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ピープル

小宮山宏(こみやま・ひろし)

東京大学 前総長、総長顧問、EMP チェアマン
株式会社三菱総合研究所 理事長

プロフィール

小宮山宏

東京大学工学部卒業、同大学院工学系研究科修士課程・博士課程修了。工学博士。(1973年~74年、カリフォルニア大学(デービス)ポスト・ドクトラル・フェロー)

東京大学工学部助手、講師、助教授、教授、同大学院工学系研究科長・工学部長、2003年同大学副学長を経て、2005年4月から2009年3月まで東京大学総長。2009年4月より現職。
専門は、化学システム工学、機能性材料工学、地球環境工学、CVD反応工学、知識の構造化など。CVDによる薄膜・超微粒子形成プロセス、地球温暖化問題対策技術などを研究している。また、東京大学総長就任以来、「東京大学アクション・プラン」を公表して改革を推進し、現代のリベラルアーツの構築、学術統合化などを進めてきた。

主な著書に、『「課題先進国」日本』(中央公論新社)、『東大のこと、教えます』(プレジデント社)、『知識の構造化』(オープンナレッジ)、『太陽光発電工学』(共著、日経BP社)、『地球持続の技術』(岩波新書)、『入門熱力学』(培風館)、『反応工学』(培風館)、『地球温暖化問題に答える』(東京大学出版会)、『速度論』(朝倉書店)など、他論文多数。化学工学会会長、政府の教育再生会議委員、日本学術振興会21世紀COE プログラム委員会委員などを歴任。2007年、国立大学協会会長に就任。化学工学会学会賞を受賞(2002年)。


関連講座

2010年11月

時代が求める人間像

~知の構造化と課題設定能力~

講座開催日:2010年11月15日 (月)

小宮山宏 (東京大学 前総長、総長顧問、EMPチェアマン 株式会社三菱総合研究所 理事長)
大きな変革期を向えた今、これまでの延長線上に解の得られない時代に求められるリーダー・人間像とは?東京大学前総長であり東大EMPチェアマン小宮山宏氏にお話頂きます。
後半は山田興一氏(東大総長室顧問)、横山禎徳氏(社会システムデザイナー・東大EMP企画推進責任者)による鼎談があります。


教養キャリア・人

著作書籍

地球持続の技術

小宮山宏

岩波書店


「課題先進国」日本 キャッチアップからフロントランナーへ

小宮山宏

中央公論新社