアは大きな役割を担った。それは従来の延長線ではなく、新しい可能性を見出した。
そのソーシャルメディアを使って情報を発信し続ける津田大介氏と、1990年のデビュー以来、社会的問題に対して独自の表現方法により鮮烈な作品を発表し続け、自他共に認める「取扱注意のアーティスト」である会田誠氏。
表現方法は違えども、既存概念にとらわれず、新しい可能性に向けて表現し続けるお二人に、「表現する」ことへのこだわりについてお話いただきます。
そして、その対談を通じて、私達一人ひとりも、表現者(=アーティスト)となりえることを体感していただきたいと思います。

講師紹介


会田誠(美術家)

撮影:松蔭浩之
1965年新潟県生まれ。1991年東京藝術大学大学院美術研究科修了。絵画のみならず、写真、立体、パフォーマンス、インスタレーション、小説、漫画、都市計画を手掛けるなど表現領域は国内外多岐に渡る。



津田大介(メディアジャーナリスト)

1973年生まれ。東京都出身。早稲田大学社会科学部卒。早稲田大学大学院政治学研究科ジャーナリズムコース非常勤講師。武蔵大学社会学部メディア社会学科非常勤講師。IT・ネットサービスやネットカルチャー、著作権問題、コンテンツビジネス論を専門分野に執筆活動を行う。2003年よりジャーナリスト活動を開始。2006年より文部科学省文化審議会著作権分科会下の小委員会で専門委員を務め、著作権やコンテンツビジネスの動向について積極的に発言。ネットニュースメディア「ナタリー」の設立・運営にも携わる。2007年、出演するTBSラジオ『文化系トークラジオLife』が放送批評懇談会第45回ギャラクシー賞ラジオ部門大賞を受賞。一般社団法人インターネットユーザー協会代表理事(2009~)。特定非営利活動法人情報通信政策フォーラム副理事長(2010~)。主な著書に『だれが「音楽」を殺すのか?』(翔泳社)、『CONTENT'S FUTURE』(翔泳社)、『Twitter社会論』(洋泉社)、『未来型サバイバル音楽論』(中央公論新社)など。