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活動レポート

伊藤穰一氏ら世界のオピニオンリーダーたちがInnovative City Forumで何を語るのか?

プログラム・コミッティーメンバーたちの議論への意気込み

活動レポート

[アカデミーヒルズスタッフの活動レポート]
文・清水

六本木ヒルズ10周年を記念し10月16日(水)~18日(金)にアカデミーヒルズで開催される"Inovative City Forum"に関連して、六本木ヒルズ等で入手できるプログラム全てを一覧で見ることができるフライヤーや、各種媒体での特集号が発行されています。
ここではフライヤーの特徴や、プログラム・コミッティーへのインタビューなどをご紹介します。

六本木ヒルズ館内で手にすることができるフライヤー


Innovative City Forum フライヤー
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本カンファレンスは3日間に渡り、合計16セッションが開催され、登壇者数も総勢40名以上を超える大規模なものとなります。

A4・2つ折、見開きのフライヤーには、全てのプログラム、そして登壇者が一目で分かるように工夫がされています。

竹中平蔵氏(慶應義塾大学教授)や伊藤穰一氏(MITメディアラボ所長)を始めとしたプログラム・コミッティーだけでなく、登壇者として世界中から集まる注目のオピニオンリーダーたちの顔写真入りの一覧は、いまの「先端技術」、「創造産業」、「都市政策」分野における世界の動きを感じ取ることができるものとなっています。

フライヤーは、アカデミーヒルズや六本木ヒルズの各所に置かれていますので、お越しの際はぜひ手に取ってみてください。

フリーペーパー ヒルズライフでの特集


左)南條史生氏 右)竹中平蔵氏
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ヒルズライフ最新号表紙
森ビルが発行するフリーペーパー「ヒルズライフ」最新号にもInnovative City Forumの特集が12ページ~17ページに掲載されています。プログラムコミッティーの竹中平蔵氏と南條史生氏(森美術館館長)の対談が16ページ~17ページに掲載されています。

本カンファレンスでお二人が議論したいとしているのが、ある特定の分野だけの話ではなく、20年後のライフスタイルをどうつくっていくのかということ。

対談の口火を切ったのは南條氏。
「人間の日々の生活を規定する日常のディテール、ファッション、プロダクト、料理、エンターテインメント等は新しい思想や技術革新によってどんどん変化するでしょう。都市の未来についても、特に交通や情報システム、エネルギーの分配システムなど基礎的なところで革命が起きていくだろうと。(中略)20年後には我々にはどんな生活が可能になるのか。その可能性に向かって、前に進むことを考えようというのが主眼ですね。」

一方で、アカデミーヒルズ理事長でもある竹中氏は新たな産業の創出に期待を込めます。
「ライフスタイルが変化するときに産業が生まれるんですね。(中略)例えば、震災。私たちはそのことを痛感しているわけですが、1920年代の東京も、まさにそうだった。関東大震災が起きたときに、危険な都心から郊外へと移り住む人が増えて、郊外から都心へと人を運ぶ交通網が発達していったんです。」

さらに竹中氏が注目する要旨が「技術」。技術分野でイノベーションが起こることで新しいライフスタイルが生まれ、そのライフスタイルを可能にするための新しい産業が出てきます。そのイノベーションを産むのは、本当の意味での自由、だと強調し、本カンファレンスへの抱負を次のように語りました。

「特に医療、農業、教育と強く規制されているところをひとつの切り口に世界のトップの専門家と議論したい。」

ヒルズライフ本紙もフライヤーと同様に、六本木ヒルズ各所にて、そして表参道ヒルズやその他関連の施設にて配架されています。

英字新聞 The Japan Timesの特集、そして朝日新聞GLOBEにも「TOKYO」特集が!


The Japan Times
特集号表紙


朝日新聞GLOBE「TOKYO」特集表紙
今回は総勢40名以上の登壇者のうちの半数以上は海外からの登壇者であり、国際色豊かです。
そのため、Innovative City ForumのWEBサイトは日本語ページだけでなく、英語のページも設けています。

カンファレンスをより多くの外国の方に知っていただくために、英字新聞 The Japan TimesでInnovative City Forumの特集を9月に発行しました。

全8ページの特集では、プログラムコミッティーを務める竹中氏、南條氏、伊藤氏、そして市川宏雄氏(明治大学専門職大学院長)の個別インタビューの記事が英語で展開されています。

The Japan Timesの特集は、インタビュー記事の全文をこちらからお読みいただくことができます。


また、10月17日(木)19:00~21:00に開催する朝日新聞GLOBEセッション「TOKYOから見える未来」では、東京ブランドの価値とは何かを議論しますが、そのベースとなっているのが、9月にGLOBEに掲載された「TOKYO」特集です。東京各地の魅力、世界の東京のライバル都市、そして東京の目指す未来という切り口から構成されており、読み応えのある内容となっています。


本カンファレンスにご参加いただく方々には、セッション当日にお渡しする公式プログラムとともに、今回ご紹介したThe Japan Timesの特集号と朝日新聞GLOBEの「TOKYO」特集号を差し上げますのでお楽しみに!

Innovative City Forum 注目のセッションピックアップ!

ご参加には事前申込が必要となります



直前情報として、不動産に関する研究を行っている世界的な機関である、Urban Land Instituteが企画するセッションをご紹介します。

技術の発展により、働く場や、生活の場がどんどん変化していきますが、それを都市開発の観点から紐解くセッションです。

「ワークスタイル変革と街作りへのICTインフラ活用」
シスコは、会社のビジョンでもある「Changing the way we work,live,play,and learn」を実現するため、次世代の「ワークスタイル」と「働く場」の実践を進めています。また、今後10年で人、モノ、データ、プロセスなど世界中のありとあらゆるものがインターネットにつながり、新たなインターネットの利活用と大きなビジネスの機会が創出されるThe Internet of Everything(IoE)の時代の到来を見据え、新たな都市、建物へのICTインフラ活用や、ショッピングセンターやスタジアム等の生活や遊びの場への新たな価値を創造するICTインフラ利用の提案、プロジェクトを進めています。
本セッションでは、これからの「働く場所の未来(ワークスタイル変革)」を自らどう実践し、どう変わっていくのかを事例を踏まえてご紹介します。合わせて、ショッピングセンターやスタジアム等の生活や遊びの場での変革をご紹介致します。

■鈴木和洋(シスコシステムズ合同会社 専務執行役員 )ほか

皆様のご参加をお待ちしております。