記事・レポート
私が痩せて、そのことが餓えに苦しむ子どもたちの助けになる!?
TABLE FOR TWO代表・小暮真久氏の活動に、 グローバル・アジェンダ・ゼミナールがアイディアを提供しました
開催日:2010年3月4日(木)
ゲスト:小暮真久(TABLE FOR TWO代表)
ファシリテーター:石倉 洋子(一橋大学大学院国際企業戦略研究科 教授)
文/小林麻実 写真/ふかまち
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小暮真久氏(TABLE FOR TWO代表)
地球上に暮らす67億人の人々のうち、途上国を中心に10万人が餓えています。
一方、先進国といわれる国々では、多くの人が食べ過ぎやメタボリック・シンドロームの危険を気にかけており、その数もちょうど10万人くらい・・・。
そう聞いて、あなたは何を考えますか?
一方、先進国といわれる国々では、多くの人が食べ過ぎやメタボリック・シンドロームの危険を気にかけており、その数もちょうど10万人くらい・・・。
そう聞いて、あなたは何を考えますか?
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グローバル・アジェンダ・ゼミナール ゼミ生とのセッションの様子
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六本木ライブラリーに配架中の小暮真久氏著書『“想い”と“頭脳”で稼ぐ 社会起業・実戦ガイド 「20円」で世界をつなぐ仕事』にサインをいただきました。
TABLE FOR TWOは、この事実に気付いた3人の日本の若者が、一般に”ダボス会議”として知られる年次総会を開催する世界経済フォーラムの”ヤング・グローバル・リーダーズ会議”で、アイディアを語り合ったことから生まれました。
日本のような先進国ではよりヘルシーな、健康的な食事が求められている。
それならそれを日本を先進国としている大きなパワーである企業の、社員食堂で提供しよう。
そしてそのことにより、普通の食事より20円高い価格を設定し、その20円分を寄附としてTABLE FOR TWOに預けて頂く。
その寄附はどこに行く? もちろん海外の餓えに苦しむ人たちのところだ ! というのが、基本的なコンセプト。
ひとつの行為が、先進国の食べ過ぎと、途上国の飢餓の問題を同時に解決できるというこの考えにひかれた、TABLE FOR TWO代表・小暮真久さんのお話に、全身で聞き入っているのは、「石倉洋子のグローバル・アジェンダ・ゼミナール」の参加者たち約50名。
「この20円というのは、途上国の子どもたちの一回の給食分に相当します。」と、健康的でお腹もいっぱいになる給食を見た子どもたちの笑顔の写真とともに、帰ってきたばかりのアフリカの様子を話す小暮さん。
このようなTABLE FOR TWOが「より強固なブランドとして世界的に確立されていくためには何をしたらいいと考えるか ?」という事前課題を石倉洋子・一橋大学大学院教授から与えられた参加者たちは、プレゼンテーション時間が足りないほど、自分の戦略をロジカルに発表していきます。
日本から世界に発信する社会貢献に何かお手伝いできれば、と願うグローバル・アジェンダ・ゼミナール参加者の熱意は、ゼミナール終了後も小暮さんを取り巻き続ける列の長さに表れていました。
日本のような先進国ではよりヘルシーな、健康的な食事が求められている。
それならそれを日本を先進国としている大きなパワーである企業の、社員食堂で提供しよう。
そしてそのことにより、普通の食事より20円高い価格を設定し、その20円分を寄附としてTABLE FOR TWOに預けて頂く。
その寄附はどこに行く? もちろん海外の餓えに苦しむ人たちのところだ ! というのが、基本的なコンセプト。
ひとつの行為が、先進国の食べ過ぎと、途上国の飢餓の問題を同時に解決できるというこの考えにひかれた、TABLE FOR TWO代表・小暮真久さんのお話に、全身で聞き入っているのは、「石倉洋子のグローバル・アジェンダ・ゼミナール」の参加者たち約50名。
「この20円というのは、途上国の子どもたちの一回の給食分に相当します。」と、健康的でお腹もいっぱいになる給食を見た子どもたちの笑顔の写真とともに、帰ってきたばかりのアフリカの様子を話す小暮さん。
このようなTABLE FOR TWOが「より強固なブランドとして世界的に確立されていくためには何をしたらいいと考えるか ?」という事前課題を石倉洋子・一橋大学大学院教授から与えられた参加者たちは、プレゼンテーション時間が足りないほど、自分の戦略をロジカルに発表していきます。
日本から世界に発信する社会貢献に何かお手伝いできれば、と願うグローバル・アジェンダ・ゼミナール参加者の熱意は、ゼミナール終了後も小暮さんを取り巻き続ける列の長さに表れていました。
関連書籍
「20円」で世界をつなぐ仕事
小暮真久日本能率協会マネジメントセンター
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