六本木ヒルズライブラリー
【エントランスショーケース】広重描く『東海道五十三次』に見る“江戸の旅姿”
~古今東西の「読書の絵姿」を、ご紹介しています~
更新日 : 2014年11月11日
(火)

49階のエントランスショーケースにて、歌川広重が描く『東海道五十三次』に見る“江戸の旅姿”をテーマに、復刻版画やパネル、関連書籍の展示を開催しています。
「東海道」は奈良時代に設けられた官営七道の一つです。『万葉集』の時代には、東海・関東地方から徴用された防人(さきもり)が、大陸からの侵攻に備えるために歩んだ道であり、平安時代には『伊勢物語』の主人公が‘東下りを、江戸時代には芭蕉が『野ざらし紀行』をし、そしてまた十返舎一九が 『東海道中膝栗毛』で‘弥次さん喜多さんに伊勢参りから上方見物をさせた通り道でした。
「東海道」は奈良時代に設けられた官営七道の一つです。『万葉集』の時代には、東海・関東地方から徴用された防人(さきもり)が、大陸からの侵攻に備えるために歩んだ道であり、平安時代には『伊勢物語』の主人公が‘東下りを、江戸時代には芭蕉が『野ざらし紀行』をし、そしてまた十返舎一九が 『東海道中膝栗毛』で‘弥次さん喜多さんに伊勢参りから上方見物をさせた通り道でした。

しかしこの街道を日本中に広めたのは、なんと言っても歌川広重の『東海道五十三次』でしょう。広重は日本橋から京の三条大橋まで55景を描き、1833-34年に版元保永堂から出板しました。
浮世絵師が描いたとは言え、この作品は単なる風景画ではありません。むしろ現代の観光案内イラストレーションとしてもてはやされました。
現代、私たちが旅行ガイドを持って旅をしたり、本の景色に惹かれて旅行したくなるようなものでしょうか。
浮世絵師が描いたとは言え、この作品は単なる風景画ではありません。むしろ現代の観光案内イラストレーションとしてもてはやされました。
現代、私たちが旅行ガイドを持って旅をしたり、本の景色に惹かれて旅行したくなるようなものでしょうか。

私たちに馴染みの深い『東海道五十三次』ではありますが、江戸の旅姿からその時代を感じてみると、また新しい発見があるかもしれませんね。
展示期間:2014年11月4日~2015年1月末日(予定)
企画・監修:澁川 雅俊 (六本木ライブラリーフェロー)
展示期間:2014年11月4日~2015年1月末日(予定)
企画・監修:澁川 雅俊 (六本木ライブラリーフェロー)

注目の記事
-
03月25日 (火) 更新
本から「いま」が見えてくる新刊10選 ~2025年3月~
毎日出版されるたくさんの本を眺めていると、世の中の"いま"が見えてくる。新刊書籍の中から、今知っておきたいテーマを扱った10冊の本を紹介しま....
-
03月25日 (火) 更新
aiaiのなんか気になる社会のこと
「aiaiのなんか気になる社会のこと」は、「社会課題」よりもっと手前の「ちょっと気になる社会のこと」に目を向けながら、一市民としての視点や選....
-
03月25日 (火) 更新
米大学卒業式の注目スピーチから得られる学び<イベントレポート>
ニューヨークを拠点に地政学リスク分析の分野でご活躍され、米国社会、日本社会を鋭く分析されているライターの渡邊裕子さんに、アメリカの大学の卒業....
現在募集中のイベント
-
開催日 : 05月19日 (月) 12:30~14:15
ジェラルド・カーティス氏 特別講演「これからの民主主義」
コロンビア大学政治学名誉教授のジェラルド・カーティス氏をお迎えし、トランプ政権の今後の展望と、これからの民主主義の可能性についてご講演いただ....