六本木ヒルズライブラリー

トランスサイエンス・シリーズ
【六本木ライブラリーLIVE】 トランスサイエンス・シリーズ(ディスカッション)
「もう一度"未来"を語ろう~科学と社会のインターメディア論」

【ゲストスピーカー】吉澤 剛(大阪大学大学院医学系研究科 准教授)
【ファシリテーター】田中 幹人(早稲田大学政治経済学術院ジャーナリズムコース 准教授)
【協力】一般社団法人学術コミュニケーション支援機構

ライブラリーイベント

【ライブラリーメンバー対象】 ※申込みはマイページからとなります。
※六本木ライブラリーLIVEは、六本木/平河町ライブラリーのメンバー限定のイベントです。ご同伴の方は参加できませんのでご注意ください。

日時

2012年10月29日 (月)  19:30~21:00

終了しています

内容

【概要】
ポスト3.11の現代にありながら、「未来」という言葉を聞かなくなって久しい感があります。それは、科学技術立国によって望ましい社会をもたらすという神話が打ち砕かれたからなのかもしれません。このような状況の中で、誰がどうやって、科学だけでは答えられないトランス・サイエンス領域の問題に取り組み、日本の未来を描いていけばよいのでしょうか?私たちはどのように責任を持って、リスクや不確実性がある将来に向かっていけばよいのでしょうか?
事業仕分けや原発などの身近な話題を皮切りに、科学技術と社会のビジョンや、そのデザインについて考えてみます。そうしたマネジメントや政策、評価を行う公共的な実践や制度をまとめて「インターメディア」としてとらえ、その可能性について幅広く議論します。


【ポイント】
・本イベントでは、最初にファシリテーターによる話題提供(30分)の後、ファシリテーターを含む参加者による議論の時間(60分)を設けています
・講演会ではなく、気軽に語り合うサイエンスカフェ形式のイベントです

【吉澤 剛氏 プロフィール】
大阪大学大学院医学系研究科 准教授。
1996年慶應義塾大学理工学部卒業、1999年東京大学大学院総合文化研究科修了。民間シンクタンク勤務後、2008年に英国サセックス大学科学政策研究所(SPRU)にてPhDを取得。東京大学公共政策大学院、京都大学人文科学研究所を経て現職。専門はテクノロジーアセスメントおよび知識政策。NPO法人サイエンス・トラスト、市民科学研究室の理事も務める。


【田中 幹人氏 プロフィール】
早稲田大学政治経済学術院ジャーナリズムコース 准教授。
1997年国際基督教大学 教養学部理学科 卒業、東京大学大学院 総合文化研究科広域科学専攻 生命環境科学系 修了、学術博士。国立精神・神経センターを経て、2005年より早稲田大学科学技術ジャーナリスト養成プログラムに着任。専門は科学技術ジャーナリズム研究。一般社団法人サイエンス・メディア・センターのリサーチ・マネージャーも勤める。

六本木ライブラリーLIVEとは?

2012年4月から六本木ライブラリーにて「六本木ライブラリーLIVE」がスタートしました。

「六本木ライブラリーLIVE」は知的好奇心に溢れるメンバーが集い、"人•情報"が交わることで生まれる化学反応を体験するイベントです。スピーカー、聴講者という壁を取り払い、フラットな関係でテーマについてディスカッションしたり、ワークショップをしたり、時には気楽におしゃべりも。
参加に必要なことはシェアする気持ちです。
随時、一緒に盛り上げてくださるメンバーも募集しています。
詳しくはこちらをご覧ください。