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「海を渡ったオキュパイド・ジャパン」
活動レポート
[アカデミーヒルズスタッフの活動レポート]
「海を渡ったオキュパイド・ジャパン」
~アカデミーヒルズ エントランスショーケース展示~
【2013年5月23日(木)~7月21日(日)】
文・写真 さいとう☆た
みなさんは「オキュパイド・ジャパン」をご存知ですか?
第二次大戦後の1945年から1952年サンフランシスコ講和条約調印までの7年間、日本からの輸出品には「(メイド・イン)オキュパイド・ジャパン」の刻印をつけるようGHQにより義務付けられていました。
現在これらの品々は「オキュパイド・ジャパンもの」や「O.J.」と呼ばれ、主要輸出先のアメリカ、カナダでコレクターにより収集され取引されています。
第二次大戦後の1945年から1952年サンフランシスコ講和条約調印までの7年間、日本からの輸出品には「(メイド・イン)オキュパイド・ジャパン」の刻印をつけるようGHQにより義務付けられていました。
現在これらの品々は「オキュパイド・ジャパンもの」や「O.J.」と呼ばれ、主要輸出先のアメリカ、カナダでコレクターにより収集され取引されています。
収集対象は玩具や陶磁器が一般的ですが、スカーフ、テーブルクロスなどの家庭用品や、カメラ、双眼鏡、セルロイド製品、ガラス製品など、多岐にわたって収集されています。
実際に展示されている品々を見てみると、実に精巧に作られており、当時の製造技術の高さを伺うことができます。そして時の経過による風合いも手伝い、ずっと見続けていたいような心地にもなってしまいます。
実際に展示されている品々を見てみると、実に精巧に作られており、当時の製造技術の高さを伺うことができます。そして時の経過による風合いも手伝い、ずっと見続けていたいような心地にもなってしまいます。
今回の「オキュパイド・ジャパン田中コレクション」は、カルフォルニア在住のコレクター・田中荘子さんによって収集された約10,000点の中から代表的なもの100点余りを展示しています。戦後直ぐに製造されたとは思えない繊細さに驚かされます。
ドレスを着た男女の柔らかな微笑みは愛らしく、また犬の表情もユーモラスに作られていて、明るい未来に向けて復興しようとする、当時の日本の思いが伝わってくるようです。
ドレスを着た男女の柔らかな微笑みは愛らしく、また犬の表情もユーモラスに作られていて、明るい未来に向けて復興しようとする、当時の日本の思いが伝わってくるようです。
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