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ピープル

中村史郎(なかむら・しろう)

日産自動車株式会社 常務執行役員 チーフクリエイティブオフィサー

プロフィール

中村史郎

1950年大阪府生まれ。1974年武蔵野美術大学工業デザイン専攻卒業後、いすゞ自動車(株)入社。
1981年米国アートセンター・カレッジ・オブ・デザイン、トランスポーテーションデザイン専攻卒業。その後、GMデザイン勤務後、欧州デザインマネージャー、米国副社長、デザインセンター部長を歴任。
1999年に経営危機にあった日産自動車に就任したカルロス・ゴーン社長(当時COO)にヘッドハントされる。当時めずらしい同業他社からの移籍で話題となる。2000年デザイン本部長に就任。それ以来ゴーン社長の右腕として日産リバイバルプランの中心的存在として活躍し、日産の復活の原動力となった。
2001年より常務執行役員、2006年にブランドマネージメント担当を兼任しチーフクリエイティブオフィサーに就任。全世界で800名近くのスタッフを抱える「日産デザイン」の総責任者。
2010年には国際的デザイナー賞である米国 "Eyes On Design Lifetime Achievement Award"や、その年のクリエイティブな業績を上げたひとに贈られる米国 FASTCOMPANY誌 "100 Most Creative Person Best 4"を受賞するなど、海外で最も名の知れた日本人自動車デザイナーのひとり。


関連講座

2011年06月

「ニホンのクルマのカタチの話」出版セミナー

~日産自動車の再建と成長を支えたデザイナー、
中村史郎が語るグローバルデザインマネジメントと、そのリーダーシップ~

講座開催日:2011年06月27日 (月)

中村史郎(日産自動社㈱常務執行役員)×佐藤卓(グラフィックデザイナー)
『ニホンのクルマのカタチの話』(毎日新聞社 2011年3月)を出版した中村史郎氏に、ビジネスの視点からみたデザイン、組織のマネジメント、そしてリーダーシップについて、著書では語りきれなかったストーリーをお話いただきます。後半では、本の装丁を担当された佐藤卓氏と対談していただきます。


BIZセミナー キャリア・人建築・デザイン

著作書籍

ニホンのクルマのカタチの話

中村史郎

毎日新聞社