セミナー・イベント

若手社員~新任マネージャーのための
ウィークエンド速習MBA講座
クリティカルシンキングから経営戦略まで、
講義&ケーススタディで学ぶマネジメント基礎講座

日時

2007年01月20日 (土)  9:00~18:00
2007年01月27日 (土)  10:00~18:00

※全2回

終了しています

内容

MBA(Master of Business Administration:経営管理修士)プログラムのエッセンスは、会計学、ファイナンス、マーケティング、経営戦略などについての専門知識を習得して、ビジネスパーソンとして考え、行動する力を身につけることです。

日常業務で培った専門性を活かし、1部門や1グループの活動にとどまらず、ジェネラリストとしての知識や能力を高めるためにMBAプログラムは効果的です。また、そのような幅広い経営に対する知識を持つことが、スペシャリストとしての能力を高めることにもつながります。

ウィークエンド速習MBA講座は、若手社員~新任マネージャーを対象に、MBAプログラムのエッセンスを習得して頂くためのビジネス講座です。ビジネスパーソンの知識として不可欠な、会計・ファイナンス、マーケティング、経営戦略やロジカルシンキングの基礎知識を解説します。

さらに、講義で得た知識を受講生参加型の個人ワーク、グループワーク、プレゼンテーション等を取り入れ、学びます。マーケティング、経営戦略のケーススタディでは、ディスカッションすることを通して、経営者としての視点を養います。
若手ビジネスパーソンにとってこれから必要なマネジメント能力を鍛えるきっかけとなる講座です。

スケジュール
時間 内容 内容の解説と進め方
一日目
(9:00~18:00)
1.アカウンティング基礎講座
担当:宮本久男
  1. 解説
  2. 参加型ワーク

履修内容:財務諸表分析


ビジネスマンは、企業活動を分析し適切な対処ができる能力が求められています。このアカウンティング基礎講座では、簿記・会計の予備知識がない人でも損益計算書・貸借対照表・キャッシュフロー計算書の読み方を習得し、それらに反映される経営の成果を数量的に分析する手法を学びます。そして、実在企業の財務諸表を使用するので、自社あるいは取引先の経営を総合的に評価・分析できるようになります。

2.ファイナンス基礎講座
担当:宮本久男
  1. 解説
  2. 参加型ワーク

履修内容:時間的価値、資本コスト、DCF、企業価値


さまざまな投資案件に対し適切な意思決定をすることは、企業経営の成果を左右します。このファイナンス講座では、現在価値、キャッシュフロー、資本コストの算出方法といったファイナンス理論の基礎知識を習得し、実際のビジネス場面でどのように活用するかを学びます。また、経営活動から生み出されるキャッシュフローを基に、企業価値を総合的に評価する方法も紹介します。

3.マーケティング基礎講座
担当:宮本久男
  1. 解説
  2. 参加型ワーク

履修内容:マーケティングプロセス、環境分析、マーケティングミックス


企業がより最適なマーケティング施策を立案するには、企業内外の環境分析、標的顧客の決定、マーケティングミックスの構築が重要です。企業の経営資源にはヒト・モノ・カネ・情報があります。この経営資源を有効に活かせる市場があるかを見極めることが重要です。そこで、ここではこのプロセスおよび手法を講義します。そして事例から実務的な視点を学びます。

二日目
(10:00~18:00)
1.クリティカルシンキング
講師:脇坂文栄
  1. 解説
  2. 参加型ワーク

履修内容:クリティカルシンキングの基礎、論理的思考法、コミュニケーションの構造、ロジック・ツリー(ピラミッド構造)、Why so?/So what?


クリティカルシンキングとは、根拠・事実→推論→結論・判断と構築された主張に対し、「本当にこれでいいのか?」と問いかけ、客観的に考えてみる思考法です。本講座では、クリティカルシンキングの要素である1)疑問を持つ、2)事実と意見を区別する、3)根拠を吟味する、4)推論の論理性を検証する、5)他の解釈の可能性を検討する、ことを理解し、ビジネスにおけるより効果的・効率的な問題解決の手法を習得して頂きます。

2.経営戦略
講師:飯盛義徳
  1. 解説
  2. ケーススタディ
  3. プレゼン
  4. 講師講評

履修内容:経営戦略の理解と立案手法、フレームワーク分析(5Forces、SWOT分析など)


戦略的意思決定法など経営環境における不確実性が増大する昨今、経営戦略の重要性は高まる一方です。この経営戦略講座では、経営戦略とは何かを学び、ケースメソッド、プレゼンテーションを通じて、意思決定プロセスを経験して頂き、そこから分析力や戦略的思考力、さらにはリーダーシップ力などのマネジメントに必要な基礎力を体得して頂くことを目的としています。講座では、まず、経営戦略の理論、考え方を紹介し、簡単な演習でフレームワーク分析のトレーニングを行います。そして、これらの知見を参考にして、ビジネススクールで採用されているケースメソッド(マネジメントにおける意思決定の場面が描かれているケース教材を活用したディスカッション教育手法)を行います。ケースメソッドでは、ケース教材の主人公の立場になって、問題は何か、そしてどのような意思決定を下して策を打つのかをクラスでディスカッションします。さらに、ケースメソッドで議論した内容を元に、皆さんにプレゼンテーションして頂き、全員でフィードバックを行います。


受講をお勧めしたい方

・若手社員~新任マネージャーとして経営全般の知識を身に付けたいとお考えの方
・このような研修を今までに受ける機会のなかった方


その他補足

・講座では電卓を使用いたしますので、必ずご自身でご持参ください。
・講座1日目の終了時に2日目のケーススタディ教材を配布いたします。配布された資料は、必ず2日目の授業開始までに熟読しておいてください。


講師紹介

宮本久男

講師
宮本久男 (みやもと・ひさお)
Communication Office Ciao 代表・株式会社ホープス公認講師

芝浦工業大学大学院工学マネジメント研究科修了、技術経営修士(MOT)。電機メーカーにて商品開発・企画・新市場開拓に従事。販売士一級、日本商工会議所簿記一級、日本CFO協会会員・ジェネラルCFO、米国NLP協会認定マスタープラクティショナー、他各種資格を取得。各種社内研修・スクール研修において、財務会計、マーケティング、問題解決コース、心理学コース等指導。
著書に「英語でスピーチ」(日興企画、執筆協力)などがある。

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脇坂文栄

講師
脇坂文栄 (わきざか・ふみえ)
教育コンサルタント・株式会社ホープス公認講師

国際基督教大学教養学部語学科卒業。フロリダ州立フロリダ国際大学学士号および修士号取得。日米におけるビジネス経験と、学習塾勤務を活かし、現在では、各種社内研修・スクール研修において、論理的思考、ビジネスライティング、クリティカルライティング等の講師を務める。著書に「英文履歴書」(中経出版、執筆協力)などがある。

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松澤佳郎

講師
松澤佳郎 (まつざわ・よしろう)
株式会社テレコンサービス代表取締役・慶應義塾大学SFC研究所上席所員

1984年日本大学法学部法律学科卒業、同年鹿島建設株式会社入社(秘書室勤務、経営企画・新規事業担当)、1999年慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程修了(MBA)、同年有限会社テレコンサービス(現株式会社)を設立。ケースメソッドによるミドル~トップ層へのマネジメント教育の企画運営を行っている。また自らも経営戦略、財務戦略などの講師も務める。

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募集要項

日時 2007年01月20日 (土)  9:00~18:00
2007年01月27日 (土)  10:00~18:00

※全2回

受講料 89,000円

教材費・昼食代を含みます


定員 50名

※定員になり次第締め切らせていただきます

持参物 電卓
主催
  • アカデミーヒルズ
会場 アカデミーヒルズ49(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階)

※都合により40階に変更する場合、受講生には直接ご案内いたします。

※当講座は連続ではありません。毎月1回同じ内容での開催です。