なぜ僕はここで働くのか山田寛久　ダイヤモンド社東京大学を中退してハーバード大学へ入り、Googleの内定を蹴ってスタートアップに就職する……一人の青年が人生の岐路においてどのように悩み、選択し、そして努力したのか。本書は様々な世界に飛び込み、経験した生の体験談だけでなく、海外におけるキャリアアップやこれからのビジネスチャンスまで、幅広い視点を備えています。変わりたい、挑戦したい、と思う人に、有用な多くの指針と前に踏み出す勇気を与えてくれる一冊です。

Be Yourself
自分らしく輝いて人生を変える教科書川原卓巳　ダイヤモンド社「自分らしくある」ことは必ずしもポジティブな面だけではありません。ネガティブな自分も受け入れること。そういう自分を認めてくれる人を大切にすること。自分らしさを大切にするシンプルなルールを守るだけで、人生は一変する——「こんまり」を世界に広めた仕掛け人が語る本書には、誰にでもできる日常のマインドセット、自分の愛し方のヒントが詰まっています。

自分なりの解決法が見つかる前向きに悩む力 午堂登紀雄　日本実業出版社 この世界には二種類の悩みがあります。それは「ムダな悩み」と「前向きな悩み」。悩みが全くない人はいなくとも、悩みに苦しむ人と力に変えられる人がいるのです。悩むべきことがらを見極め、忘れるべき対象は執着を捨てる。本書が提案する悩みとの向き合い方は、精神論ではなく、筆者の実体験に基づいた、常に具体的な行動や考え方です。先行きの見えない社会に不安を覚えるすべての方に、おすすめの一冊。

適職の結論　あなたが気づいていない「本当の強み」がわかる宇都宮隆二　SBクリエイティブ 自分に向いている職業は何か。その答えはたった一つ「自分で決めましょう」。キャリア系YouTuberの筆者が語る「キャリア論」の肝要は、自分の強みに気付き、それを活かすこと。仕事の適正と性格は無関係！「市場価値」なんて存在しない！転職エージェントは味方ではない！本書は転職ノウハウとは一線を画した視点から、これからの日本で自分らしいキャリアを築くための秘訣をもれなく教えてくれます。

病と障害と、傍らにあった本。齋藤陽道、頭木弘樹　里山社 人は思いがけず病や事故に遭うもの。年齢や立場によってその悩みは異なり、病名や障害の名前ではひとくくりにできない、それぞれのつらさがあります。そんな孤独に陥りがちな時に外の世界と自分を繋ぐ窓になるのは一冊の本かもしれません。自らと向き合わざるを得ない苦しみの時期に、傍らにあった本について書かれた12のエッセイ。これは生きること、そして読むことを通して見えてくる一人ひとりの「自分」の記録です。

いくつになっても、
「ずっとやりたかったこと」をやりなさい。ジュリア・キャメロン 、 エマ・ライブリー　サンマーク出版やりたいことをやる、言葉で言う事はできても、実際はやりたいことを見つけることすら難しいもの。しかし、自分の人生を細かく振り返り、日々の行動につなげる、そこから自分自身のやりたいことが見えてきます。本書は熟年期を迎えた読者をターゲットに書かれていますが、自分を見つめ直す機会はいつだって訪れます。人生の小休止を迎えた時、より創造的な人生を始めるための実践的プログラムがここに。

33歳の決断で有名企業500社を育てた渋沢栄一の
折れない心をつくる33の教え渋澤健　東洋経済新報社 33歳という若さで官僚の道を断ち、民間企業で多くの成果を残して「日本の資本主義の父」と呼ばれるまでになった渋沢栄一。20代に何をして、30代に何を決断するべきか。渋沢栄一が残した言葉から、今の若者に向けた33のヒントをピックアップ。今や30代は経営のトップに立ち、社会貢献を果たすことも珍しくない時代。これから日本を牽引していく未来のリーダーに向けた一冊です。