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活動レポート

新年のご挨拶
<2019年:変化こそ、唯一の永遠である>

- アカデミーヒルズ理事長・竹中平蔵 -

更新日 : 2019年01月07日 (月)

新年のごあいさつ


 

「変化こそ、唯一の永遠である」
       (『茶の本』岡倉天心) 


永遠なものなどなく、あるとすればそれは変化することです。言い換えると、永遠であるためには変化し続けなければならないのです。テクノロジーが進化する21世紀において、その変化は加速します。

一方で、人は変化に対して保守的です。
自分が既に持っているものを失うことを恐れるからです。しかし、変化を避けることにより未来の可能性を手放しています。

2019年、日本では「働き方改革」が一層進みます。
昨年は70年ぶりに労働基準法が改正されました。そして、今年4月には出入国管理法が改正され外国人労働者の受入れが拡大することで、働く人、働き方が一層多様化します。「働くこと」の多様化は、時間の使い方を変え、私たちのライフスタイルそのものを大きく変化させます。

このような時代だからこそ、社会の変化に敏感になり、我々で更なる変化を創出していきましょう。アカデミーヒルズは、常に新しいライフスタイルを提案し、都市生活を楽しくしていくことを目指しています。皆で、変化を楽しみましょう。

セミナー情報

■ポリシーウォッチ・シンポジウム
「2019年の政治・経済・政策を斬る
~平成の30年を総括し、新元号の下での日本の課題を考える~」

日時:2019年3月26日(火) 19:00~21:00

  2019年度の政治・経済・政策を斬る ~平成の30年を総括し、新元号の下での日本の課題を考える~

毎年恒例の「チーム・ポリシーウォッチ」によるシンポジウム。
新年号が始まる今年は、村上世彰氏(投資家、元村上ファンド代表)をゲストに招き、平成の30年を総括するとともに、2019年の政治と経済の見通し、そして新時代の日本の課題についてポリシーウォッチのメンバーが徹底的に議論します。
竹中平蔵/冨山和彦/ロバート・フェルドマン/野村修也/原英史/岸博幸 ほか。

■六本木ヒルズクラブ・ランチョンセミナー
「激変する世界と日本経済」

日時:2019年2月21日(木) 12:00~13:30
スピーカー:竹中平蔵(アカデミーヒルズ理事長/東洋大学教授/慶應義塾大学名誉教授)

  「激変する世界と日本経済」

2月のランチョンセミナーは竹中平蔵氏をお迎えし、ダボス会議の議論をもとに、激変する世界と日本経済についてお話いただきます。