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ピープル

辻惟雄(つじ・のぶお)

美術史家

プロフィール

辻惟雄

1932年愛知県生まれ。美術史家、東京大学・多摩美術大学名誉教授、MIHO MUSEUM館長。1970年に出版された『奇想の系譜』(美術出版社)で、岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曽我蕭白、歌川国芳らを「奇想の画家」としていち早くに評価した。近著に『奇想の発見:ある美術史家の回想』(新潮社、2014年)、『あそぶ神仏: 江戸の宗教美術とアニミズム』(ちくま学芸文庫、2015年)などがある。「今年83歳のヨレヨレです。『日本美術史』なるものを半世紀致してきましたが、只今は研究とおさらばです。村上さんとは不思議なご縁で、今回の大個展の応援団席に座らせていただいておりますが、お役に立てず申し訳ない。それにしても、村上さんのスゴパワー、うらやましい限りですね。」
※「辻」のしんにょうの点の数は2つです。お使いのPC環境等によっては、点が1つで表示される場合があります。
撮影:筒口 直弘(芸術新潮)


関連講座

2015年11月

森美術館 村上隆の五百羅漢図展:トークセッション「痛快、日本美術談議」
講座開催日:2015年11月15日 (日)

森美術館は、2015年10月31日(土)から2016年3月6日(日)まで、日本国内において2001年以来14年ぶりとなる村上隆の大型個展「村上隆の五百羅漢図展」を開催します。 村上隆は、現在国際的に最も高い評価を得ている現代美術作家のひとりです。ロサンゼルス現代美術館を皮切りに世界巡回した回顧展を....


カルチャー&ライフスタイル 知識・文化・アート

著作書籍

奇想の図譜

辻惟雄

筑摩書房


奇想の発見

辻惟雄

新潮社