セミナー・イベント

森美術館協力セミナー
森美術館館長 南條史生が語る
ビジネス・パーソンへすすめる現代アート入門
—現代アートに見る世界事情

カルチャー&ライフスタイル 文化

日時

2009年10月15日 (木)  19:00~20:30
終了しています

内容

森美術館「アイ・ウェイウェイ展-何に因って?」展示風景
撮影:渡邉 修
「医学と芸術展」(2009年11月28日~)出展作品
ジル・バルビエ《老人ホーム》2002年
マーティンZ.マーギュリー氏蔵、マイアミ、アメリカ
Courtesy: Galerie G.-P. & N. Vallois, Paris, France
「現代アートを知りたいけど、いまひとつどうやって見たらいいかわからない」「印象派の絵画とは何が違うのか」「そもそも何を現しているのかわからない」現代アートに対して、皆さんはさまざまな疑問を持たれていませんか?

実は、現代アートは社会情勢や環境問題、他者とのコミュニケーション方法といった私たちの日常の現実から生み出され、新しい可能性を模索しています。まさに、現代アートは今の社会の現状を写す鏡とも言えます。本講座では、森美術館館長の南條史生氏が現代アートとは何か、それぞれのアート作品が時代をどう読み、どのような役割を果たしていこうとしているのかご紹介します。

21世紀に入り、大きな社会の変動とともに、人々の価値観も刻々と変化を遂げています。現代アートはそういった空気を何よりも早く吸収し、社会へと還元しています。このような時代の転換期だからこそ、現代アートを鑑賞することは、ビジネス・パーソンにとって創造のヒントを与えてくれる絶好の機会となるでしょう。

講師紹介

スピーカー
南條史生 (なんじょう・ふみお)
森美術館特別顧問

1949年東京生まれ。森美術館特別顧問。慶應義塾大学経済学部、文学部哲学科美学美術史学専攻卒業。国際交流基金(1978-1986)等を経て 2002年より森美術館副館長、2006年11月より2019年12月末まで森美術館館長。過去にヴェニス・ビエンナーレ日本館(1997)及び 台北ビエンナーレ(1998)コミッショナー、ターナープライズ審査委員(ロンドン・1998)、横浜トリエンナーレ(2001)、シンガポール・ビエンナーレ(2006、2008)アーティスティックディレクター、茨城県北芸術祭総合ディレクター(2016)、ホノルル・ビエンナーレ キュラトリアルディレクター(2017)等を歴任。慶應義塾大学非常勤講師。 近著に「疾走するアジア~現代美術の今を見る~」 (美術年鑑社、2010)、「アートを生きる」(角川書店、2012)がある。

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講座趣旨

※森美術館とは

文化都心 六本木ヒルズのシンボルとして、森タワーの最上階に位置する美術館。 「現代性」と「国際性」をテーマに、現代アート、ファッション、建築、デザイン、写真、映像など様々なジャンルの斬新な展覧会を開催しています。
展覧会会期中は休館日がなく、また22時まで開館(火曜日を除く)している他、同じチケットで展望台 東京シティビューにも入館できます。


募集要項

日時 2009年10月15日 (木)  19:00~20:30
受講料 3,000円

※参加者には森美術館で開催中の「アイ・ウェイウェイ展:何に因って」入場チケット(非売品)をプレゼントいたします


定員 120名

注意事項

複数名で一緒にご参加いただく場合にも、一括でお申込を頂くことはできません。お一人様ずつWEB上のお申込みフォームよりご登録いただくことにより、お席を確保させて頂いております。
恐れ入りますが、参加されるご本人にお申込いただくか、又は代理でご参加者の情報をご登録下さいますようお願い申し上げます。
尚、その際に同一のメールアドレスはご利用いただけません。必ず人数分のメールアドレスをお手元にご用意の上お申込ください。

主催
  • アカデミーヒルズ
協力
会場 アカデミーヒルズ49(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階)

※都合により40階に変更する場合、受講生には直接ご案内いたします。

お支払い方法

クレジットカードによるお支払いのみです。
※お申込み後のキャンセル及び返金は承っておりません。
※クレジットカードはVISA、MASTER、JCB、AMERICAN EXPRESS、DINERSのみのお取扱となります。
※お支払方法は「一回払い」のみとなります。(「リボルビング払い」「分割払い」等はご利用いただけません)

【その他】
※領収証をご希望の方は、「申込画面」内の<請求書・領収証発行>欄でラジオボタンの「WEB上で発行する」をお選び下さい。
「WEB上で発行する」をお選びいただきますと申込完了後に、領収証のダウンロード画面が表示されます。ダウンロード画面を一旦閉じると再度ダウンロード画面に戻ることが出来ませんのでご注意ください。

森美術館展覧会情報

「アイ・ウェイウェイ展:何に因って」 会期:2009年7月25日(土)-11月8日(日)
「アイ・ウェイウェイ展:何に因って」 会期:2009年7月25日(土)-11月8日(日)

アイ・ウェイウェイ[艾未未]は、美術、建築、デザイン、出版、展覧会企画など多岐にわたる分野で活躍する現代中国を代表するクリエイターのひとりです。2008年の北京オリンピックスタジアム設計に際するヘルツォーク&ド・ムーロンとのコラボレーションによって国際的な評価を高めました。現代中国で最も刺激的なクリエイターが世界を見つめる眼差しを、展覧会を通して共有いただけることと思います。


次回展:「医学と芸術展:生命と愛の未来を探る」 会期:2009年11月28日(土)-2010年2月28日(日)
次回展:「医学と芸術展:生命と愛の未来を探る」 会期:2009年11月28日(土)-2010年2月28日(日)

人間の身体は、もっとも身近でもっとも未知の世界です。本展では、「科学(医学)と芸術が出会う場所としての身体」をテーマに、医学・薬学の分野では世界最大の助成を行っているウェルカム財団(英国)の協力を得て、その医学関係の所蔵品から借用した貴重な歴史的資料を現代美術ならびに日本の古美術作品と対置・統合させ、バイオテクノロジーなど、未来の医療への展望までをも含む総合的な展覧会を開催します。