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ぼくたちのアニメ史~世界に誇るコンテンツ 日本アニメ産業の誕生と発展

BIZセミナー その他

日時

2008年03月24日 (月)  19:00~21:00
終了しています

内容

いまや世界に誇るコンテンツとしてアメリカ、ヨーロッパで注目を集める日本アニメ。海外での評価も高い日本アニメの源流はテレビアニメにあります。「鉄腕アトム」「巨人の星」など一度は目にしたことのあるテレビアニメはどのような歩みを経て発展していったのでしょうか。テレビ草創期から日本のアニメの制作演出に携わり、「鉄腕アトム」「ジャングル大帝」「サザエさん」などの1500本を超える脚本を執筆し日本アニメの黎明期を支えた脚本家 辻 真先氏(第11回文化庁メディア芸術祭功労賞)が語るアニメ論です。現在、文化産業の重要な一角を占めるアニメの歴史を分かりやすく紐解きながら、これからのアニメ産業には何が必要かということについてもゲストを交えてお話しいただきます。

ポイント
1. アニメの誕生、アニミズムについて
2. 日本におけるアニメーション 戦後初の劇場用長編アニメ「白蛇伝」
3. テレビアニメの誕生「鉄腕アトム」「エイトマン」
4. SFブームからスポ根ブームへ『巨人の星』、『タイガーマスク』、『あしたのジョー』
5. プロダクションの乱立、スタジオジブリの誕生
6. ロボットアニメの台頭「機動戦士ガンダム」「マクロス」「エヴァンゲリオン」
7. 個人作家の誕生、CGアニメの増加「ほしのこえ」「Mr.インクレディブル」

講師紹介

スピーカー
辻真先 (つじ・まさき)
脚本家/小説家 デジタルハリウッド大学 国際アニメ研究所所長

1932年愛知県生まれ。名古屋大学文学部卒業。デジタルハリウッド大学 国際アニメ研究所所長。NHKで番組制作・演出にたずさわった後に独立、アニメ脚本家として活躍。『鉄腕アトム』『デビルマン』をはじめ、数多くのアニメ作品の脚本を執筆し、日本アニメを黎明期から支えてきた。また推理冒険作家、旅行評論家、エッセイストとしても数々の作品を発表している。主な著作に『アリスの国の殺人』(日本推理作家協会賞受賞)などがある。

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ゲスト講師
佐伯知紀 (さいき・とものり)
芸術文化調査官 文化庁文化部芸術文化課

1954年生まれ。東京国立近代美術館フィルムセンター研究員を経て、平成15年から文化庁(文化部芸術文化課)に勤務。日本映画史を専門とする。

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モデレーター
高橋光輝 (たかはし・みつてる)
デジタルハリウッド大学大学院准教授/国際アニメ研究所副所長


募集要項

日時 2008年03月24日 (月)  19:00~21:00
受講料 無料
定員 50名

※定員になり次第締め切らせていただきます

主催
  • アカデミーヒルズ
協力
  • デジタルハリウッド大学国際アニメ研究所
  • 岩波書店
会場 アカデミーヒルズ49(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階)

※都合により40階に変更する場合、受講生には直接ご案内いたします。