セミナー・イベント
コーポレートファイナンス 戦略と実践
第2回 ダイナミズムな株式市場との対峙
内容
なぜコーポレートファイナンスはそんなにもセクシーなのか?
理論的な企業価値や株式価値の算出(DCF)などのコーポレートファイナンスの基本作法は、理解してしまえば誰でもできますし、そんなに難しいことでもありません。たくさん解説書も存在します。しかし、そこがコーポレートファイナンスのおもしろいところではないのです。
一番の醍醐味は株式市場という生き物、株式投資家という感情を持った存在とのコミュニケーションにあります。投資家の投資戦略が全てAIに置き換えられてしまえば、もしかするとコーポレートファイナンスはもっと無機質なものになってしまうのかもしれませんが、それでも、株式投資家はひとつひとつ投資期間は違うし、投資スタイルも異なります。株主のお好みはどんな戦略だろう、いや、むしろ株主の好みに合わせるのではなくて、自社が呼び込みたい株主を魅了するにはどうすればいいのだろう、そして一体自社にぴったりの株主はどこにいるのだろう、そういうことを考えつつ経営戦略を遂行していく、これがコーポレートファイナンスなのです。
第2回の主なカバー領域は、新刊の9章、10章、11章に当たる、以下のパートです。今回も全て触れる時間はないので、重要なエッセンス抜き出し方式にします。
株主還元政策について
1 過小評価されている配当の重要性
2 ペイアウトの全体像 〜株主還元にもダイナミズムを!〜
3 配当について
4 自社株買いについて
5 配当v.s.自社株買い
6 株主優待をどう考えるべきか
7 ペイアウトケーススタディ
8 リキャップケーススタディ
IR戦略
1 IRの前提知識
2 誰を対象とするのか
3 機関投資家v.s.個人投資家
4 日本の株式市場の大株主は誰か
5 マーケットを司る超重要要素としての流動性
6 ストラテジストという存在
7 どの投資家にアプローチするか
ベンチャーファイナンス
1 ベンチャーファイナンスについて
2 未上場企業の株価はどうやって決めるのか?
3 上場までの株主構成をどう考えるか(資本政策)
4 クラウドファンディング
ビジネスパーソンとしてざっくり知っておくべき主要数字一覧
一番の醍醐味は株式市場という生き物、株式投資家という感情を持った存在とのコミュニケーションにあります。投資家の投資戦略が全てAIに置き換えられてしまえば、もしかするとコーポレートファイナンスはもっと無機質なものになってしまうのかもしれませんが、それでも、株式投資家はひとつひとつ投資期間は違うし、投資スタイルも異なります。株主のお好みはどんな戦略だろう、いや、むしろ株主の好みに合わせるのではなくて、自社が呼び込みたい株主を魅了するにはどうすればいいのだろう、そして一体自社にぴったりの株主はどこにいるのだろう、そういうことを考えつつ経営戦略を遂行していく、これがコーポレートファイナンスなのです。
第2回の主なカバー領域は、新刊の9章、10章、11章に当たる、以下のパートです。今回も全て触れる時間はないので、重要なエッセンス抜き出し方式にします。
株主還元政策について
1 過小評価されている配当の重要性
2 ペイアウトの全体像 〜株主還元にもダイナミズムを!〜
3 配当について
4 自社株買いについて
5 配当v.s.自社株買い
6 株主優待をどう考えるべきか
7 ペイアウトケーススタディ
8 リキャップケーススタディ
IR戦略
1 IRの前提知識
2 誰を対象とするのか
3 機関投資家v.s.個人投資家
4 日本の株式市場の大株主は誰か
5 マーケットを司る超重要要素としての流動性
6 ストラテジストという存在
7 どの投資家にアプローチするか
ベンチャーファイナンス
1 ベンチャーファイナンスについて
2 未上場企業の株価はどうやって決めるのか?
3 上場までの株主構成をどう考えるか(資本政策)
4 クラウドファンディング
ビジネスパーソンとしてざっくり知っておくべき主要数字一覧
シリーズ紹介
実践的なコーポレートファイナンス戦略を武器として身につけるための考え方、コツをお伝えします。
そして、本を読めば理解できることを一方的に座学スタイルではなく、せっかく何十人もの受講者がいるので、講師2人と会場を一体化させてクロストークイベントの形式で進行していきます。
筆者の2人は、2007年に本アカデミーヒルズで『はじめてのM&A、コーポレートファイナンス』を6回シリーズで講義し、その内容はダイヤモンド社より『実況LIVE 企業ファイナンス入門講座』として2008年に発刊されました。同書は、証券会社、銀行、事業会社など多くの企業での研修用テキストに採用されています。また、2人は2013年には『あわせて学ぶ会計&ファイナンス入門講座』を同じくダイヤモンド社より出版し、それまで別々に解説されるがゆえに理解しにくいと思われていた2つの領域を理解しやすい形に料理し、会計とファイナンスを経営戦略に生かす姿を提示しました。両書とも、大手書店でのビジネス書売上ランキングの上位を獲得しています。
そして、2019年4月3日には、コーポレートファイナンスをより、実践的、かつ、市場との対峙という、経営戦略上もっとも重要、しかし、類書ではあまりカバーされないポイントを盛り込んだ『コーポレートファイナンス 戦略と実践』(ダイヤモンド社)を出版予定です。中身は、著者2人が大手証券会社、投資銀行、大手金融機関、事業会社などで行なっている研修内容、大学のMBAの講義で教えられる内容がふんだんに盛り込まれています。今回は、その書籍の内容を踏まえつつ、コーポレートファイナンスの戦略と実践についてクロストーク形式で議論していきます。
そして、本を読めば理解できることを一方的に座学スタイルではなく、せっかく何十人もの受講者がいるので、講師2人と会場を一体化させてクロストークイベントの形式で進行していきます。
筆者の2人は、2007年に本アカデミーヒルズで『はじめてのM&A、コーポレートファイナンス』を6回シリーズで講義し、その内容はダイヤモンド社より『実況LIVE 企業ファイナンス入門講座』として2008年に発刊されました。同書は、証券会社、銀行、事業会社など多くの企業での研修用テキストに採用されています。また、2人は2013年には『あわせて学ぶ会計&ファイナンス入門講座』を同じくダイヤモンド社より出版し、それまで別々に解説されるがゆえに理解しにくいと思われていた2つの領域を理解しやすい形に料理し、会計とファイナンスを経営戦略に生かす姿を提示しました。両書とも、大手書店でのビジネス書売上ランキングの上位を獲得しています。
そして、2019年4月3日には、コーポレートファイナンスをより、実践的、かつ、市場との対峙という、経営戦略上もっとも重要、しかし、類書ではあまりカバーされないポイントを盛り込んだ『コーポレートファイナンス 戦略と実践』(ダイヤモンド社)を出版予定です。中身は、著者2人が大手証券会社、投資銀行、大手金融機関、事業会社などで行なっている研修内容、大学のMBAの講義で教えられる内容がふんだんに盛り込まれています。今回は、その書籍の内容を踏まえつつ、コーポレートファイナンスの戦略と実践についてクロストーク形式で議論していきます。
保田隆明氏 & 田中慎一氏からのメッセージ
コーポレートファイナンスの真髄は、「市場との対峙」にあります。理論的な企業価値や株式価値の算出がコーポレートファイナンスだと誤解されているケースが多いのですが、それは、料理で言うならレシピの一つにすぎません。重要なのは、実際に料理をしてみること、料理をする時のコツをマスターすること、そして、レシピを応用したクッキングの実践です。そう、コーポレートファイナンスは、静的な世界ではありません。動的な世界です。獰猛なアニマルスピリットを持つ株式市場と対峙する経営戦略を練ることこそがコーポレートファイナンスなのです。理論的な企業価値や株式価値の算出はそのツールの一つにすぎません。
また、近年では、ベンチャー企業側での当分野へのニーズも急激に高まっています。ベンチャー企業では、資金調達、M&Aが今や日常茶飯事のように行われていますし、それら局面で大企業と一緒する場面も増えています。
クロストークを中心に進めることにより、現場のリアルをご参加の皆さんに感じていただく時間にします。肩肘張らないコーヒートーク、ミニゼミのイメージでご参加ください。
そして、通常のコーポレートファイナンスの講義ではじっくりと時間をかけるであろう企業価値の算出方法(主にDCF)については、今回はほぼ触れません。しっかりと講義すると結構な時間を必要としますが、新刊の中でも詳しく解説しています。また、この分野は他にもたくさん分かりやすい解説書もあります。これについては、自学がある程度可能でしょう、ということで、今回はスキップします。
なお、2回とも受講していただいても構いませんし、どちらかだけ受講していただいても構いません。2回目の講義は、1回目を受講していなくても理解できる構成にします。
※第1回は4月8日(月)です。
また、近年では、ベンチャー企業側での当分野へのニーズも急激に高まっています。ベンチャー企業では、資金調達、M&Aが今や日常茶飯事のように行われていますし、それら局面で大企業と一緒する場面も増えています。
クロストークを中心に進めることにより、現場のリアルをご参加の皆さんに感じていただく時間にします。肩肘張らないコーヒートーク、ミニゼミのイメージでご参加ください。
そして、通常のコーポレートファイナンスの講義ではじっくりと時間をかけるであろう企業価値の算出方法(主にDCF)については、今回はほぼ触れません。しっかりと講義すると結構な時間を必要としますが、新刊の中でも詳しく解説しています。また、この分野は他にもたくさん分かりやすい解説書もあります。これについては、自学がある程度可能でしょう、ということで、今回はスキップします。
なお、2回とも受講していただいても構いませんし、どちらかだけ受講していただいても構いません。2回目の講義は、1回目を受講していなくても理解できる構成にします。
※第1回は4月8日(月)です。
講師紹介
募集要項
日時 |
2019年04月22日
(月)
19:00~21:30 ※受付開始は18:30頃を予定しております。 |
---|---|
受講料 |
14,000円 ※『コーポレートファイナンス 戦略と実践』の書籍付き。書籍は当日の受付時にお渡しいたします。 |
定員 | 70名
※定員になり次第締切らせていただきます |
主催 |
|
会場 | アカデミーヒルズ(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階) |
※お申込期限:2019年4月22日(月)15:00まで
お支払い方法
お申込・お支払い方法
・イベントレジストのシステムを使用しています。(※イベントレジストをはじめてご利用になる方は、最初に会員登録が必要です。)
・お支払方法は、クレジットカード、PayPal、コンビニ・ATM払いがあります。
(※コンビニ・ATM払いは、開催日の5日前までご利用いただけます。)
・お申込み後のキャンセル及び返金は承っておりません。
・領収証をご希望の方は、お申込完了後、イベントレジストの「マイチケット」ページ内<領収証データ>
ボタンをクリックして下さい。領収証データが表示されます。
【その他】
・円滑な進行のためにいただいた情報を講師の方々に提供させていただきます。
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