2013年08月28日 (水)  19:00～21:00

※受付開始は18:30を予定しております。
※本セッションは大変反響が高く、満席となりました。ご関心をお持ちくださり、ありがとうございます。なお、追加募集は行わず、キャンセル待ちも承りません。何卒ご了承ください。

世界最高峰のMBAとして多くのリーダーを輩出しているハーバード経営大学院（ハーバード・ビジネス・スクール／HBS）。世界中から優秀な人材が集まるHBSは、日本でも先日発表された日本経済新聞社と日経HRの調査で「通いたいビジネススクール」首位に選ばれており、国内外で最も注目されているビジネススクールです。

アカデミーヒルズでは、世界のトップスクールであるHBSがいま何を教えているのか、その教育の最前線に迫ることでグローバルに求められるビジネススキルを探るシリーズを企画しました。

本シリーズ第1回目では、実践的経営教育の手法として「ケースメソッド」を取り入れた講義に特徴があると言われるHBSの代名詞ともなっているケースメソッドそのものにフォーカスします。

ケースメソッドとは、実際の企業の事例に基づく教材である「ケース」を学生が事前に読み込んだ上で、「自分が経営者だったらどう判断するか」を教授と学生で議論するものです。

HBSでは年間300以上のケーススタディを作成しており、米国以外のケースを作成するために米国外の地域で企業や経済動向について調べて情報発信するリサーチセンターが世界で6ヶ所設置されています。

本講座では、そのうちの1つである日本リサーチセンターのセンター長である佐藤信雄氏をお招きして、HBSにおけるケースメソッドとはどのようなものなのかを解説していただきます。
ケースメソッドはどう活用すれば有効なのか、講義形式とは本質的に何が違うのか、最近のケースの傾向と事例、ケースではできないこととは何なのか、などについてお伺いします。

また、HBSの卒業生は各国の第一線で活躍していますが、起業家も多く輩出しています。
セミナー後半では、ゲストとしてHBS卒業後に起業された㈱ベンチャーリパブリックCEOの柴田啓氏をお迎えし、HBSで学んだこと、特にケースでの学びをどう実践で活用されているかについて具体的にお聞きします。

柴田氏は起業後も、株式新規公開（IPO）やマネジメント・バイアウト（MBO）等、重要な局面で難しい決断をしてこられました。起業の際、そしてその後の経営で、HBSでのケースの学びが「決断」をする上でどのように役立ったのか、お話いただきます。

1900年代の初頭からHBSで開発・改良されてきたケースメソッドは、今では全世界の主要ビジネス・スクールにおける標準的な教育法として普及しており、現在のグローバル・ビジネスの現場では、ケースメソッドで学んだビジネスリーダーたちが多く存在します。

グローバルに活躍したいビジネス･パーソンにとって、ケースメソッドの元祖ともいえるHBSの最新状況について触れるチャンスです。

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