六本木ヒルズライブラリー

【エントランスショーケース】
「本は‘贈り物’としての本質をもっている」

更新日 : 2017年11月16日 (木)


— みなさんは、誰かに本の贈り物をしたことはありますか?



今回のエントランス・ショーケースは『本は‘贈り物’としての本質をもっている』と題しての展示です。

大の本好きとして知られた詩人・長田弘。著書『小さな本の大きな世界』で紹介されている数々の絵本を、詩人のメッセージとともに展示しています。



今回の展示の中心となる詩「世界は一冊の本」。その中の印象的な一節がこちら。

「本を読もう。もっと本を読もう。もっともっと本を読もう。」


そこには本好きの詩人だからこその、世界を見つめる視線が織り込まれています。
(展示されている詩文を、ぜひ通して読んでみてくださいね) 



さて2017年も残すところあとわずか。まもなくクリスマスシーズンです。

大切な人に、本の贈り物はいかがですか?

紹介している絵本の中には、プレゼントにもふさわしいものもたくさん。贈る相手の顔を思い浮かべながら、展示をご覧いただくのもおススメです。



「世界というのは開かれた本で、その本は見えない言葉で書かれている。」
「人生という本を、人は胸に抱いている。一個の人間は一冊の本なのだ。」
 

印象的な詩文とともに、詩人が描き出す世界の姿。
展示された数々の絵本を、ぜひ目の前でご覧ください。





<企画・監修>
澁川 雅俊 (六本木ライブラリーフェロー)

<協力>
クレヨンハウス ほるぷ出版 冨山房 アスラン書房 岩崎書店

※エントランス・ショーケースは会員制ライブラリー施設内にありますので、閲覧をご希望の際には必ずメンバーズ受付へお立ち寄りください。