六本木ヒルズライブラリー

TENNIEL vs JAPANESE ARTISTS
~日本の画家が描いた「不思議の国」のアリス
<展示&ライブラリーメンバーイベントを開催>

更新日 : 2017年05月31日 (水)

アカデミーヒルズのエントランス・ショーケースでは、5月26日より『TENNIEL vs JAPANESE ARTISTS ~日本の画家が描いた「不思議の国」のアリス』と題して、世界中で愛されている「不思議の国のアリス」をモチーフにした展示を開催しています。



その生誕から150年を超えた現在も、世界中で絶大な人気を誇る「不思議の国のアリス」。
ルイス・キャロルの手により生まれた「不思議国」出身のアリスは、19世紀半ばにイラストレーター、ジョン・テニエルによる絵姿で、世界中のアイドルになりました。


今回のエントランス・ショーケース展示は『TENNIEL vs JAPANESE ARTISTS ~日本の画家が描いた「不思議の国」のアリス』と題し、ジョン・テニエルによるアリスと、日本のアーティスト/イラストレーターの手によるアリスをご紹介しています。



ジョン・テニエルの挿絵が添えられたアリスが日本に紹介されたのが1910年。100年以上も前から日本で親しまれてきたアリスは、多くの絵描きたちのモチーフとして描かれてきました。


こちらは「前衛の女王」と称され、現代日本のアートシーンでも高い人気を誇る草間彌生が描いたアリス。展示されている本の巻末には「わたくし草間は、今を生きるワンダーランドのアリスです」と書かれています。



こちらは日本を代表する版画家・棟方志功によるアリス。今年2月に展示が開催された棟方志功がアリスを描いていたことは、意外と知られていません。


そして今回の展示の中心に飾られているのが、日本を代表するアリス画家、半那裕子氏の手による作品。深い瞳の奥に魅入られ、不思議と静かな心地になる、独特の魅力を持つ作品です。



7月中旬まで開催されている今回の展示。
ぜひ間近で「不思議の国」の世界をご覧ください。

企画・監修:ライブラリーフェロー・澁川 雅俊


※エントランス・ショーケースは会員制ライブラリー施設内にありますので、閲覧をご希望の際には必ずメンバーズ受付へお立ち寄りください。





ライブラリーでは、半那裕子氏を迎えてのメンバーイベントを7月中旬に開催予定です。
詳細は決まり次第「イベント予定」のページにてお知らせいたします。

【ライブラリーメンバーイベント】
「‘不思議の国の’アリスを描き続ける」
開催日:7/12(水)
スピーカー:半那 裕子(画家)
ファシリテーター:澁川 雅俊 (アカデミーヒルズ ライブラリーフェロー)