旅行の世界史
人類はどのように旅をしてきたのか
森貴史 / 星海社現代の旅行といえばレジャーや休暇、心と体のリフレッシュという意味合いが大きくなっていると思いますが、人類の歴史においての「旅行」となってくるとまた一味違う捉え方があります。

電車も車も、当たり前の様に飛行機もガイドブックもない時代のそれは、旅、冒険、遠征、巡礼etc...。様々な時代の様々な「旅行」の形。本書では古代、中世、近代、現代Ⅰ、現代Ⅱと各章ごとに分けてそれぞれの時代の旅にまつわるエピソードをご紹介。
さあ皆さん、旅行の歴史を紐解きに行く準備は出来ましたか？

いちばん美しい季節に行きたい世界の絶景
３６５日  パイインターナショナル建物や人工物、さらにはその土地の自然や気候が織りなす息を呑むような絶景。偶然や必然が重なった世界の絶景は一生に一度は訪れてみたいところばかりです。
本書ではその景色がもっとも美しく彩られる季節を厳選して、
365日分まるで贅沢なカレンダーのように紹介しています。

今も世界のどこかで絶景が生まれ、そこで感動している人々がいるかもしれません。または、あなたが生まれた日に世界でどんな絶景が広がっていたか、思いを馳せることもできます。美しい写真一枚一枚からどこまでも想像が膨らむ一冊です。

地球グルメ大図鑑
世界のあらゆる場所で食べる美味・珍味セシリー・ウォン / 世界ナショナルジオグラフィック旅の醍醐味に「食」があります。現地の美味しい有名料理に舌鼓を打つ。ガイドブックを開けば各国の名物料理がたくさん載っていますね。

しかし時にはそんな王道の料理ではなく、その地元でしか食べられない物を食べてみるのは如何でしょう？地元で広まった独特な調理法の料理、そこでしか採れない果実や珍味から、大陸横断鉄道の食堂車の料理まで。世界にはあなたの知らないそこでしか食べられない地元料理がまだまだたくさんあります。
次の旅は独特な「食」にスポットを当てて出かけるのも楽しいかもしれませんね。

現地在住日本人ライターが案内する
大人のシンガポール旅芳野郷子 / 東京ニュース通信社東西の人々の出会いと別れ、そして新たなる旅立ち、悠久の時間の流れの中で人の数だけそうしたドラマが繰り広げられる場所、シンガポール。そこは「旅人の街」と呼ぶにふさわしいでしょう。

本書では、現地在住日本人がシンガポールの文化、特に「食文化」を日本人の視点から紹介しています。それはいわば、日本というレンズを通して”眺める”シンガポールであり、きっと読者のみなさまの心を躍らせる”至高の旅”となることでしょう。
さて、旅支度が出来たならば、シンガポールを味わい尽くす旅のはじまりです！

しまずかんこにしけい・たきざわしょうたろう / 講談社日本国内の島の数を数え直したところ、実は従来の倍以上の14,125島もの島が存在していたというニュースはまだ記憶に新しいのではないでしょうか。

同じ日本とは思えない”奇祭”や”珍食”、”独自の風土”が育んだ多様な文化が息づく島々が一生をかけても周りきれないほどたくさんあるのです。本書ではキャラ濃いめに育った50島の「しま」たちが自慢の「しまちしき」を教えてくれます。ポップなイラストにシュールな文体で語りかけてくる、大人も子供も楽しめる新しい図鑑のかたちです。

日本の自然をいただきます
山菜・海藻をさがす旅
ウィニフレッド・バード / 亜紀書房
伝統的な日本食に欠かせない山菜や海藻などのからだにやさしい天然食材。本書はアメリカ人のジャーナリストである著者が、山や海で食材を調達するなかで人々のあたたかさを感じながら、日本の自然が育む文化そのものを訪れる”異文化食紀行”です。

異文化の目を経由した日本の自然。そこには何があるのでしょうか。日本の食材を活かしたレシピや「野草・海藻ガイド」など、この夏山や海にお出かけする人にもピッタリな一冊です。滋味あふれる食材に感謝をして「日本の自然をいただきます」。
 

鉄道の旅手帖 乗った路線を塗りつぶしてつくる
自分だけの旅の記録  実業之日本社この夏はこの本を携えて、日本の鉄道旅をしませんか？
日本の最北端駅・稚内から、南は沖縄・赤嶺駅、最西端の那覇空港まで。日本全国のJR・私鉄全路線、全駅を地図とリストで掲載しています。その名の通り、乗った路線は地図を塗りつぶして、自分だけの記録を作り上げることができる「旅手帖」。

乗車した日付や旅のメモを記入する欄も豊富なのが嬉しいところ。また、現行の駅のみならず80年代以降の廃線や廃止駅が掲載されているのも一味違います。あなたの鉄道旅に、ちょっとひと匙、楽しさと達成感を添える1冊です。

歩いて愉しむ京都の名所
カリスマ案内人が教える
定番社寺・名所と味めぐり柏井壽 / SBクリエイティブあなたは京都の本当の愉しみ方を知っていますか？
京都には、清水寺や金閣寺をはじめとした数々の名所があります。しかしながら、ただ行って眺めてなんとなく満足するだけでは非常にもったいない。そこには目から鱗が落ちるようなたくさんの”history”があるのです。

そして、観光名所としての京都と共に栄えた絶品のグルメ…。京都に来たら、美味しい食事は欠かせません！ 本書では、京都の魅力を再発見できるような「歩き方」をご紹介。それはいつもとは違った角度から楽しむ京都の旅となることでしょう。
本書と共に、もう一度あなただけの京都の物語を描きませんか？

 

自分の時間の作り方
週末だけで７０ヵ国１５９都市を旅した
リーマントラベラーが教える　地球の歩き方東松寛文 / 学研プラス毎日仕事や人付き合いに忙しくて、たまの休みも自分の時間が取れず気がつけば日々だけが過ぎていく。旅行に行く時間なんてとてもじゃないけど取れない。そういう人は多いと思います。旅行に限らず自分のやりたい事をつい後回しにして周りとの予定を優先させてしまう。

そんな人にぜひ読んでいただきたい本書「時間がないから旅行なんて行きたいけどとても無理」なんて言い訳はもうやめましょう。自分の為に時間を作る事は自分の成長に繋がります。さあ！あなたも週末トラベルに出掛てみませんか！