2006年07月26日 (水)  19:00～21:00

「ブルー・オーシャン戦略」は、新しい「市場」を創造し、従来の競争を無意味なものにする理論として、現在世界中で最も注目されている経営理論です。
インシアード（欧州経営大学院）の教授　Ｗチャン・キムとレネ・モボルニュによるこの著書は、32言語に翻訳され、出版後一年足らずで100万部を突破している経営理論書であり、その戦略は企業から海外政府関係機関等まで幅広く応用されています。
「ブルー・オーシャン戦略」は、新しい「市場」を創造するための体系的な戦略理論を提唱し、いままでの標準であるポーターの「競争の戦略」（レッド・オーシャン）（＝「市場」の「内部」でいかに競争して行くか）では実現し得なかった企業の永続的な発展を生み出す理論として、企業にとって不可欠な戦略です。

当講座では、日本での「ブルー・オーシャン戦略」展開の責任者であり、チャン・キムに直接師事した数少ない日本人で、戦略コンサルティング業界で長い経験を持つ講師が、「ブルー・オーシャン戦略」の背景とその「本質」を実現するための方策について、わかりやすくお話します。

1.ブルー・オーシャン戦略の位置付けとその背景
2.レッド・オーシャンの戦略とは
3.ブルー・オーシャン戦略の「本質」
4.ブルー・オーシャン戦略の実例と分析：事例
5.ヴァリュー・イノベーションの考え方とツール・ヴァリュー・カーブ等
6.フェアー・プロセス
7.ティッピング・ポイント・リーダーシップ
8.ブルー・オーシャン戦略の策定の実際と世界での動き
9.まとめ

・新たなビジネス展開に携わる戦略・マーケティング担当
・新商品、新サービス、新規事業などの開発に携わっている方