記事・レポート
活動レポート
6月開催のライブラリートークレポート
~ライブラリーメンバー限定:旬な話題や情報をお届けするライブラリートーク~
ライブラリートーク
六本木ライブラリーメンバー、平河町ライブラリーメンバーを対象に開催している「ライブラリートーク」。
2011年6月は、世界から見た日本、そしてビジネスパーソン必見のライブラリートーク4本を開催。多種多彩なゲストをお招きした6月のライブラリートークの様子をダイジェストでご紹介します。
“世界から日本を見る”ライブラリートーク
2006年から毎年3回開催している『カーティス教授の政治シリーズ』。第2回のテーマは、世界から見た日本。カーティス教授は東日本大震災後、被災地を回りインタビューをされています。被災地で指揮を執られている素晴らしいリーダー達との交流から、現場ではビジョンがあるのにも関わらず、それぞれのニーズに政府が気が付いていないと指摘。日本の問題点を、権限と金というキーワードで話されました。
そして、私達一人ひとりが、政治に対して“あきらめる”という意識を改革していく必要があると強いメッセージをいただきました。
もう一つの“世界から日本を見る”ライブラリートークは、京友禅の染色家の家系に生まれ、現代キモノ作家・デザイナーの第一人者である斉藤上太郎さんをお迎えし開催した『伝統に新しい風を吹き込む~ネクストジャポニズムという可能性~』。日本の伝統として受け継がれている着物が人々から離れてしまったのは、今のカッコイイ、カワイイ、高級感にチューニングを合わせていないからだと斉藤さんは言います。
今を表現している斉藤さんの着物やファブリック、そして上映されたファッションショーの様子からは、世界が注目する日本らしさを感じることが出来ました。「世界は次の日本、ネクスト・ジャポニズムを知りたいと思っている」その言葉が大変印象的でした。
そして、私達一人ひとりが、政治に対して“あきらめる”という意識を改革していく必要があると強いメッセージをいただきました。
もう一つの“世界から日本を見る”ライブラリートークは、京友禅の染色家の家系に生まれ、現代キモノ作家・デザイナーの第一人者である斉藤上太郎さんをお迎えし開催した『伝統に新しい風を吹き込む~ネクストジャポニズムという可能性~』。日本の伝統として受け継がれている着物が人々から離れてしまったのは、今のカッコイイ、カワイイ、高級感にチューニングを合わせていないからだと斉藤さんは言います。
今を表現している斉藤さんの着物やファブリック、そして上映されたファッションショーの様子からは、世界が注目する日本らしさを感じることが出来ました。「世界は次の日本、ネクスト・ジャポニズムを知りたいと思っている」その言葉が大変印象的でした。
“ビジネスパーソン必見”のライブラリートーク
六本木ライブラリーでも大切にしている“人と人とのつながり”。『企業内診断士としての働き方~アサヒビールにおける中小企業診断士の活動~』というテーマで大西隆宏さん、松浦端さんのお二人にお話いただいたライブラリートークでは、アサヒビールに勤務する中小企業診断士のお二人の、資格取得までの道のりや、取得後広がった活動の場や、人とのつながりについてお話いただきました。
中小企業診断士を目指し勉強されている方、中小企業診断士の方なども参加され、ライブラリートークが新たなつながりの場となりました。
そして、『グローバルキャリアシリーズ ビジネスに使えるアリストテレスの言葉』では、古代ギリシャ哲学者のアリストテレスの思想を現代の企業経営に生かす、というお話をいただきました。スピーカーは、経営コンサルタントやベンチャーキャピタリストとして多くの企業を見てきた古我知史さん、日高幹生さん。企業経営のプロの視点から、『アリストテレスの言葉経営の天啓』を出版され、「企業の目的とはそもそも『善』であるべきなのだ」、という力強いメッセージを発信していらっしゃいます。
東日本大震災後、組織力やリーダーシップを嘆く声が多い中で、企業の中でも真に正しくあるものがやはり残っていくのだ、個人が働くことの喜びややり甲斐も、その上にあるのだという言葉に勇気づけられたライブラリートークでした。
六本木ライブラリーでは、毎月様々なテーマでライブラリートークを開催しております。
ライブラリーでのイベントはイベントカレンダー よりご確認ください。
中小企業診断士を目指し勉強されている方、中小企業診断士の方なども参加され、ライブラリートークが新たなつながりの場となりました。
そして、『グローバルキャリアシリーズ ビジネスに使えるアリストテレスの言葉』では、古代ギリシャ哲学者のアリストテレスの思想を現代の企業経営に生かす、というお話をいただきました。スピーカーは、経営コンサルタントやベンチャーキャピタリストとして多くの企業を見てきた古我知史さん、日高幹生さん。企業経営のプロの視点から、『アリストテレスの言葉経営の天啓』を出版され、「企業の目的とはそもそも『善』であるべきなのだ」、という力強いメッセージを発信していらっしゃいます。
東日本大震災後、組織力やリーダーシップを嘆く声が多い中で、企業の中でも真に正しくあるものがやはり残っていくのだ、個人が働くことの喜びややり甲斐も、その上にあるのだという言葉に勇気づけられたライブラリートークでした。
六本木ライブラリーでは、毎月様々なテーマでライブラリートークを開催しております。
ライブラリーでのイベントはイベントカレンダー よりご確認ください。
関連書籍
政治と秋刀魚—日本と暮らして四五年
カーティス,ジェラルド日経BP社
職業、企業内診断士—アサヒビールグループ診断士の会の挑戦
アサヒビールグループ診断士の会【編著】同友館
アリストテレスの言葉
古我知史, 日高幹生東洋経済新報社
六本木ライブラリー メンバー募集中!
今回レポートした「ライブラリートーク」をはじめとしたイベント、ネットワーキングの場としても活用されています。
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