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シェアラウンジトーク 開催レポート
第1回“アークヒルズを知る”
更新日 : 2017年05月19日
(金)
開催日:2017年4月25日 @アークヒルズライブラリー シェアラウンジ
文/神田
アークヒルズライブラリーメンバーから生まれたコミュニティ活動『シェアラウンジトーク』では、アークヒルズに関わる人を毎回ゲストに迎え、アークヒルズライブラリーを利用しているメンバー同士が“アークヒルズ”をキーワードに交流します。告知や運営サポートなど、ライブラリー事務局も最大限協力していきます。
第1回は、“アークヒルズを知る”をテーマに、森ビル株式会社タウンマネジメント事業部の
田中巌さんをゲストスピーカーに迎えて4月25日に開催されました。
第1回は、“アークヒルズを知る”をテーマに、森ビル株式会社タウンマネジメント事業部の
田中巌さんをゲストスピーカーに迎えて4月25日に開催されました。
アークヒルズはいつ生まれた?
アークヒルズが竣工したのは1986年、今から31年前です。当時の森ビル社長の森稔氏が、「ここに摩天楼をつくる」と言った時には、周りは“ありえない”という反応だったとか。日本で最初といってもよい都心の複合開発でした。
現在、アークヒルズで数々のイベント開催を手がけていらっしゃる田中さんですが、イベントの開催自体がご自身の仕事ではないと仰います。イベントを何のためにやるか、それは、そこにいる人を街として混じり合わせるためだそう。高度経済成長期には、オフィスエリアにはオフィスが並び、住宅地は鉄道会社が駅前を開発して団地やマンションを建て、仕事場と住まいの2拠点が生活の基本でした。それを、移動時間をなくして都心を享受したいという思いで、都会の1つの拠点=“街”にしたのがアークヒルズだと仰います。
現在、アークヒルズで数々のイベント開催を手がけていらっしゃる田中さんですが、イベントの開催自体がご自身の仕事ではないと仰います。イベントを何のためにやるか、それは、そこにいる人を街として混じり合わせるためだそう。高度経済成長期には、オフィスエリアにはオフィスが並び、住宅地は鉄道会社が駅前を開発して団地やマンションを建て、仕事場と住まいの2拠点が生活の基本でした。それを、移動時間をなくして都心を享受したいという思いで、都会の1つの拠点=“街”にしたのがアークヒルズだと仰います。
アークヒルズは国際金融センターだった?
このエリア、住所が赤坂と六本木にまたがっているのが名前の由来だといいます。Akasaka(赤坂)とRoppongi(六本木)をKnot(繋ぐ)⇒ ARK Hills と名付けられたそうです。
1986年にできた「アークヒルズ」に加えて、六本木通り向かいの「アークヒルズフロントタワー」、神谷町側の「アークヒルズ仙石山森タワー」、六本木一丁目駅に直結した「アークヒルズサウスタワー」と、アークヒルズはエリアを広げてきましたが、当初は、日比谷線の神谷町駅と千代田線の赤坂駅しかなく、陸の孤島と言われていたそうです。
アークヒルズ竣工当時は、ちょうど日本に外資金融が進出しはじめた時で、ほぼ全ての外資金融がアークヒルズに集まったといいます。日本の国際金融センターです。現在は丸の内に集中していますが、当時はビルの管理を24時間体制で行っていたのがアークヒルズだけだったからではないかと、田中さんはおっしゃいます。
その国際金融センターの最上階37階に森ビル社長室があったそうです。まさに、現在のアークヒルズライブラリーの場所でした。ライブラリーの窓から森ビルの建物がたくさん見られるのは、当時、社長が外を眺めながらプロジェクトを進めていったからなのでしょうか。
1986年にできた「アークヒルズ」に加えて、六本木通り向かいの「アークヒルズフロントタワー」、神谷町側の「アークヒルズ仙石山森タワー」、六本木一丁目駅に直結した「アークヒルズサウスタワー」と、アークヒルズはエリアを広げてきましたが、当初は、日比谷線の神谷町駅と千代田線の赤坂駅しかなく、陸の孤島と言われていたそうです。
アークヒルズ竣工当時は、ちょうど日本に外資金融が進出しはじめた時で、ほぼ全ての外資金融がアークヒルズに集まったといいます。日本の国際金融センターです。現在は丸の内に集中していますが、当時はビルの管理を24時間体制で行っていたのがアークヒルズだけだったからではないかと、田中さんはおっしゃいます。
その国際金融センターの最上階37階に森ビル社長室があったそうです。まさに、現在のアークヒルズライブラリーの場所でした。ライブラリーの窓から森ビルの建物がたくさん見られるのは、当時、社長が外を眺めながらプロジェクトを進めていったからなのでしょうか。
便利だけど“気持ちのいい場所”
東京が世界の街として台頭していくには、集中した場所に一流の人が集まってこそそれが原動力になるという確信が森稔氏にはあったのではないか、と田中さんはおっしゃいます。そういう思いでつくられたアークヒルズは、30年経った今でもどこか上品な雰囲気があります。それは、そこに集まる人が“自分の街”という思いを持っている人が多いからではないかと田中さんは考えているそうです。そしてその思いに応え、受け止める仕組みを整えているのが田中さんの仕事です。2009年にスタートした『ヒルズマルシェ』は、毎週土曜日に欠かさず開催されています。生産者の顔が見える野菜やくだもの、生花は近隣に住む人だけでなく、オフィスに勤める人にも人気があります。5月からは、毎週火曜日にも開催されます。
サントリーホールでは一流の演奏家が舞台に立ち、ANAインターコンチネンタルホテルには海外からの宿泊者が多く滞在します。アークヒルズのコンセプトは、“Global Neighborhood”。様々な国籍と文化的背景をもった人が、快適でいききとした都市生活を営むことができる、気持ちのいい場所です。四季を感じ、都心ならではの刺激を愉しみ、住むこと、働くこと、遊ぶことがボーダレスに解け合う街です。
30年後のアークヒルズはどうなっているのだろう?という質問に、田中さんは「社会がどのように進化しているかわからないけど、人が生活をしたいと思う“便利だけど気持ちのいい場所”として生き残っていられれば...」と答えられました。
サントリーホールでは一流の演奏家が舞台に立ち、ANAインターコンチネンタルホテルには海外からの宿泊者が多く滞在します。アークヒルズのコンセプトは、“Global Neighborhood”。様々な国籍と文化的背景をもった人が、快適でいききとした都市生活を営むことができる、気持ちのいい場所です。四季を感じ、都心ならではの刺激を愉しみ、住むこと、働くこと、遊ぶことがボーダレスに解け合う街です。
30年後のアークヒルズはどうなっているのだろう?という質問に、田中さんは「社会がどのように進化しているかわからないけど、人が生活をしたいと思う“便利だけど気持ちのいい場所”として生き残っていられれば...」と答えられました。
次回は、5月24日(水)ゲストはTACO RICOの北島さん
田中さんから、テレフォンショッキングのように紹介していただいた次回のゲストスピーカーは、アーク森ビル3階にあるメキシカン・タコスの店『TACO RICO』のオーナー 北島昇さんです。参加ご希望のメンバーは、メンバーアプリもしくはマイページよりお申し込みください。
日時:5月24日(水)19:00~20:00
場所:アークヒルズライブラリー シェアラウンジ
ゲスト:北島 昇さん
日時:5月24日(水)19:00~20:00
場所:アークヒルズライブラリー シェアラウンジ
ゲスト:北島 昇さん
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