セミナー・イベント

『ペンシルロケット』から『かぐや』まで

~日本のモノ作りの心~

BIZセミナー その他

日時

2009年06月22日 (月)  19:00~21:00
終了しています

内容

日本の宇宙科学研究は、1955年のペンシルロケット(全長30㎝)の水平発射に始まります。その後、全段固体燃料を用いた日本独自に開発したロケットの技術は、科学観測の成果とともに国際的に高い評価を受け、日本は宇宙先進国の一つとして数えられるまでになりました。その開発の過程は、正に「日本のモノ作りの歴史」そのものです。そして、日本の叡智と匠の技をかけた宇宙開発の技術は、カーナビゲーションシステム、天気予報、眼鏡のチタンフレームまで、様々な分野で活用されています。
また、近年ますます身近で深刻な問題になっている地球環境の側面からも、宇宙への関心は深まっています。そして特に今年は「世界天文年」であり、また46年ぶりに日本陸地で7月22日に皆既日食を観測することもでき、宇宙への興味は高まっています。
そこで、日本の宇宙開発の「語り部」である的川泰宣氏が、戦後日本の宇宙開発を、「モノ作り」の視点から振り返り、地球上で人類が生きていくため、そして人類に希望を与える宇宙開発の今後のあり方について、最新情報を踏まえてお話します。

講師紹介

スピーカー
的川泰宣 (まとがわ・やすのり)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)名誉教授
はまぎんこども宇宙科学館館長

1942年(昭和17年)広島県呉市生まれ。1965年(昭和40年)東京大学工学部宇宙工学コース卒業、1970年(昭和45年)東京大学大学院博士課程修了(工学博士)、東京大学宇宙航空研究所を経て、現在に至る。専門分野は、システム工学、軌道工学。大学院時代より科学観測のためのロケット及び人工衛星の飛翔計画の策定に従事し、人工衛星打上げ用ロケットの設計に携わってきた。また宇宙科学における国際協力の発展にともない、国際協力の窓口となると同時に、広く国民・少年少女に対する宇宙をテーマとする教育・普及活動を行っている。
主な著書は、『月をめざした二人の科学者—アポロとスプートニクの軌跡』(中公新書)、『やんちゃな独創-糸川英夫伝-』(日刊工業新聞社)、『宇宙に取り憑かれた男たち』(講談社α新書)、『宇宙からの伝言—いのちを大切にするということ—』(数研出版)、『ロケットの昨日・今日・明日』(裳華房)他多数。

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募集要項

日時 2009年06月22日 (月)  19:00~21:00
受講料 3,000円
定員 150名

※定員になり次第締め切らせていただきます

主催
  • アカデミーヒルズ
協力
  • 株式会社 エムシープランニング
会場 アカデミーヒルズ49(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階)

※都合により40階に変更する場合、受講生には直接ご案内いたします。

お支払い方法

下記口座にお振込みください。

みずほ銀行 虎ノ門支店 普通 2762933 アカデミーヒルズ
開催講座コード : PK622

※ご入金の際に、お客様のお名前の前に講座コードをご記入ください。
※お振込み手数料はお客様でご負担願います。
※当講座は事前入金とさせていただいております。開講前に入金が確認できない場合、ご入場いただくことができませんので、ご了承ください。
※ご入金後はキャンセルできませんのでご了承ください。
※本講座では、請求書の発行はいたしておりません。


※お振込締切日:2009年6月16日(火)

的川泰宣氏の関連サイト


お問い合わせ先

アカデミーヒルズ スクール事務局
受付時間:10:00-18:30 (土・日・祝・年末年始を除く)                 
※お電話及びメールでの講座お申込は受け付けておりませんのでご了承ください。

電話番号 : 
03-6406-6200
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