六本木ヒルズライブラリー
新年度に読みたい「心強い味方になる本」5冊
更新日 : 2020年04月01日
(水)
四月を迎え、いよいよ新年度が始まります。
新しい環境に飛び込むのは、新社会人だけとは限りません。後輩を迎える人も、久しぶりに職場に戻る人も、それぞれに悩みや不安を抱えています。誰かに相談したくても、周囲の忙しさやいまだ馴染めない環境で、ひとり悩むこともあるかもしれません。
そんな時、いつでも気軽にアドバイスをくれるのは、たくさんの本たちです。今回は、新年度の心強い味方になってくれる5冊の本をご紹介いたします。
新社会人の英語
英語の試験で点が取れても、ビジネスで「使う」ことができなければ、もったいない!社会人として最低限必要な英語フレーズや、そのまま使えるメールのテンプレートが満載のこの本。技術、営業、人事など、職種別の頻出用法もまとめてあります。ビジネス英語に慣れない新社会人でも、自信をもって英語を使えるようになる、新年度におススメの一冊です。「仕事ができる」とはどういうことか?
年度も変わり、意欲も十分。でも「仕事ができる人」になるためには、どうすればいいのでしょうか?著者曰く、「役に立つ」スキルは沢山あれど、それに「意味を与える」のはセンス。これからのビジネスシーンを切り開く、より本質的な力を手に入れるためには、論理以上に感性が必要となってくるのです。新年度の活力をより有効に使うための指針が、ここに。あやうく一生懸命生きるところだった
四月、新しい生活が始まると、人はどうしたって力んでしまうもの。しかし、いつも一生懸命に生きなくてもいいのです。全力で自分をすり減らす前に、少し立ち止まるのも選択の一つ。40歳を目前に会社を辞めた著者のエッセイを読んでみれば、「あきらめる」勇気が湧いていきます。普通で、つまらない、そんな毎日を幸せに過ごすための一冊です。女子の選択
女性活躍がなかなか進まないこの国で、女性たちが直面する新生活の不安や迷い、それは男性以上に大きいものかもしれません。学歴、職歴、結婚、出産……格差研究の第一人者の徹底分析から見えてくるのは、女性たちの「幸福度」が様々な要素に左右されている現代社会でした。大学選びに迷う学生から、キャリア形成を考えるビジネスパーソンまで、迷いから抜け出すためのヒントがきっと見つかるはずです。1万人のリーダーが悩んでいること
キャリアアップの方法も、肩の力の抜き方も、全てはあなたの使い方次第。未知なる道に向かうべく、5冊の本に詰まった武器を手に、さあ、新年度に挑みましょう。
新社会人の英語
海渡寛記 : ローレン・キーズクロスメディア・ランゲージ
「仕事ができる」とはどういうことか?
楠木建:山口周宝島社
あやうく一生懸命生きるところだった
ハ・ワン : 岡崎暢子ダイヤモンド社
女子の選択
橘木 俊詔東洋経済新報社
1万人のリーダーが悩んでいること
浅井 浩一ダイヤモンド社
注目の記事
-
11月26日 (火) 更新
本から「いま」が見えてくる新刊10選 ~2024年11月~
毎日出版されるたくさんの本を眺めていると、世の中の”いま”が見えてくる。新刊書籍の中から、今知っておきたいテーマを扱った10冊の本を紹介しま....
-
11月26日 (火) 更新
メタバースは私たちの「学び」に何をもたらす?<イベントレポート>
メタバースだからこそ得られる創造的な学びとは?N高、S高を展開する角川ドワンゴ学園の佐藤将大さんと、『メタバース進化論』を出版されたバーチャ....
-
11月20日 (水) 更新
aiaiのなんか気になる社会のこと
「aiaiのなんか気になる社会のこと」は、「社会課題」よりもっと手前の「ちょっと気になる社会のこと」に目を向けながら、一市民としての視点や選....
現在募集中のイベント
-
開催日 : 01月30日 (木) 19:00~20:30
note × academyhills
メディアプラットフォームnoteとのコラボイベント第2回。映画『ビリギャル』の主人公のモデルで教育家として活動する小林さやかさんと、元陸上選....
小林さやかと為末大が語る『人間の学び・成長のプロセスとマインドセット』