中島隆博(なかじま・たかひろ)
東京大学東洋文化研究所 教授
プロフィール

東京大学法学部卒業、東京大学大学院人文科学研究科中国哲学専攻博士課程中途退学。
中国哲学研究者。東京大学大学院総合文化研究科の准教授、東洋文化研究所の准教授(2012年10月)を経て、2014年4月より同教授。
UTCP(The University of Tokyo Center of Philosophy)— 東京大学大学院総合文化研究科に設置された哲学の国際的な共同作業のための機関で、21世紀COEとグローバルCOEプログラム「共生のための国際哲学教育研究センター」の事務局長(2002~2012年)、東洋文化研究所副所長(2016年4月~2018年3月)を務めた。現在もUTCPのメンバーでもある。中国哲学の脱構築、哲学と歴史、中国の言語哲学を主要研究テーマとして取り組む。
主な著書に、『思想としての言語』(岩波現代全書)、『コスモロギア—天、化、時』(編共著、法政大学出版局)『悪の哲学—中国哲学の想像力』(筑摩選書)、『東大エグゼクティブ・マネジメント 課題設定の思考力』(共著、東京大学出版会)、『共生のプラクシス—国家と宗教』(東京大学出版会、第二十五回和辻哲郎文化賞受賞)、『ヒューマニティーズ 哲学』(岩波書店)、『荘子—鶏となって時を告げよ』(岩波書店)、『残響の中国哲学—言語と政治』(東京大学出版会)など、他多数。
関連講座
2020年10月

講座開催日:2020年10月07日 (水)
真の危機とは? 未来はどうなるのか?世界を襲ったCovid-19の影響を多角的に検証した書籍『コロナ後の世界』。今回、この論集に寄稿したメンバーの中から、政治学の宇野重規先生と中国哲学の中島隆博先生をお招きし、出版を記念したトークイベントを開催いたします。

著作書籍

The Chinese Turn in Philosophy
中島隆博『荘子』—鶏となって時を告げよ
中島隆博岩波書店
ヒューマニティーズ 哲学
中島隆博岩波書店
残響の中国哲学—言語と政治
中島隆博東京大学出版会
中国哲学史
中島隆博中央公論新社
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