2017年06月07日 (水)  19：00～21：30

※受付開始は18：30頃を予定しております。

M&Aに代表されるコーポレートファイナンス（企業財務）戦略を抜きに、企業の経営戦略を立案することは考えられません。

本講座シリーズは、、最近、日経新聞の記事で取り上げられることの多い、①「M&A」、②「株主還元政策と資金調達戦略」というコーポレートファイナンスの重要テーマについて、全2回でわかりやすく解説します。
　
「株主還元政策と資金調達戦略」編
日本企業が抱える問題の一つは、低ROEです。
これを改善するにはどうすればいいのでしょうか？また、もし、日本企業が引き続き低ROEに甘んじ続けるならば、日本企業は溜まった内部留保を株主に配当や自社株買いで戻すべきなのでしょうか？現に、日本企業による配当支払額や自社株買いの金額は年々増加傾向にあります。それは、すべての企業において正しい姿なのでしょうか？

一方、日本企業の株式保有構造はこの20年間に大きく変化しました。
企業の経営戦略、財務戦略、そして株主還元政策は株主構成により影響を受けるものでしょうか？また、存在感を増しつつある機関投資家による株式保有は、日本企業の企業価値にプラスとなるのでしょうか？IR戦略の構築や、最適な資金調達手段とはどのようなものになるのでしょうか？

このような疑問、論点を中心に、講義、議論を進めていきます。

講師は、日頃からコーポレートファイナンス分野の業務に携わっており、また、上場企業の財務部や経営企画部の社員研修、大手証券会社、大手銀行の社員研修などでコーポレートファイナンスを教えています。これまでアカデミーヒルズで開催した講義は、どれも高い評価を得ています。

【 カリキュラム 】
・適切な自社株買いと配当の金額はどう決めるべきなのか
・株主還元政策は株主構成に影響を受けるのか
・理想的な株主構成とは？
・機関投資家による株式保有は企業価値向上に繋がるのか
・コーポレートガバナンスと株主還元政策の関係性とは
・日本企業のROEが低い要因は
・最適な資金調達手段はどう判断するのか
・借入金、現金の割合はどの程度が最適なのか
・株式市場を意識したIR 戦略とは

第1回5月22日 開催「M&A実務と財務モデル編」

※「M&A実務と財務モデル編」と「株主還元政策と資金調達戦略編」は、それぞれお申込みが必要です。
※どちらか一方のみの受講も可能です。

・コーポレートファイナンスの入門書など読んだことはあるが、さらに実践的な財務戦略を学びたいと考えている方
・経営企画部門、財務部門に所属する方
・ビジネスパーソンとして必要な知識を深めたい方

アカデミーヒルズ　スクール事務局
受付時間：10:00-18:30　(土・日・祝・年末年始を除く）　　　　　　　　　　　　　　　　　
※お電話及びメールでの講座お申込は受け付けておりませんのでご了承ください。

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