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活動レポート
人生にポジティブな変革を!
~Global Agenda Seminar 卒業生が集合~
活動レポートグローバル政治・経済・国際キャリア・人
アカデミーヒルズ スタッフの活動レポート
文/清水 香帆 写真/御厨 慎一郎
開催日:2014年1月12日
2010年から始まった石倉洋子のグローバル・ゼミ(Global Agenda Seminar/GAS)は2013年のプログラムを終え、修了生は140名を超えるネットワークへと成長しました。年明けの1月12日(日)にアカデミーヒルズで開催された同窓会では、三連休の中日にも関わらず、地方から駆け付けた方も含め、多くのアラムナイが参加し、横のネットワークを広げました。
GASの歩みとこれから・・・そして石倉教授の今後
快晴の天気に恵まれた三連休の中日。アカデミーヒルズの一室は、石倉洋子のグローバル・ゼミ(Global Agenda Seminar/GAS)の卒業生140名のうち約60名が集まり、熱気に包まれていました。
それもそのはず、久々に顔を合わせてお互いの近況報告を聞いてさっそく刺激を受けており、スタート前から既に会場が盛り上がるというのがGAS同窓会の定番風景なのです。
そして、同窓会ではただ集まって近況報告をするだけではなく、新しい情報を仕入れ、ディスカッションをして脳をフル回転させる場でもある、ということを誰もが知っています。さらに、会はすべて英語で行われます。
まず、みなさんにご挨拶したのがGASのメイン講師を務める、グローバル人材の第一人者・石倉洋子氏。
これまで2010年、2012年、2013年と開催したGASでやってきたことを振り返り、そして今後の展開として今年6月にGAS2014を開講予定であることも触れました。
さらに、今年3月で慶應義塾大学大学院を退任される予定であることから、今後、石倉氏自身が「フリーランス」となってどのような活動をされるのか、といったこともお話しされました。
自分自身が常に新たなチャレンジを続けていくことを、これまでも身をもって示してきた石倉氏は「組織に属さないで自分個人の力でやっていく」ことを実践すると明言。
常に先を行く石倉氏をアラムナイは真剣なまなざしで見つめます。
それもそのはず、久々に顔を合わせてお互いの近況報告を聞いてさっそく刺激を受けており、スタート前から既に会場が盛り上がるというのがGAS同窓会の定番風景なのです。
そして、同窓会ではただ集まって近況報告をするだけではなく、新しい情報を仕入れ、ディスカッションをして脳をフル回転させる場でもある、ということを誰もが知っています。さらに、会はすべて英語で行われます。
まず、みなさんにご挨拶したのがGASのメイン講師を務める、グローバル人材の第一人者・石倉洋子氏。
これまで2010年、2012年、2013年と開催したGASでやってきたことを振り返り、そして今後の展開として今年6月にGAS2014を開講予定であることも触れました。
さらに、今年3月で慶應義塾大学大学院を退任される予定であることから、今後、石倉氏自身が「フリーランス」となってどのような活動をされるのか、といったこともお話しされました。
自分自身が常に新たなチャレンジを続けていくことを、これまでも身をもって示してきた石倉氏は「組織に属さないで自分個人の力でやっていく」ことを実践すると明言。
常に先を行く石倉氏をアラムナイは真剣なまなざしで見つめます。
期を越えて知り合うために期ごとにグループ紹介
GASも年々卒業生が増加してきたことから、グループごとに自己紹介をしていただきました。グループとは、それぞれの方々が参加した期ごとになります。
まずはGAS2010の方に前方に出てきてもらい、代表の方をその場で決め、2010の参加者がどんなことをしたのか、それぞれがどういう人たちなのか、ということを英語で話していきます。
GAS2012、GAS2013の人々にもそれぞれ同様にグループ紹介をしていただきましたが、これが実は、やってみると非常に難しいことだということがわかります。
限られた10分間という時間の中で、いかに分かりやすく約20名のグループを紹介できるか。しかも、事前準備もなく突然自分が代表して紹介しなくてはなりません。
みなさんのグループ紹介の後、すかさず石倉氏は参加者にこういった「ぶっつけ本番のコメント」を求められたときにどうするべきか、アドバイスをします。
それは、世界経済フォーラムのダボス会議を始め、あらゆる国際会議で突然コメントを求められたり、モデレーターを依頼されることがよくあることを経験している石倉氏ならではのアドバイスです。
まずはGAS2010の方に前方に出てきてもらい、代表の方をその場で決め、2010の参加者がどんなことをしたのか、それぞれがどういう人たちなのか、ということを英語で話していきます。
GAS2012、GAS2013の人々にもそれぞれ同様にグループ紹介をしていただきましたが、これが実は、やってみると非常に難しいことだということがわかります。
限られた10分間という時間の中で、いかに分かりやすく約20名のグループを紹介できるか。しかも、事前準備もなく突然自分が代表して紹介しなくてはなりません。
みなさんのグループ紹介の後、すかさず石倉氏は参加者にこういった「ぶっつけ本番のコメント」を求められたときにどうするべきか、アドバイスをします。
それは、世界経済フォーラムのダボス会議を始め、あらゆる国際会議で突然コメントを求められたり、モデレーターを依頼されることがよくあることを経験している石倉氏ならではのアドバイスです。
同窓会のプレゼンターはglobal issueの解決に奔走する関美和氏
そして、いよいよ同窓会のゲストプレゼンターである、Asian University for Women(AUW)のボードメンバーである関美和氏の登場です。
AUWは南アジア、及び東南アジアの教育の機会に恵まれない女性のための高等教育機関であり、バングラデシュを拠点としています。
バングラデシュ人の弁護士であり、開発銀行に勤めていたKamal Ahmad氏によって2008年に設立されたAUWで関氏は理事を務めており、日本企業からの資金調達に奔走してこられた経験を語ってくれました。
寄付者の中に日本企業が見当たらなかったことから、日本企業にアプローチすることになった関氏ですが、最初はなかなか支援を得ることができず、苦労したといいます。
しかし、昨年はユニクロが1億円の支援を約束するなど、その他の大手企業からの寄付も得て、少しずつ道が開けてきました。
日本企業の巻き込み方をマーケティングの視点から伝授して下さった関氏。そこにはマーケティング戦略が功を奏したこともありましたが、何年も諦めずに交渉を続ける関氏の教育にかける情熱にも圧倒されるものがありました。
関氏から提起されたディスカッショントピックは次の4つ。
・ユニクロとの協力をさらに発展させるにはどうしたらいいか?
・新たな日本企業のスポンサーを見つけるにはどうしたらいいか?
・金銭的支援以外の貢献を企業から引き出すにはどういうアイディアがあるか?
・AUWの卒業生の就職先確保が難しい状況だが、どうしたらいいか?
参加者は4つのグループに分かれて、それぞれの課題について議論し、最後のレポートバックの時間で、それぞれ全員に向けてユニークなアイディアを発表していきました。
AUWは南アジア、及び東南アジアの教育の機会に恵まれない女性のための高等教育機関であり、バングラデシュを拠点としています。
バングラデシュ人の弁護士であり、開発銀行に勤めていたKamal Ahmad氏によって2008年に設立されたAUWで関氏は理事を務めており、日本企業からの資金調達に奔走してこられた経験を語ってくれました。
寄付者の中に日本企業が見当たらなかったことから、日本企業にアプローチすることになった関氏ですが、最初はなかなか支援を得ることができず、苦労したといいます。
しかし、昨年はユニクロが1億円の支援を約束するなど、その他の大手企業からの寄付も得て、少しずつ道が開けてきました。
日本企業の巻き込み方をマーケティングの視点から伝授して下さった関氏。そこにはマーケティング戦略が功を奏したこともありましたが、何年も諦めずに交渉を続ける関氏の教育にかける情熱にも圧倒されるものがありました。
関氏から提起されたディスカッショントピックは次の4つ。
・ユニクロとの協力をさらに発展させるにはどうしたらいいか?
・新たな日本企業のスポンサーを見つけるにはどうしたらいいか?
・金銭的支援以外の貢献を企業から引き出すにはどういうアイディアがあるか?
・AUWの卒業生の就職先確保が難しい状況だが、どうしたらいいか?
参加者は4つのグループに分かれて、それぞれの課題について議論し、最後のレポートバックの時間で、それぞれ全員に向けてユニークなアイディアを発表していきました。
ネットワーキング・パーティで交流 「参加者は変わらざるを得ない!?」
同窓会の第1部終了後は、ネットワーキングパーティを開催。
新しく出会う人たち、前回の同窓会で会ったことがある人たち、そして同じクラスで苦労をともにした人たち。
それぞれの近況や新たな活動に関して盛り上がり、話は尽きません。
特にみなさんの前で近況報告がある方に何名かお話しいただきました。新しく勉強会を立ち上げた人、転職をした人、東日本大震災の被災地の再建のために活動している人、石倉氏の言葉をきっかけに世界一周旅行をしてきた人、仕事内容に関連して林業の映画をアピールした人、GASのレポートがベースとなって社内で新たなプロジェクトを立ち上げた人・・・
ディスカッション時に出た仲間のコメントに刺激を受け、懇親会では勇気を持って自分の環境を変え、前進していく人たちに刺激を受け、「GASに来ると変わらざるを得ない」というコメントが飛び出すほど。
お互いに良い刺激を与え合うネットワークはこれからも広がり、発展していくことを再確認した一日でした。
GAS2014は今年6月に開講します。4月頃にアカデミーヒルズのWEB上で募集を開始する予定です。
あなたもこのネットワークに加わりませんか?
新しく出会う人たち、前回の同窓会で会ったことがある人たち、そして同じクラスで苦労をともにした人たち。
それぞれの近況や新たな活動に関して盛り上がり、話は尽きません。
特にみなさんの前で近況報告がある方に何名かお話しいただきました。新しく勉強会を立ち上げた人、転職をした人、東日本大震災の被災地の再建のために活動している人、石倉氏の言葉をきっかけに世界一周旅行をしてきた人、仕事内容に関連して林業の映画をアピールした人、GASのレポートがベースとなって社内で新たなプロジェクトを立ち上げた人・・・
ディスカッション時に出た仲間のコメントに刺激を受け、懇親会では勇気を持って自分の環境を変え、前進していく人たちに刺激を受け、「GASに来ると変わらざるを得ない」というコメントが飛び出すほど。
お互いに良い刺激を与え合うネットワークはこれからも広がり、発展していくことを再確認した一日でした。
GAS2014は今年6月に開講します。4月頃にアカデミーヒルズのWEB上で募集を開始する予定です。
あなたもこのネットワークに加わりませんか?
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