セミナー・イベント

六本木アートカレッジ 2021

多彩なジャンルで活躍する9名によるスペシャルトークセッション!

一般ライブラリーメンバー

日時

2021年03月07日 (日)  11:00~17:00
終了しています

内容

GAFAに代表される巨大プラットフォーマーに対して、私たちは「AIを駆使して個人データを吸い上げ、利益とともに総取りしていく」というイメージを抱きがちです。しかし、AIとビッグデータの本来の強みは、多様な価値をマッチングさせる点にあります。
 
AIを使って異なる価値観を持つ人々が快適に過ごすことができる社会を目指すことはダイバーシティーを推進する原動力ともなります。高い付加価値を出せるプラットフォーマーをたくさん輩出することが、より多様なニーズに応え、今まで見過ごされてきた社会の課題を解決し、日本をより良い社会にするのではないでしょうか。
 
本シリーズでは、そのような芽となる小さなプラットフォームを日本で立ち上げ、成長させている起業家たちをゲストにお招きし、モデレーターを務める浜田敬子さんとお話を伺います。
 
シリーズ第4回のゲストは、日本の町工場をテクノロジーの力でアップデートし、日本のモノづくりの技術を未来へつなぐために奮闘しているキャディ株式会社代表取締役の加藤勇志郎さんをお迎えします。
 
「工場は日本人そのものだ」--- これは、小説『下町ロケット』の著者、池井戸潤さんが朝日新聞の特集で発した言葉です。
 
日本は安価で高品質な製品をつくる「モノづくり」の国として経済的に発展してきました。
その製造業を部品や技術で支えてきたのが、下町にある町工場です。
しかし、「下請け」の構造から抜け出せない町工場を取り巻く環境は厳しく、その数は減少し、衰退しています。
 
技術があるのに、元請け1社に依存するがために買い叩かれ、複数社の相見積もりで正当な評価をされずに疲弊する町工場が多い現状を変えるため、加藤さんが立ち上げたのが受発注プラットフォーム「CADDi」です。
 
部品の最適発注を可能にするプラットフォームを通じて町工場をマッチングすることで、どのような新たな価値を生んでいるのでしょうか。
 
今回は、リアルに町工場で奮闘するゲストをもう1人お招きしています。金属加工業を手掛ける浜野製作所の代表、浜野慶一さんです。
同社は町工場がスタートアップを技術で支援する「ガレージスミダ」を立ち上げ、オリィ研究所の分身ロボット「オリヒメ」の開発支援を始め、数多くの起業家を後押ししてきました。
 
また、産官学連携プロジェクトである深海探査機「江戸っ子1号」では、町工場に眠る技術を活かし、これまでかかっていた費用を大幅に削減することに成功しました。その根底には、下請けではなく、自らが新たな市場・仕事をつくり出す、町工場の誇りをかけた思想があります。
 
『下町ロケット』を彷彿させる活動を行う加藤さんと浜野さんに、いま日本の製造業で起きていることを現場の視点でお話いただき、多様な技術や才能を繋げ、新たな価値を生むとはどういうことなのか、議論します。この議論からは、あらゆる局面で新たな価値を生むためのヒントが得られるでしょう。
 
またコロナ禍で打撃を受ける製造業のその先を見据え、キャディと浜野製作所が今後どのようにビジネスを進化させようとしているのか、新たな取り組みについてもお伺いします。
 

※申込期日:2020年2月18日(木)16:00まで
※アーカイブ配信はありません。
※本イベントは、ZOOMウェビナーを使用したオンラインLIVE配信です。


募集要項

日時 2021年03月07日 (日)  11:00~17:00
受講料 一般 1,000円(税別 910円)/ ライブラリーメンバー、BI PRIME会員 無料

■BI PRIME会員の方:BIから来るご案内に従ってお申込ください。
■ライブラリーメンバーの方:メンバーアプリにて「プロモーションコード」をご確認いただき、イベレジ申込画面で該当コードをご入力下さい。


注意事項

※本イベントは、ZOOMウェビナーを使用したオンラインLIVE配信です。
<ご準備いただくもの>
端末(PCやタブレット、スマホなど)

<オンラインイベント視聴方法>
お申込確認後、配信用のURLを前日にお申込者にメールにてお知らせいたします。

これまでZoomにアクセスしたことのない方は、事前に以下Zoomの接続サイトをご活用ください。
zoom.us/test

主催
  • アカデミーヒルズ
協力
会場 オンライン