六本木ヒルズライブラリー
私にとってメンバーズ・コミュニティは、「知のスポーツジムで行う思考のトレーニング」
メンバーズ・コミュニティ代表者インタビュー:木村 尚義さん(個人事業研究会)
会員制ライブラリーにある、社会人のためのフラットな情報共有の場「メンバーズ・コミュニティ(MC)」。このメンバー主体のサークル活動は、趣味の共有やビジネス力を鍛えるものなど、現在12のコミュニティが活動しています。
その代表者の生の声をお届けするインタビューシリーズ第一弾は、個人事業研究会の木村尚義さんです。MC活動への想いやその魅力について、率直に語ってくださいました。
その代表者の生の声をお届けするインタビューシリーズ第一弾は、個人事業研究会の木村尚義さんです。MC活動への想いやその魅力について、率直に語ってくださいました。
■六本木ヒルズライブラリーの入会のきっかけは?
私が入会したのは2007年3月頃ですが、そのころ新聞で「六本木ヒルズに、スポーツジムみたいな会員制図書館がある」と知りました。最初「何だ、それは?」と思いましたね。それを自分の目で確かめたくて直ぐに入会しました。きっかけは単純な好奇心です。でも気付いたら、もう10年経ってしまいました(笑)。
■どのように利用されていますか?
主に執筆活動と読書、あとは月1回のMC「個人事業研究会」の定例会です。
10年も会員でいると会えば話をするメンバーも増えてきて、そういった知人メンバーと情報交換や近況報告ができるのがいいですね。
■MC「個人事業研究会」を立ち上げられた理由は?
立ち上げたのは入会半年後でしたが、当時私は起業して数年が経っていました。常々「起業を薦める本はたくさんあるのに、起業後の問題対処のためのノウハウ本がないなぁ」と思っていました。そして、同じように思っている人は他にもたくさんいるはず。「じゃあ、そこを埋める活動をしよう」と。
起業すると、様々な問題、たとえば新規顧客開拓をどうするか、クレーム対処、受注元の入金遅れ、病気、人手不足に時間不足に資金不足などが次々とおこります。これらは、非常に泥臭く、けれども起業すれば必ず直面します。そんな、きれい事ばかりでは済まない実践情報を、すでに起業されている方だけではなく、今後予定されている方も一緒になって共有することで、少しでもみんなが有益で必要な情報を得られ、それぞれがwin-winの関係になると良いなと思いスタートしました。
■活動内容について教えてください。
毎月1回、平日の夜に開催しています。その名の通り、すでに起業されている方や今後独立を予定している方、勤め人の副業の情報交換を目的としていますが、厳しい会則などはありませんし、一日だけの参加も可能です。初参加も大歓迎です!個人事業主はもちろん、ちょっと興味があるという方や学生にいたるまで、ライブラリーメンバーであればどなたでも自由にご参加いただけます。
以前は、予めテーマを発表してから定例会を開いていましたが、その時集まった人たちのタイムリーな意見を交換できるように今はテーマを決めずに開催しています。
定例会は基本的に、まず一人ずつ自己紹介をして、その時に抱えている課題や悩みがあればそれも一緒に話します。その後はそれらについて意見交換をし、時間があれば私の開発したゲーム「フラッシュブレイン」を行います。どこにでも売られているごく普通のトランプで遊ぶゲームです。将来AIに仕事を奪われないように発想力の向上を目的として作りました。手前味噌ですが、楽しみながら発想を鍛えられるゲームですので、これから少しずつ広めていきたいと思っています(笑)。
フラッシュ・ブレイン公式ブログ
http://flushbrains.blogspot.jp/
■MC「個人事業研究会」の魅力は?
テーマを決めていないので、毎回何が話されるかわからないところも面白いのですが、他のメンバーの「生きた情報」を「その場」で「直に」得られることが、このMCの醍醐味で最大の魅力だと思っています。
また、多彩な年齢や経歴を持つメンバーが集まるので、様々な分野や視点での情報交換ができ、個々では思いつかなかったアイディアや発見を得ることができます。メンバーのみなさんは、仕事や勉強のためにわざわざ会費を払ってライブラリーへ通っている人たちですので、主体的で目的意識や問題意識がとても高いです。そのため、情報のレベルも自ずと高くなるわけです。その道のプロも参加されますので、そのようなメンバーから無料でアドバイスをもらえるのも大きな魅力です。
■木村さんにとってMCとは?
私にとってMCとは「知のスポーツジムで行う思考のトレーニング」だと思っています。冒頭で「スポーツジムみたいな会員制図書館」という話をしましたが、実際にメンバーになって使ってみると言い得て妙でした。新聞記者も上手いこと言うなと(笑)。その「知のスポーツジム」で行うMCは私にとって「思考のトレーニング」であり、普段だと気付かない視点を鍛える場となっています。そして、参加されているメンバーにとっても、そうであってほしいと思っています。そのためには、これからも「生きた情報」や「その場」を大事にし、直接的な生の情報を交換していきたいと思っています。
■好きな本
『水平思考の世界-電算機時代の創造的思考法(講談社)』 エドワード・デボノ
■趣味
読書
■好きな言葉/座右の銘
上善如水
個人事業研究会
http://www.academyhills.com/library/members/report/community03.html
メンバーズ・コミュニティ
http://www.academyhills.com/library/members/report/index.html
会員制ライブラリー
http://www.academyhills.com/library/index.html
私が入会したのは2007年3月頃ですが、そのころ新聞で「六本木ヒルズに、スポーツジムみたいな会員制図書館がある」と知りました。最初「何だ、それは?」と思いましたね。それを自分の目で確かめたくて直ぐに入会しました。きっかけは単純な好奇心です。でも気付いたら、もう10年経ってしまいました(笑)。
■どのように利用されていますか?
主に執筆活動と読書、あとは月1回のMC「個人事業研究会」の定例会です。
10年も会員でいると会えば話をするメンバーも増えてきて、そういった知人メンバーと情報交換や近況報告ができるのがいいですね。
■MC「個人事業研究会」を立ち上げられた理由は?
立ち上げたのは入会半年後でしたが、当時私は起業して数年が経っていました。常々「起業を薦める本はたくさんあるのに、起業後の問題対処のためのノウハウ本がないなぁ」と思っていました。そして、同じように思っている人は他にもたくさんいるはず。「じゃあ、そこを埋める活動をしよう」と。
起業すると、様々な問題、たとえば新規顧客開拓をどうするか、クレーム対処、受注元の入金遅れ、病気、人手不足に時間不足に資金不足などが次々とおこります。これらは、非常に泥臭く、けれども起業すれば必ず直面します。そんな、きれい事ばかりでは済まない実践情報を、すでに起業されている方だけではなく、今後予定されている方も一緒になって共有することで、少しでもみんなが有益で必要な情報を得られ、それぞれがwin-winの関係になると良いなと思いスタートしました。
■活動内容について教えてください。
毎月1回、平日の夜に開催しています。その名の通り、すでに起業されている方や今後独立を予定している方、勤め人の副業の情報交換を目的としていますが、厳しい会則などはありませんし、一日だけの参加も可能です。初参加も大歓迎です!個人事業主はもちろん、ちょっと興味があるという方や学生にいたるまで、ライブラリーメンバーであればどなたでも自由にご参加いただけます。
以前は、予めテーマを発表してから定例会を開いていましたが、その時集まった人たちのタイムリーな意見を交換できるように今はテーマを決めずに開催しています。
定例会は基本的に、まず一人ずつ自己紹介をして、その時に抱えている課題や悩みがあればそれも一緒に話します。その後はそれらについて意見交換をし、時間があれば私の開発したゲーム「フラッシュブレイン」を行います。どこにでも売られているごく普通のトランプで遊ぶゲームです。将来AIに仕事を奪われないように発想力の向上を目的として作りました。手前味噌ですが、楽しみながら発想を鍛えられるゲームですので、これから少しずつ広めていきたいと思っています(笑)。
フラッシュ・ブレイン公式ブログ
http://flushbrains.blogspot.jp/
■MC「個人事業研究会」の魅力は?
テーマを決めていないので、毎回何が話されるかわからないところも面白いのですが、他のメンバーの「生きた情報」を「その場」で「直に」得られることが、このMCの醍醐味で最大の魅力だと思っています。
また、多彩な年齢や経歴を持つメンバーが集まるので、様々な分野や視点での情報交換ができ、個々では思いつかなかったアイディアや発見を得ることができます。メンバーのみなさんは、仕事や勉強のためにわざわざ会費を払ってライブラリーへ通っている人たちですので、主体的で目的意識や問題意識がとても高いです。そのため、情報のレベルも自ずと高くなるわけです。その道のプロも参加されますので、そのようなメンバーから無料でアドバイスをもらえるのも大きな魅力です。
■木村さんにとってMCとは?
私にとってMCとは「知のスポーツジムで行う思考のトレーニング」だと思っています。冒頭で「スポーツジムみたいな会員制図書館」という話をしましたが、実際にメンバーになって使ってみると言い得て妙でした。新聞記者も上手いこと言うなと(笑)。その「知のスポーツジム」で行うMCは私にとって「思考のトレーニング」であり、普段だと気付かない視点を鍛える場となっています。そして、参加されているメンバーにとっても、そうであってほしいと思っています。そのためには、これからも「生きた情報」や「その場」を大事にし、直接的な生の情報を交換していきたいと思っています。
■好きな本
『水平思考の世界-電算機時代の創造的思考法(講談社)』 エドワード・デボノ
■趣味
読書
■好きな言葉/座右の銘
上善如水
個人事業研究会
http://www.academyhills.com/library/members/report/community03.html
メンバーズ・コミュニティ
http://www.academyhills.com/library/members/report/index.html
会員制ライブラリー
http://www.academyhills.com/library/index.html
プロフィール
木村 尚義(きむら なおよし)
株式会社創客営業研究所 代表取締役。
汎用機SEを経てOA機器販売会社へ。売上げ不振パソコンショップのテコ入れを命じられ、たった一人で店舗の運営を任され逆転の発想を駆使し初年度で5倍の売上げを達成。
その後、外資系教育会社に転職、受講者は通算3万名を超える。研修依頼主へ受講者レポートを書き続けた経験から、個人の隠れた強みを発見することが得意。
2008年に法人化。全国の通信、銀行、商社で逆転の発想研修を実施し好評を得る。2011年に費用対効果を追求しすぎて閉塞感ただよう現状を打開したい一心で執筆した「ずるい考え方~ゼロから始めるラテラルシンキング入門~(あさ出版)」がベストセラー。近著に「わか者ばか者よそ者」はいちばん役に立つAI時代の創造的思考(創英社/三省堂)がある。2017に10年目を迎えるメンバーズコミュニティ個人事業研究会を主催。10年に渡る研究会の経験から成功する人と失敗する人の見極めができるようになった。
汎用機SEを経てOA機器販売会社へ。売上げ不振パソコンショップのテコ入れを命じられ、たった一人で店舗の運営を任され逆転の発想を駆使し初年度で5倍の売上げを達成。
その後、外資系教育会社に転職、受講者は通算3万名を超える。研修依頼主へ受講者レポートを書き続けた経験から、個人の隠れた強みを発見することが得意。
2008年に法人化。全国の通信、銀行、商社で逆転の発想研修を実施し好評を得る。2011年に費用対効果を追求しすぎて閉塞感ただよう現状を打開したい一心で執筆した「ずるい考え方~ゼロから始めるラテラルシンキング入門~(あさ出版)」がベストセラー。近著に「わか者ばか者よそ者」はいちばん役に立つAI時代の創造的思考(創英社/三省堂)がある。2017に10年目を迎えるメンバーズコミュニティ個人事業研究会を主催。10年に渡る研究会の経験から成功する人と失敗する人の見極めができるようになった。
「わか者、ばか者、よそ者」はいちばん役に立つ—AI時代の創造的思考
木村尚義創英社
ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門
木村尚義あさ出版
考える力を磨く1分間トレーニング
木村尚義かんき出版
ひらめく人の思考術
木村尚義早川書房
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