セミナー・イベント

1日で学ぶ決算書の読み方・演習講座
~個々の企業活動が財務3表にどう反映されるかを理解する~

ベーシック講座 アカウンティング・ファイナンス

日時

2008年10月11日 (土)  10:00~17:00

※当講座は連続ではありません。隔月での同じ内容の開催です。

終了しています

内容

本講座の特徴は、会計の仕組みを「財務3表」の数字から理解することです。「損益計算書」「貸借対照表」「キャッシュフロー計算書」の数字がどのように繋がっているか、 実際にこれら3表の数字を動かしてみることで、個々の企業活動が3表にどう反映されるのかを 理解します。会社を設立し借り入れをしたらどう記載するか、売上が増え売掛金と在庫が 増えると数字がどう動くか、単年度の利益は数字にどう積みあがるかなど、財務3表の数字を 埋めながら会計の仕組みを理解します。

この講座では、会社の経営状態を把握する財務分析の基礎となる会計の仕組みを理解します。多忙なビジネスパーソンがビジネスリテラシーの一つである会計・財務の知識を習得するための速習講座です。

本講座の特徴
・演習の中で自分で数字を動かすことにより、個々の企業活動が財務3表にどう反映されるのかが理解できるようになります。
・財務3表に同時に数字を書き込んでいくため、3表のつながりが分かり、会計の全体像が見えるようになります。

カリキュラム

時間 内容 内容の解説と進め方
10:00 Session 1「素人はなぜ財務諸表が理解できないのか」
  1. 収支報告書を見る感覚で財務諸表を見ている
  2. 財務3表の数字のつながりが分かっていない
  3. 資本の部と利益処分計算書の関係が分かっていない

利益という現金や剰余金という現金があるわけではない。PLとBSは現金の動きを表しているのではない。

講義:約30分

10:30 Session 2「決算書の基礎知識」
  1. 損益計算書(P/L)
  2. 貸借対照表(B/S)
  3. キャッシュフロー計算書(C/S)
  4. 株主資本等変動計算書
  5. 経営分析(どこを見れば会社が分かるのか)
    • 金を稼ぐ能力はあるのか
    • 金を払ってくれる会社なのか
    • 長期的に安定している会社と言えるのか
    • 効率よく金を稼いでいるのか

財務3表及び株主資本等変動計算書の構造と経営分析のための基礎的な指標を理解する。

講義:約90分

12:00 昼食
13:00 Session 3「財務3表の繋がりを理解する」
  1. 会社設立
  2. 固定資産の売買
  3. 現金取引と売掛・取得
  4. 借入と元本・金利の支払い
  5. 減価償却
  6. 在庫計上
  7. 繰延資産
  8. 税金の計算と支払い
  9. 配当

財務諸表の構造や経営分析の比率だけをいくら勉強しても財務諸表は理解できない。財務3表の数字がそれぞれの会計処理毎にどう動くか、そしてそれぞれの数字が財務3表のどことどう繋がっているかが分かれば「目からウロコが落ちる」ように財務諸表のしくみが納得できる。

講義:約150分

15:30 Session 4「純資産の部を理解する」
  1. 資本金と剰余金
  2. 資本準備金
  3. 利益準備金と任意積立金
  4. 株主資本等変動計算書

純資産の部は資本金と剰余金からなる。その他にも法律で決められた分類がある。

講義:約30分

16:00 Session 5「財務3表のつながりから新会計基準を理解する」
  1. 退職給付会計
  2. 税効果会計
  3. 時価会計と減損会計
  4. 自己株式の取得(金庫株)

「財務3表の繋がりを理解する」の上級編。ここまで分かれば、新会計基準の基本的な考え方が理解できる。

講義:約60分

17:00 終了

受講をお勧めしたい方

・財務分析の前に会計の仕組みを理解したい方

講師紹介

講師
國貞克則 (くにさだ・かつのり)
ボナ・ヴィータコーポレーション代表取締役

東北大学機械工学科卒業後、神戸製鋼入社。海外プラント事業部、人事部などを経て、1996年米国ビーター・ドラッカー経営大学院でMBA取得。2001年ボナ・ヴィータコーポレーションを設立。中小企業の経営指導や大手企業の管理職教育が得意分野。

すべて読む 閉じる

募集要項

日時 2008年10月11日 (土)  10:00~17:00

※当講座は連続ではありません。隔月での同じ内容の開催です。

受講料 38,000円

※昼食代を含みます


受講対象者 会計の初心者

定員 60名

※定員になり次第締め切らせていただきます

持参物 電卓
主催
  • アカデミーヒルズ
会場 アカデミーヒルズ49(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階)

※都合により40階に変更する場合、受講生には直接ご案内いたします。