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六本木アートカレッジ・タイプ別攻略法をご紹介

~11/24(日)開催直前! 六本木アートカレッジ1DAYイベントの楽しみ方:その2~

活動レポート文化教養

アカデミーヒルズ スタッフの活動レポート
文/河上

全20講座の中から自由に選択する1DAYイベント「六本木アートカレッジ」が、いよいよ開催間近となりました。
2010年から開催している本イベントでは、毎回参加者が1日平均3講座~4講座を受講しています。中には、全時間参加する人もいるほど、参加者の熱気につつまれるイベントとなっています。

今年は「おもしろい未来がやってくる」をテーマに、「くまモン」の生みの親の水野学、ベストセラー作家の阿川佐和子、詩人の谷川俊太郎、そして話題沸騰のメディア・アーティスト真鍋大度ら総勢35名の世界をおもしろくするクリエイターが集う刺激的な内容となっています。

本日は、タイプ別のお薦めコースをご紹介します!興味がある分野をじっくり深めるのも良し、新しい分野を開拓するのも良し。コースを参考に、ご自身にあった時間割を是非作ってご参加ください。

>>六本木アートカレッジ1DAYイベントの楽しみ方:その1

【モデルコースA】最先端のテクノロジー、アートを知りたい方へ

理系男子・女子におススメ!


【11:20~12:20】
JAXA presents「宇宙時代における日本の独創性~「お地球見」を体験してみよう!~」

宇宙飛行士の若田光一氏が、地上約400キロのISS(国際宇宙ステーション)の船長として宇宙での滞在をスタートさせたことが話題になっています。実は「きぼう」日本実験棟では、テクノロジーやサイエンス分野だけではなく、芸術分野の実験を行い、アートの可能性をさぐっています。昨年も好評のJAXAによる講座では、芸術利用の一つである「お地球見」を実施された安藤孝浩先生に体験談をお話いただきます。宇宙でどのような表現がされたのでしょうか。当日は、会場内での模擬実験も予定しています。


真鍋大度(メディア・アーティスト)×徳井直生(エンジニア・起業家)
【14:50~15:50】
「SWITCH presents メディアアートとスタートアップ」

Perfumeのライブ、PV演出が世界で反響を呼んでいるメディア・アーティストの真鍋大度氏をご存知ですか?斬新な発想のもと最先端のテクノロジーを駆使する今注目の人です。その真鍋氏と対談する、徳井直生氏はシリコンバレーで有力な支援を受け、アプリの開発などを行う世界で戦うエンジニア。未来のメディア・アート、テクノロジーがどこに向かっているのかを体感できる60分になるのではないかと思います。


津田大介(ジャーナリスト)×古田貴之(千葉工業大学未来ロボット技術研究センター所長)
【16:10~17:10】
「ロボット技術と未来社会」

災害救助ロボット研究の技術を生かし、3.11以降、廃炉作業を進めるに必要な環境調査を行うロボットの開発に成功したロボット工学者の古田貴之氏。古田氏は、ロボット開発の世界では、数々の伝説をつくり上げてきた人物です。世界から注目される古田氏が描く未来について、ジャーナリストの津田大介氏が迫ります。

【モデルコースB】自分の感性を磨きたい方へ

アート好きなBIZ女子におススメ!


アクセサリーのイメージ
【11:20~12:20】
「森美術館 presents サンタル族の葉っぱのアクセサリー作り」

サンタル族とはインド最大の同族コミュニティ。彼らの文化は口承、歌、儀式で維持、伝承されています。現在、森美術館で開催中の六本木クロッシング展においては、毛利庭園にてサンタル人5名とProminorityが、彼らの伝統工法である土の建築物『珍客亭』を制作しました。今回の講座では、Prominorityがサンタルの村で村人と一緒に制作している葉っぱのアクセサリー作りを行います。その後は、希望者と一緒に毛利庭園『珍客亭』を見学します。オリジナルのアクセサリーをぜひ作ってみませんか?


ピート・モンドリアン
《色彩のコンポジションB》

1917年 油彩/カンヴァス 50.5×45.0cm クレラー=ミュラー美術館 © Collection Kröller-Müller Museum, Otterlo, the Netherlands
【13:30~14:30】
「国立新美術館 presents 色彩の探求ー点描の画家たちとその時代」

現在、国立新美術館で開催している「色彩の探求─点描の画家たちとその時代」。展覧会では、モネ、スーラ、ゴッホ、そしてモンドリアンなどの作品を見ることができます。そこで紹介されているのは色彩を探求する画家たちが行き着いた「分割主義」という理念。本当に見所たくさんの展覧会です。展覧会をもっと深く知る機会として、六本木アートカレッジでも国立新美術館にご協力いただき、米田研究員によるレクチャーを行います。印象派について深く知りたい方などにお薦めです。




舘鼻則孝(アーティスト)
【16:10~17:10】
「LADY GAGA の靴を作る若きアーティスト:舘鼻則孝」

レディ・ガガのアイコンとして広く世界中に知られている「かかとのない靴」。その靴のデザイナーが20代の日本人アーティストだということをご存知でしょうか?舘鼻氏は東京芸大に入学後、着物や下駄などを制作し、花魁の履く高下駄からインスピレーションを得て「かかとのない靴」を製作しました。舘鼻氏のこれまでの活動や、ものづくりに対するお考え伺うとともに、自身が考える未来のファッション、アート、日本についてお話しいただきます。

【モデルコースC】流行の裏側を知りたい方へ

発想力、企画力、プロデュース力を身につけたい!


嶋浩一郎(編集者・クリエイティブディレクター)×長嶋りかこ(グラフィックデザイナー・アートディレクター)
【11:20~12:20】
「J-WAVE presents ラジオの未来を語ろう」

博報堂ケトル代表の嶋浩一郎氏は、テレビ、新聞などの既成のメディアにとらわれない斬新な企画やキャンペーンをプロデュースし、昨今では本を選ぶ一つの基準にもなっている「本屋大賞」を立ち上げました。対談相手は、ラフォーレ原宿などの広告を手掛けてきたラフィックデザイナー・アートディレクターの長嶋りかこ氏です。ヒットを作り上げる二人が語るのは、「ラジオの未来」。今後ますます変化するメディアの中で、ラジオの存在はどうなるのでしょう。企画に携わる全ての人にお薦めの講座です。


水野学(クリエイティブディレクター)/阿川佐和子(作家・エッセイスト)
【13:30~14:30】
「J-WAVE presents コミュニケーションとデザインの未来」

皆さんご存知の「くまモン」を生んだクリエイティブデザイナー水野学氏とベストセラー 「聞く力」の著者阿川佐和子氏による講座では、ヒットを生んだ創作秘話をはじめ、デザインとコミュニケーションにまつわるお二人の考えを伺います。普段の生活や仕事にも役立つヒントが満載です。


南丹灯りの祭典(京都)
【16:10~17:10】
「人、自然、街は循環するか?~地域が灯す竹あかり~」

ap bank fesや明治神宮の祭りを「竹あかり」で演出するCHIKAKEN。まちおこしのきっかけにしようと、まつり型まちづくりをベースに「人と人」「人と場所」「人と自然」を繋ぐ竹あかりの制作・プロデュースされています。同じく「丸の内朝大学」など、数多くの地域プロデュース・企業ブランディングなどを手がける古田秘馬氏がファシリテーターとなり、地域と自然と、アートの関りを考えます。

★六本木アートカレッジ 開催概要

六本木アートカレッジでは、上記でご紹介した他にも面白い講座がたくさんあります!
ご興味のある方は、こちらより詳細をご確認ください。
お申込締切は11/22(金)18時まで。ご興味のある方は、ぜひ早めのお申込を。


●開催日 : 2013年11月24日(日)10:00~18:30(受付開始 9:00)
●会場 : アカデミーヒルズ(六本木ヒルズ森タワー49F)
●参加費 : 4,000円(税込み)
※六本木アートカレッジ終了後に開催される「ナイトパーティ」付き(6,500円)は満席となりました。
●定員 : 1,000名
 ※先着、定員になり次第、締め切らせていただきます。
●主催 : アカデミーヒルズ
●特別協力 : 六本木アート・トライアングル
(国立新美術館、サントリー美術館、森美術館)
●協力 : 株式会社umari、AIT、サントリーホール、JAXA、J-WAVE、SWITCH、Discover Japan、ナナロク社、六本木未来会議(五十音順)

※詳細・お申込はこちらから