デザインビジネス最前線セミナー
携帯コミュニティサイト「謎のローソン部」発の新商品デザイン
~消費者参加の商品開発で先行するローソンの取り組みを聞く~
日時
内容
ローソンが運営する携帯サイト上のコミュニティサイト「謎のローソン部」(通称:謎ロー)は、「部員(=会員)」と呼ばれる一般の顧客で構成されており、その2万人に上る部員の活動は真剣かつ積極的です。部員の要望を反映したカップ麺、プリン等はヒット商品として貢献するという結果も生まれています。
企業がネット上でユーザーと共に商品デザインを行ったり、商品の感想を求める場合、懸案事項となるのがユーザーからの情報のクオリティです。匿名性の高いネットの世界では情報の信用性が低いという事実もあり、どのようにして意見を選り分けるかなどが重要な鍵を握ります。
本セミナーでは、ローソンが運営する携帯サイト「謎のローソン部」部長である高橋千宏氏より効果的に顧客の意見を反映した商品の実例やノウハウをお話しいただきます。
ディスカッションポイント
1.「謎のローソン部」の活動概要2.商品開発事例 その1
3.商品開発事例 その2
4.成功する携帯コミュニティサイトの特徴とは?
※ ゲストスピーカーによる一方通行のセミナーではなく、質疑の時間も設けたインタラクティブなスタイルの講座です。受講者は、講義における不明な点やご自身が抱えている課題などをゲストにお問合せいただき積極的にご発言ください。
受講をお勧めしたい方
・メーカーで新規事業・新規ブランドなどの立上げに携わる方
・マーケティングの知識を学びたいデザイナー
講師紹介
講座趣旨
携帯電話、家電、自動車、住宅—マーケティング競争が激化する現在、多くの業界で「デザイン」が注目されています。「デザイン」という着眼点は、ある意味、目につき易く単純に見えるかもしれません。だが、こうした「デザイン」が、ビジネスの成否における重要なカギの一つとなっているのです。製品の価格や性能での差別化が困難になっている今日の市場では、「デザイン」を起点として、顧客を捉えることは不可欠な動きとなっています。
これからは、「デザイン」によって新たな顧客価値を創出し、利益を上げる企業と、「デザイン」をうまく利用できずに利益を上げることができない企業の差がますます広がる可能性があります。
継続的な利益を生むためには、単なる「いいデザイン」を超えた仕組み=マーケティング戦略がなければなりません。まさにデザインを起点に創造する戦略、すなわちデザイン・ドリブンのマーケティング戦略の必要性です。
本講座では、多くの企業が抱えている「デザインがよければ売れるのか」、そして「どうしたらデザインを経営に活かすことができるのか」という問いに様々な形で答えた企業の方をゲストお招きします。
流通、価格、PR、そしてビジネスモデルなどの視点から「デザイン」とマーケティングの要素を巧みに結びつけたプロセスや、そのマネジメントの工夫を聞き、参加者の皆さんとの議論を通じて、その成功の裏側にあるマーケティング戦略の特徴や課題を学びます。
開催実績
募集要項
日時 |
2008年02月07日
(木)
15:00~17:00 |
---|---|
受講料 |
29,800円 |
定員 | 30名
※定員になり次第締め切らせていただきます |
主催 |
|
会場 |
アカデミーヒルズ49(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階) ※都合により40階に変更する場合、受講生には直接ご案内いたします。 |
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