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ピープル

オノ・ヨーコ(おの・よーこ)

アーティスト、音楽家、平和活動家

プロフィール

オノ・ヨーコ

オノ・ヨーコは、人々がアートや世界に対して持つ理解を覆すような挑発的な作品で知られ、活動の初期から、コンセプチュアルな作風で、多くのパフォーマンス、インストラクション(指示)を用いた作品、映画、音楽を制作し、執筆活動を行ってきた。
1933年東京に生まれ、哲学を学んだ後、1953年にニューヨークに移住し、50年代後半には、ニューヨークにおける前衛運動の一端を担うようになる。彼女のコンセプチュアルな作品《インストラクション・ペインティング(指示の絵)》、《カット・ピース》そして《グレープフルーツ》は世界的に知られ、1969年にはジョン・レノンと共に《ベッド・イン》というパフォーマンス、さらには「戦争は終わった!(もし、あなたが望むのならば)」という平和キャンペーンを実現させた。
オックスフォード近代美術館やニューヨークのジャパン・ソサエティーによる巡回個展を含む多くの展覧会を行い、2009年にはヴェネチア・ビエンナーレで生涯功績への金獅子賞を受賞。2011年には、ヒロシマ賞を受賞し、広島市現代美術館での個展を含む複数の展覧会を行う予定。現在も2007年に始めた「イマジン・ピース」平和キャンペーンのため献身的に活動している。
Yoko Ono
Photo by Synaesthete
À© 2009


関連講座

2011年08月

森美術館「MAMアートコース2008-2011」
「MAMアートコース013:オノ・ヨーコ――希望の路」
講座開催日:2011年08月04日 (木)

「希望の路」
半世紀以上にわたる創作活動と共に「愛と平和」のメッセージを発信し続けているオノ・ヨーコ氏が、今年、第8回ヒロシマ賞を受賞し、広島市現代美術館での個展のために来日します。MAMアートコースの最終回となる第13回では、オノ・ヨーコ氏をお招きし、広島と長崎の歴史を踏まえ、東日本大震災の犠牲者への鎮魂と被災者への励まし、さらに日本の未来への希望の路を指し示すために、日本人へ一番伝えたいことを語って頂いただきます。


カルチャー&ライフスタイル 文化

著作書籍

今あなたに知ってもらいたいこと

オノ・ヨーコ

幻冬舎